いちじく 3年目以降の剪定
いちじく
【四国】
2016/04/27(水) 13:59:06
3年目以降、新梢の2芽残しを続けていくと、古梢が毎年伸びていってしまい、樹形がどんどん大きくなってしまいます。どうすれば良いのでしょうか。
枝義理
2016/04/27(水) 19:51:19
剪定切戻しには、大きく別けて、目的別に3つ有ります。
その1(バッサリスッキリ剪定)
環境改善や景観スッキリ剪定・・・・採光や通風を良くするために、込み入って鬱蒼としているものを取り除いたり、見栄えをスッキリバッサリと枝落とししたり刈り込む。
バラの冬場における大幅剪定や生垣の刈り込みや庭木の年末剪定に多い。
その2(将来の姿を見据えての、選択修正誘導剪定)
植物の成長をより良く促す為にする剪定。
果樹なら幼苗誘引剪定、盆栽の改作、庭木の枝選び剪定、ダリアの誘引剪定、夏花の切戻し剪定など
その3(良品質獲得の為のチマチマこつこつ剪定)
花実をより豪華に咲かせたり、市場性ある果実を収穫する為の剪定
無駄枝の取り除き、摘花蕾摘果などを含む。
アジサイの剪定位置決めなど
スレ主さんの現在の剪定の仕方は、果実をターゲットとする剪定の仕方です。
ご質問は、景観使い勝手をターゲットとするものですから、内容や目的手段も違ってきます。
別けて考えないと、次へ進めません。
そこで、スレ主さんにとってのイチジクが占有する空間の許容範囲を先ず決めてから、逆算して
本年又は数年間に伸びる長さ大きさを差し引いた残りが、現在の有るべきイチジクの大きさに決めればよい。
小さくしたい、収穫は沢山したいは、ムリなことです。
池より大きい鯉は、飼えません。
どちらか一つを優先して、他方を犠牲にする事になる。
幸いにして、イチジク果樹の事ですから、今の時期は、多少大きくなっても、今年の果実収穫を優先させて、剪定せずに大きいのは我慢して、次の冬に、好きな長さに短く小さく切り戻せばよい。
実が付いていない枝をのみ短くするとか、切り落とせばよい。
そうすれば、来春に新芽が生えて花実がなります。
新芽は、枝の先端頂芽と葉が落葉した跡から生える側芽があります。
その側芽に実がなり易いので、その側芽を育てる為に、イチジクは横一文字に枝を誘引させるように仕立てるのが一般的になってきました。
夏収穫果系とか秋収穫果系とか、難しく難しく説明したり考えたりするから、ややこしく複雑になってきます。
何事も単純シンプルに!!
暖かい春になって、種を蒔けば新芽も生えてくるし、そのうちに葉も茂れば、花も咲き実もなる、冬になれば枯れる。
学問と実務は、方向性が全く違います。しかも今習っている学問は、もう既に時代遅れです。古すぎます。
10年前の衣服をまとって、30年前の話をしていては、間に合いません。
ただの世間話暇潰しでしかありません。
日常生活で、ベクトル関数微分積分など使いますか、数学なんて、等価交換とつり銭さえ間違わなければそれだけで良い。
ある天文学者かぶれに、聞いた事が有る。
現在一番明るい星は何でしょうか、
ある星雲の何々星と返答された、2番目の星は・・・・
その明かりは、あの街灯の何倍の明るさでしょうか・・・・
最後に、私は、学問的にはそうかもしれませんが、星の明かりで細かい字は読めませんね。色もはっきりわかりませんね。
遠くのシリウスより身近な太陽の方が一番明るいと割り切ったほうが、実務的には、万能な尺度です。
従って、
大きくなって、鬱陶しく感じれば、好きな位置で切り落とせばよい。
政権交代も女帝宰相も、別段珍しい事でもなくなってきました。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1913/itigiku/itigikusentei.htm
http://www.sc-engei.co.jp/plant/fruits/cultivate/221.html
いちじく
【四国】
2016/04/27(水) 21:16:33
枝義理さん ありがとうございます。
>従って、大きくなって、鬱陶しく感じれば、好きな位置で切り落とせ>ばよい。
2芽づつ残して、毎年伸ばしてきた古梢を切り詰めても、そこから新芽が出ますか? 古梢から新芽を確認したことがないので。
枝義理
2016/05/04(水) 22:50:44
何事にも100%完全というものは、この世に存在しません。
一抹の不安が残るのなら、100%に近づくように、鍛錬する事に尽きます。
少なくとも、空自信だけでも持つようにしましょう。
私は、絶対に成功するという空自信、理念信念は持つような精神統一?心積もりが出来てから、実施するように心がけています。
心の準備が出来ていなければ、毎日毎日が不安で仕方がないでしょうに!!
もっとも、万が一の失敗に陥っても、後悔しないように、スペアは常に確保していますが。
通常、針葉樹でない広葉樹(落葉常緑とも)は、切っても新芽は生えてきます。
株元から伐採しても、新芽は生えてきます。
あいにく株元伐採後のヒコバエ萌芽の明確な画像が見つけられませんでした。
不安が残るようなら、適期伐採時期を勘案したり、切り口を防腐乾燥養生すればより確実性が高まります。
枝剪定で、萌芽が思わしく無いと感じたのなら、枝を下に引き下げたり、もう一度切り戻したりするなど。
副枝(主幹の幹から生えた第一次の枝)が多数有るのなら、その一本で、試し切りするとか
古木、病害株の改作更新
http://www.zennoh-fukuren.jp/kaju/?p=57
抜粋
主枝の更新で切り口が大きいものは特に癒合剤を厚く広範囲に塗る必要があります。病症が酷く、主枝の更新が必要な場合は、健全な部分まで切り戻しして、ヒコバエ(根株から出てきた芽)を利用するとよいでしょう。
その2
http://flcps.exblog.jp/20996741/
http://members.jcom.home.ne.jp/mei.pope/itiziku%202.html
質問とはかけ離れますが、世間話の一つにでもなれば幸いかも。
個人的な独断と偏見による判断として、イチジクの欠陥短所は
買ったときの苗木による。挿し木した穂木の選び方により、
その後の実(花)の良し悪しが決定される果樹と思っています。
最初よければ全て順調となり、後の手間隙気苦労が軽減される果樹。
自分で挿し穂を採取するのなら、まだ納得できますが、買った苗の将来性は、見極めが出来ませんね。(育つか枯れるかの生死の問題ではなく、ほっておいても、自分好みのものが楽して収穫できるかどうかの問題として)
いつまでたっても、木が大きくなるだけで、なにをしても、殆ど実らない苗木って有るのですよね。
反面小さな木でも、大きな実が沢山収穫できる苗木も見受けられます。
品種や栽培環境、手間隙努力の軽重を無視し、同じ親から採取した枝の挿し木苗であっても、ばらつきが引き起こる場合が見受けられる。
いちじく
【四国】
2016/05/04(水) 23:08:20
[[解決]]
今年の剪定は好きな位置で切り落としてみます。
ありがとうございました。
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