チューリップ蕾の異変について

[園芸相談センター]の過去ログです

ぴろろ 2016/03/30(水) 12:34:06
チューリップの蕾が、外側がぼろぼろ、
(まいたようにくちゅくちゅ)になり、
中の芯が出てしまっています。
また、蕾ごとなくなってしまったものも…
葉は、他の元気なチューリップと
特に変わりないように見えます。
これは何かの病気、または害虫でしょうか?
ご存知の方おられましたら、
是非対策を教えて下さい。
よろしくおねがいいたします。

赤白黄色 2016/03/30(水) 16:56:42
多分根ダニの悪さによる後遺症かもしれません。

滅多に無い事でもあり、傷んだものは直ちに廃棄処分するのが、大前提ですから、一般的なチューリップの育て方の解説には、載らないと思います。

一般的な育て方と簡単な解説が主流ですから、このような事を投稿すると、其処までする必要はないと批判や反論も有りますが、あえて回答しますと

念のために、万に一つの不安や不都合を想定して、
チューリップの球根を植えつけるときに、一手間掛けて、球根を殺虫殺菌剤にしばらく漬け込んだ方が望ましいものです。
若しくは、寒くなってから、人より遅く植えつけた方が良いようにも思われます。
チュウリップの球根の消毒は、掘りあげたときに、アオカビ防止のためにが主流です。
植え付け前消毒は、モザイク病防止目的が主流です。
いずれも、一寸した配慮さえすれば、滅多にないことですから、殆どの人は、殺菌消毒などさらさら意識せずに、そのまま植え付けても病害虫の心配をする必要がないと思っています。
しかし、解説本では、モザイク病など2,3の症状だけ列記されています。

現実的には、病虫害が生じても、諦めればよいことで、たいしたことは
有りませんが、折角綺麗に並べて植えても、一本傷めば、其処が空白になり、今更穴埋めすることも出来ずに、違和感が残ります。
これがチューリップ公園など他人のお花なら、全体とした遠目広角となり気にもなりませんが、自分の花壇となれば、手で届く至近距離で見ますから、無視できないもので、一本の傷のために全部を否定することになりがちです。
ニキビシミ皺や白髪アザ一つでもあれば、気になるようなもの。
まして、鉢植詰め込み植え付けや寄せ植えなら尚更のことです。
ということで、次回から思わぬトラブル防止のために、
球根は、事前消毒をした方が望ましいものです。

自動車保険のようなものかも。
事故が無ければ、掛ける必要性がなく、無駄な高額な出費でしかない。事故があれば、それ以後は、永久的に保険料は、格段に跳ね上がる。
必要悪とでも言いましょうかね。

滅多に遭遇しない事故ですから、
今回は、運が無かったと諦めて、また次回のお楽しみということで。

ぴろろ 2016/03/31(木) 09:21:51
ありがとうございます!
ネダニ…納得です…
というのも、球根を購入したときに、
袋のなかにいくつかネダニに食べられていたものがあり、
もちろんその球根は廃棄したのですが、
同じ袋のなかで大丈夫そうにみえたものは
そのまま植えてしまったのです…
きっとそれらのなかにもいたのでしょうね。。
こういった後遺症がでるのですね。
本当にありがとうございました。
今年の秋は消毒してから植え付けるようにします。
また、その際はどういった薬剤がよいのでしょうか?

ぴろろ 2016/03/31(木) 09:23:07
何度もすみません、また、いま被害にあった株は
抜いてしまった方がよいのでしょうか??

赤白黄色 2016/03/31(木) 11:14:34
殺菌農薬のオーソサイド水和剤なら、チューリップの絵が箱に描いてあるのとお手ごろ価格、分封なので、無難かも。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00160.html

安価万能でもあり他の農薬との混合利用も幅広い殺虫農薬マラソン乳剤
と混合利用。又は、其々一品目のみの単独利用
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00032.html

球根を漬け込んで利用するのですから、殺菌剤オーソサイドだけでも十分殺虫効果は、あるものと思っています。

>抜いてしまった方がよいのでしょうか??
一般的には、引き抜いて廃棄処分し、
殺虫剤又は殺菌剤を如雨露で撒いて、土消毒をするに越したことはありませんが、鉢植えでの混雑密植えの場合には、慣れないと他の健康な植物にも被害が出る場合もあります。

土が乾燥したときに、根ダニは活発に活動し土が汚染される繁殖する傾向が有るようです。

駆除する方法と、今後の参考用に、そのまま様子を見て行き着くところまで確認する。
簡単に言えば、根ダニも地球に住む尊い命のうちとして、根ダニの悪さがチュウリップにおよぼす影響を観察する方法があります。

いわゆる慣用句の
「尊いお命を」いただきます。ご馳走様でした。
ですね。

私は、出来る限り、例え雑草一本でも粗末にしない、後者好みです。

赤白黄色 2016/03/31(木) 11:33:12
それと農薬は、危険物ですから、取り扱い説明書はよく理解しておいた方が良いですよ。

農薬そのものも危険なものですが、それ以上に、利用使用者と世間体とのかけ離れが激しいので、トラブルのリスク回避策として、利用するたびに一通り読み直した方が良いかも。

風評トラブルと理由なき農薬嫌い嫌悪感やいい年をした虫嫌いのブリッコからの防衛対策として

あるときには、夫婦喧嘩や家庭内騒乱のはけ口であったり、綺麗なお花にヤキモチ八つ当たりしたり、仁義なきクレーマーの突然なる蓬莱・・・・
こちらの方が、病害虫より駆除が厄介です。

なにぶん付ける薬がありませんから。

ぴろろ 2016/03/31(木) 13:38:50
[[解決]]
大変詳しく教えてくださって
本当にありがとうございます。
農薬の取り扱いにも十分に注意するようにし、
ネダニの観察をしている気持ちで向き合います。
迅速で丁寧な御返事を心から感謝します。


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