クリスマスローズ

[園芸相談センター]の過去ログです

なのはな 【関東】 2016/03/15(火) 15:37:16
一昨年にニゲルの開花株を購入してすぐに花壇に植えて、昨年は一輪だけ咲いたと記憶しているのですが、今年はまったく花が咲きません。
昨年の11月か12月の頃に新葉が出てきていたので古葉を切り落としたのですが、それ以外はほったらかしにしていました。
何が原因でしょうか。
すぐ隣に小菊が植えてあり今年は沢山冬至芽が出てきています。
この影響もあるのでしょうか。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2016/03/16(水) 13:39:55
地面植えの様で植えていた場所の環境や土質、一昨年や去年の年間管理などが解らないので的確な回答にはなっていないかもしれませんが、考えられる事を書いておきますね。

開花株の時は何輪も花が咲いていたのに去年はたった一つの花。今年は咲かなかったと言う事ですよね?クリスマスローズを栽培したのは初めてですか?

近くに他の植物が生えているのはやはりあまり好ましくはありません。ましてや菊だと品種によっては結構勢いが良く近くに生える植物に影響を及ぼす事があるので、菊の傍に植えてしまったのも原因の一つです。でも何よりもいけなかったのは菊が元気に育つと言う環境。おそらくクリスマスローズには向かない環境に植えてしまったのが大きな原因と感じます。

原種のニゲル(ノイガー)は早咲き種なので開花時期は一般に多く売られる園芸種のガーデンハイブリットよりもかなり早めに咲きます。新葉の展開があった去年の12月頃がそちらの地域での本来の開花時期だったのではないでしょうか。
ニゲル種は外国の自生地ではクリスマス時期に咲き、イエスキリスト生誕時のエピソードの一つに出てくる花であり「本物のクリスマスローズ」はニゲル種だけ。他の種類は遅咲きで復活祭頃に咲くので外国ではクリスマスローズと区別してレンテンローズと呼んだり単に植物名(学名)のヘレボルスの方で呼びますが、日本だけは流通名には消費者の興味を引きそうな名を使う傾向が強いので、原種・園芸種合わせたヘレボルス全部を総してクリスマスローズと呼びます。

おそらく他の植物近くに植えてしまった、適切な年間管理がされていなかったので株がうまく育たず株が徐々に弱っていき花芽自体が出来なかったのかと思います。

元々ヘレボスルの多くは元々冬が寒い国の春の植物で、特にニゲルは雪解け時に咲く早春の花。日本で例えればフクジュソウあたりに性質が似ています。
植えっぱなしでも丈夫に育ってくれ花も沢山咲いてくれるのはおそらく北海道・東北地域だけと思います。日本の気候では梅雨時や夏の暑さに弱いので、なるべく避けて丈夫に育て毎年花を楽しみたいのであれば植えっぱなしならクリスマスローズの苦手な日当たりや土質の場所に植えている可能性があると感じます。

菊が植えられている所だとおそらく日当たりの良い場所だと思われますが、クリスマスローズの性質は開花時期だけは日当たりを好むものの(原種の自生個体は落葉性広葉樹の林床を好む為)、その他の時期は出来れば半日陰に成る様な環境を好みます(自生地だと夏は広葉樹の葉で日が翳るから)。なので日本での栽培では開花期以外は落葉性広葉樹の根本や午前中しか日が当たらない建物の東側側など半日陰の場所に移動した方が弱りにくい様です。

ようするに、クリスマスローズは関東以西の平地だと世話のかかる植物らしいです。園芸種だと改良されて花色も模様も豊富ですが、性質そのものを日本の気候に合う様には改良されていないので、他の植物の園芸種と比べると気難しい類ですね。性質は日本の高山性山野草に似ていると思います。北海道や東北の県によっては高山性山野草が平地の里にありふれた植物として自生していますので(ちなみに我が家敷地には野生のエゾエンゴサクなどが生えています)、そういう面からもクリスマスローズが育ち易いのではと思います。

クリスマスローズの特に原種では適していない植栽状況でほったらかしだと、花が咲かないばかりか年々弱くなってきていずれ気が付いたら枯れて無くなってしまうと思います・・・。現に我が家は基本的にヘラボルスはガーデンハイブリットならほったらかしで年々大株に成り沢山の花が咲きますが、同時に同じ場所に植えていたニゲルの方だけは園芸種よりも性質が弱めなのか、年々株が小さくなっていきとうとう枯れてしまいました・・・。

対処法としては、まずは本州(関東基準)向きの栽培法を覚える事です。クリスマスローズの栽培法について書かれている本を一冊購入し、その本に書かれている様に環境を整え年間管理を行っていって下さい。ほぼガーデンハイブリット対象ですが、少し時期早めから行えばニゲルにも通用すると思います(大丈夫とは言い切れませんが・・・。)
ネットからでも栽培方法は調べられますが愛好家のホームページやブログだと情報が細切れな所も多く、栽培地域もまちまちでしかも書かれていない所も多いので情報に違いがあったりと見れば見るだけ混乱しやすいので(間違った情報の子引き・孫引きも多い・・・)、関東基準で書かれているプロが著者の専門の本一冊を参考にすると良いです。大きい図書館なら必ずあり、園芸雑誌でも必ず春に特集を組むのでそれを読んで参考にするのも良いですが、できれば最新刊の栽培本を一冊手元に置いてよく読み込み同じように行うのが良いです。

建物の東側へ植え替えたり落葉樹の根元に植え替えたりなどがむずかしい場合は今時期すぐに根を傷つけないように掘り上げてこれからは鉢植え栽培し、時期により好む環境へ鉢を移動させて管理した方が良いです。梅雨時は半日陰でも風通しの良い雨に当たりすぎない場所、夏は出来るだけ涼しく過ごせる半日陰になる場所(なければ遮光シートを使用)に移動させ、雪の降りだす時期に冬場一番日当たりが良い場所に置くのが良いです。

ご購入時はそれほど手間のかからない植物と思い込みになられていたのでしょうが、クリスマスローズの場合は関東の方では園芸種のガーデンハイブリットでさえ買ってきて植えっぱなしのままでは良い花は咲きません。ましてや原種で開花時期も違うニゲルだと原種の方の栽培が初めての方には難しいと思います。本当はまずガーデンハイブリットの方を先に購入し何年か栽培してみて、植物の性質が把握でき栽培に慣れてきて自信が付いてからニゲルの方を栽培してみるのが良かったのですが・・・。

ラブリー 2016/03/16(水) 15:07:11
株が環境に上手に順応できれば開花しますよ。
どの植物のとなり、とよいうよりも、真夏の日照時間や蒸れなどの環境がまったくあっていなければ、いつのまにかどこかに消えてしまう植物です^^^;

新葉が冬に出てきたというのであれば、そこそこ見込みはありますので、あとは周囲の環境(特に日照)に気をつけて、要所要所で肥料も上げつつ、あとは比較的放任気味がいいです。
地植えかつ真夏に半日陰であれば、全く放置でもいいかも。
肥料が多過ぎるよりも、あげないほうがマシな気がしますし。
たまーに液肥で十分に開花します。

ちなみに私は関西在住。
北東側地植えのクリスマスロースは肥料も水やりも冬の葉切りもなしの完全放置ですがわさわさと咲いております。

鉢植えと南西地植えの子たちの夏を越せる確率はそれほど高くありません。

なのはな 【関東】 2016/03/16(水) 16:28:32
ありがとうございます。クリスマスローズは初めてです。地植えの場合かなりほったらかしでも大丈夫かと思っていたのですが。
花壇は建物の東側に有り、庭木の側に植えたので半日陰になっています。
買った当初も小さい鉢に一輪だけで昨年も一輪だったと思います。
花後の花茎もいつ切って良いか分からず、義母が種が取れるからとかなり長くそのままにして置いたのも今年花が咲かない原因でしょうか。
小菊は後から義母が植えたもので、それぞれ自分の花だけ管理しています。
花壇なのですが表面が乾く度に水やりしていてクリスマスローズにも掛かっている状態です。今シーズンは冬至芽がクリスマスローズの所にも出て来ているので、小菊と関係しているのかなと思い相談させていただきました。

ラブリー 2016/03/16(水) 17:02:11
勘違いされがちですが、確かに真夏は昼からの日差しがないに越したことはありません。
ですが、それ以外の時期はできるだけ太陽がよく当たったほうがいいです。木陰過ぎても、小菊が茂りすぎて日差しが遮られ過ぎてもダメだということです。
クリスマスローズの周囲には、少し余裕を持たせておいたほうがいのです。
我が家のクリローも花壇植えです。
周囲にはホスタとポプシーがあります。
ホスタが茂りすぎると湿気が多すぎて弱ります。
ポプシーの枝が真上にあった時は、花数が少なかったような気がします。

花数ですが、クリスマスローズには多花性のものとそうではないものがあります。
我が家に10年ほど居座って繁殖しているのは、中輪八重の花多性です。ですが中には、いつまでたっても株元が太らず花数が少ない子もいます。大輪八重の葉っぱも大きいゴージャス系の子は、その傾向が高いような気がします。
クリローのお楽しみのひとつが自然交配ですが、やはり種までつけさせると株は弱ります。
種をとるよりも、花が咲いたらすぐに切るぐらいがいいですよ。
私は増やしたい子はいつも早々に切ります。
水に挿しておくとけっこう花持ちがいいです。

水遣りは、それほど神経質にならず、あまり上げないように気をつける程度でいいです。

なのはな 2016/03/18(金) 16:08:52
ラブリーさん色々とありがとうございます。
花は切って楽しんでも良いのですね。
深植えしているせいかかなり茎が短いのですが...。
亡くなった伯母が好きな花で、何気に植えたクリスマスローズですが、お陰でもっと知りたいと思うようになりました。
これを機に本でも買って勉強してみます。
今回のクリスマスローズはどちらにしろ場所を移した方がよさそうですね。
鉢にしろ花壇の他の場所に移すにしろ、時期的には3月中なら大丈夫でしょうか。
9月まで待った方が良いでしょうか。
また、花壇には他の花も植えられていると思いますが、水やりはどのようにされていますか。
実は今まで鉢と同じように表面が乾いたら水やりをしていたのですが、冬の花壇の水やりは必要ないと知り、この冬からあげるのをやめました。
ただ他の季節の水やりはどのようにされていますか。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2016/03/19(土) 00:27:46
ラブリーさんの地植えされているものの多くは遅咲きのガーデンハイブリット(レンテンローズの方。オリエンタルハイブリットとも呼びます)系統の園芸種や、もしお持ちなら他の原種などではと感じてしまうのですが如何でしょうか・・・。今回のなのはなさんのご質問は「ニゲル種」の方なのですが、ニゲル種も一緒に栽培されていますでしょうか・・・。

ラブリーさんのご意見のどれをも私は否定する意図は全くございませんので、このなのはなさんへのご返信がもしラブリーさんのお気に触る様でしたら誠に申し訳ございません・・・。
ただ、ヘレボルス属の種類は実際はとても多くて原種も系統もそれぞれ違い、日本で一番多く出回っている園芸種(大雑把にいえば雑種)のガーデンハイブリットとは同じ性質とは言い切れませんので、追加情報として書かせていただきます・・・。

確かにガーデンハイブリットなら園芸種なので環境に適応しやすい性質の個体に出来あがっていれば本来は難しい地域でも定着は可能と思います。ただ、ヘレボルスの仲間の原種の方は種類ごとに自生地も好む環境もすこしづつ違い、それにより性質もそれぞれ違っています・・・。種類によっては近縁種(元になった種から途中で進化が別れた、交配でき易い種)にあたるものもあったりしますが、中にはチベタヌスの様に野生化している地域が一種だけかなり遠方で他の原種のどれとも近縁では無い物も。そしてガーデンハイブリットに使われている主な原種の種類とニゲル種では結構縁遠い関係です。花の形以外での見かけの共通点は少なく(葉の形が全く違う)、咲く時期も成長具合もガーデンハイブリットとは明らかなずれがあります。なので、ニゲル種は縁が遠い園芸種と同じと扱わず、別の種類として扱った方が良いと感じます・・・。

ガーデンハイブリットは人為的思惑からの交配の進んだ園芸種で改良が進んで遺伝子が複雑ですから、その交配具合によっては本来はあまり適していない地域でも環境適応が出来易い物も出て来ます。
逆に育ちにくい増えにくい個体もあってこれは花色・模様・花弁の形状を良くする方に重きをおいての交配から性質にばらつきが出ているのだと思います。
品種名が解っていればその品種の作出ナーサリーの所在地から(外国か日本か)おおまかに性質を予想できるものもありますが(外国からの輸入開花見込株だとナーサリーでの育ちが良くても日本の気候には合いにくい物も・・・)、日本で多く生産されているガーデンハイブレットの場合は国内有名ナーサリーなどでの交配履歴が管理されている物でも無いと、一見見た目が似ていても同じ品種では無い物も多く近年多く売られている品種名無しの物は、実際育ててみない事には順調に育ってくれるかどうかが解りません・・・。苗で売られている物に至っては稀に見込みの色以外の美麗な物が出てくる可能性もありますが、我が家にあるものの様に見込みの色にもならずハズレで汚い花色で咲く事も・・・。色以外の条件はかなり良いんですけどね・・・。

今回の場合のご質問は「原種であるニゲル」が対象となっているんですね・・・。ヘレボルスは園芸種と比べ原種の多くは栽培が難しめです。ニゲル種はガーデンハイブリットの元になった原種とは全く違う系統で、縁遠いせいかガーデンハイブリットと人為的に異種交配を試みても種子は出来ません。つまりニゲルは原種のみの存在でガーデンハイブリットとは何の関係もありません。
ガーデンハイブリットの系統では無い、他の種類の原種とニゲル種との異種交配品種なら存在しますが、そちらとはたまたま縁が近かったのか人工交配してみたところ出来たというもの。異種交配に多く現れる不稔の性質の為にこの交配個体には種子が出来ず一代限り。それから先の改良は出来ません。
ニゲルには異種交配由来では無い採取地違いや個体差から花色が違ったり途中から変わる品種というのはありますが、基本的には「園芸種では無い」ので育つ方の性質自体の改良はほとんど行われていません・・・。もしお住まいの地域でも育てやすく馴化させたい場合は、もし可能なら10年以上かけて実生で株更新を何世代も繰り返させ選抜していく必要が・・・。植え替え後に元気よく育ってくれるようになってくれたら何年かに一度株分けし絶やさない様可愛がってあげて下さい。

ヘレボルス属にかかわらず植物の多くは同じ科・属で見た目の似た物でも属以下の分類や自生地が違う種類なら生育時期や開花時期、性質の強弱もそれぞれ変わってきます。人が花を身近に置いて楽しむにはその条件が人の望むような方向に向いてくれるように同じ種類の自生地違いを掛けあわせたり近縁種との異種交配で別の遺伝子をとり入れた掛け合わせを繰り返し、選抜しては掛け合わせを繰り返して目的に近い園芸品種を作り上げます。そして品種によっては種子で殖えても性質が変わらない様にと10年以上かけ実生で世代を繰り返しては選抜して性質を固定化させていきます。
ガーデンハイブリットも外国での園芸化初期の品種なら固定化がすでに済んでいて実生で殖やしても親とほぼ同じものが咲く物がありますが、残念ながら日本では固定化が完了されていない物も多いのです・・・。メリクロン増殖の方が効率が良いので年数も手間もかかる実生からの性質の固定化は大抵省かれてしまっています・・・。種子から簡単に殖やせる固定化品種なら自家採取種子から親と同じ花色が確実に出てくれいっぺんに数を殖やせて何世代も繰り返せますが、今の園芸品種は見た目美麗な物でも株分け以外の特徴の維持ができない物も多いです・・・。

花茎が短いのはニゲル種の場合は個体差により茎の長さに差があるので短めのタイプだったのだと思います。我が家にあった物も茎が短かかったです。
植え替えはもう成長期に入ってしまっているでしょうが、今のまま夏を過ごさせるよりも今植え替えた方が育ちが良いと思いますし、秋よりも春植え替えの方が次の開花期までに回復する期間が長く出来ますので今時期が良いと思います。掘る時は少し離れた所から掘り出してできるだけ細根を痛めないように。菊の方の根が入り込んでいる可能性があるので取れる部分だけで良いので取って下さい。鉢植えにするのなら植え付け終わったら1週間くらいは日陰に置いて管理士養生させてから適した場所へ移してあげて下さい。

鉢へ植え替えた場合は土表面が乾いていたら軽く土をほじってみて中の土の乾き具合で判断し水を与えます。割りばしなどの細い棒やバーベキュー用の竹製の長い串を植え替えた時から土に深めに挿しておくと、そろそろ水を与えようかなと思った時に土から抜いて、割りばしや竹串の「土に挿さっていた部分の上の方」が充分濡れていれば数日後経ってからまた確かめ乾いてきているなら与えます。鉢を持ち上げて重さを確かめて目安にする方法もありますが、この方法は与えるタイミングがつかめやすいです(バーベキュー用の長い竹串はホームセンターのアウトドア用品売り場にありますが、時期外れだと置いてないかも・・・)
あとは雨がちゃんと当たる場所なら雨降り具合によって与える頻度を変えて、使う鉢の材質によっても乾き具合が結構変わってくるので(クリスマスローズはプラスチック鉢の方が向いていると思います)割りばしや竹串の目安で判断してください。

地面植えの場合は、もし水はけが良い土質なら大きい植穴を掘ってクリスマスローズに合う保水性の良い土を多めに入れて、そこに植え付けると育ちが良いです。私の経験ですが、前に住んでいた家の水はけの良い庭に苗を植え時は何年経っても花茎一本で株がほとんど育ちませんでしたが、引っ越した現在の元湿地を土壌改良した土地に植え替えたら驚くほどの育ちの良さ。土質の重要さを実感し、敷地のいろんなところに植えてあります。それらを20年近く観察して一番育ちの良いのが東側か夏は植え木の陰になるところの株です。

植えて一か月は細根が伸びて周囲の土と馴染んでくれるように、株の根元では無く植穴の境あたりに輪っか状に水をたっぷり与えておけば大丈夫と思います。根元近くに水を与えると頻度や量によっては根腐れする可能性もありますが、掘った時の根に付いてきた土と植えた所の土の境目付近に水遣りすれば、根のある株の方の土が乾き気味なら水はそちらの方に吸収され、もし株の方の土がまだ案外湿っていて水が余分なら周囲の土の方に浸みこんでくれます。一か月経てばもう梅雨に近づくので基本雨任せで大丈夫と思いますが、何日も雨が降らず明らかに土が乾いているのなら朝早くにたっぷりと与えて下さい。

冬の屋外での水遣りですが花壇の構造・植えてある土の水はけ具合・屋外の湿度・植物の種類(保水性を好む植物)によっては冬の水遣りも必要です。よく風の通る地域や場所だと乾燥も早いですしまずは花壇の構造と土の水持ちを確かめてみないと。、その状態によっては冬も水遣りはしておかないと実は慢性的に水が不足気味になっている場合もありえます・・・。もし冬でも花壇に雑草が生えやすくても水遣りしなくて良いと言う目安にはなりません。雑草は過酷な環境に強い性質と根の形状ですし、植えられている植物には菊の様に半野生化できるほど強い物もありますが、決してそういうものばかりと言う事でもありませんから・・・。日当たりは悪くなく花壇が簡単な枠組みに庭と同じ土を入れてあるだけなら植えている植物の種類ごとでの判断となります。
その点についてはまた別の質問になってしまうのでこちらのスレッドでは具体的には書けませんが、花壇の位置や向く方角や土質などの状況や植物の種類によっては冬でも水遣りは欠かせない(ただし冬は他の季節よりも頻度は減る)場合もあります・・・。

ラブリー 2016/03/19(土) 12:35:43
はっきり言って田舎なので、あちこちに放任気味に植えてあります。
10年前に購入し、株元が20センチ以上になってなおも周囲に勢力を広げている一番元気な子は、買ったのが前すぎてどこでご縁があたのかも覚えていないぐらい。
ハイブリットの新しい品種がクローン苗的にどこでも出回る前のものなので、どちらかというとニゲル系に近いとは思いますが、交雑種であることは確かです(八重ですし)。

水遣りに関してですが、我が家は畑もしていますので、地下からの根の吸収が多いのかもしれません。
地植えにしたものはどの子も放任、水遣りはよほど乾いた時期だけです。真夏で葉がぐったりし始めているとき(あじさいがバロメーターですね)や雨が2週間以上降らない時期以外はあげたことがありません。
野生でたくましく生き残れる子だけが我が家に生息しています。

真っ白なニゲルはほんとうに強くでいいですね。
言われてみれば、生き残っているのはニゲルが片親の子が多い気がします。
ゴールデンやブラックの子は、植えてはみますがなかなか増えません。
手をかけて水遣りや肥料を上げると、上げすぎだったのでしょう、枯らしてしまいます^^;

地植えにするポイントは、やはり水遣りを控えめにすることだと思いますよ。
特に株元に水は厳禁です。
となりの植物にあげる水だけで大丈夫です。

植え替えは、今の時期からが適期です。
できるだけ根を痛めないようごっぞり土を運ぶようにすると間違いがありません。
まだ花が咲いている状態だといつ植え替えようかと迷いますよね。
4月でも大丈夫なので、花が終わって種をつける前にするのがいいのかな。
気温が高い時期だと、かなりの確率で植え替えは失敗します。
わたし的には、秋より今がいいかと思います。

それから、浅植え推奨です。
いちごもそうですが、株元の花芽分化する部分が見えるぐらいにごく浅く植えても大丈夫。
今現在の土の位置よりも深く植えてはいけません。

北海鯨 2016/03/19(土) 17:35:58
質問をよませていただいて、そんなことは通常ありえないのにとおもいました。
さほど、管理にむずかしい植物ではないのに、3年前に咲いていたのなら現在は、その時以上に咲いた(咲いてる)のが普通です。
植場所も,四季をとうして問題ないようですし。
考えられる原因は、水のやりすぎで根ぐされで、3年経過した株に育っていないのではないですか。

>実は今まで鉢と同じように表面が乾いたら水やりをしていたのですが、冬の花壇の水やりは必要ないと知り、この冬からあげるのをやめました。

この文から、そのように感じるのですが。
3年分大きな株に育っているでしょうか。

なのはな 2016/03/23(水) 14:49:19
[[解決]]
みなさんありがとうございました。


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