バラ作業時期について

[園芸相談センター]の過去ログです

ココバラ 【北陸】 2016/03/09(水) 15:27:19
バラには年間を通じて多くの作業があり、その作業を丁寧にやっていくために、雑誌等を参考にしています。多くの場合関東以西基準とありますが、平均気温等具体的な事項の場合は判断できますが、具体的な事項がない場合、どれくらいずらせばよいものでしょうか。地植えと鉢植えがあります。
 いつも、積雪のために、年末の剪定と冬の元肥が3月入ってからになり、4月入って追肥をしています。

通りすがり 2016/03/10(木) 17:34:27
平均気温の差はどれくらいなんでしょうか? それに合わせれば良いのでは、

作業の期日は、厳密ではないと思います。でも、葉が展開しないうちに
肥料を与えるのはまずいと思います。

気温が逆戻りしてしまうこともしばしばあり、あまり神経質にならない
ほうがいいと思います。葉を見てれば、だいたいわかりますよ。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2016/03/10(木) 17:35:04
本などでの栽培方法だと大抵が関東基準なのが地方在住者にとっては悩みのタネですよね・・・。

バラに限らず植物の生育に大切な手入れの基準は私は桜の咲く時期を基準に考えています。
私は北海道在住で積雪が完全に無くなるのは4月下旬。本などの管理作業の時期は全く参考に成りません。
なので、地元で桜の咲く時期(五月のゴールデンウィーク頃)に関東で桜が咲いている時期に行う作業を行い、それ以降も桜の開花を基準にずらして行っていくわけです。
実際は気候などの関係でずらしただけでは最適な時期に成るわけでは無い事もありますが、だいたいそれくらいで行えます。

野菜などの様な、その時期はその地元で基準に成るものがある(例えば地元から見える山に残る積雪跡が何かの形に似ている頃とか、八重桜の咲く頃から植え替えとか、カッコウの鳴く頃に種蒔きなど)植物だと農作業や園芸が趣味のお年寄りなどに聞けばすぐ解りますが、バラなどの園芸植物の場合は把握するのが難しい場合もありますよね・・・。
ただ、北海道の場合に限れば北海道の園芸向きの冊子(「花新聞」という地元新聞社が発刊している新聞)がコンビニなどで売られていたり、北海道向きの園芸雑誌もあって毎年バラの特集もあり、年間作業の時期などもそれに詳しく載っている)ので、それは札幌市が基準なのですが本州発行の本よりは地元の時期に合わせやすく作業する事が出来、積雪への対処法など特殊な環境まで見越した詳しい管理法が解るので重宝しています。
大手の地元地域の地方新聞社で、その地域に合わせたバラの栽培本を発行している所もありますが、そういう本はありませんかね・・・。大規模な図書館や(地元図書館でもパソコンデータに入っていれば余所の図書館から取り寄せてくれます)かなり大きくいろんなジャンルを多く扱い置いている本屋にならあるかもしれません。

県庁所在地などには大抵「緑のセンター」があって、一般向け講習会や電話相談を受けてくれるところもあります。ただし園芸作業の忙しい時期には職員が皆屋外で作業しているのでなかなか電話には出られないそうです・・・。でも今時期ならまだそれほど忙しくは無いでしょうから、そういう所があれば電話で聞いてみるのも手です。講習会の方は緑のセンターの施設へ見学に行った時に計画表が置かれていたり問い合わせば教えてくれるそうです。費用は無料だったり有料(その時の実技の材料費の様です)といろいろです。

一番簡単確実なのは県内にバラの愛好会があれば参加して講習を受けるのが簡単なのですけれど・・・。でもその会に入会するかどうかは個人の気持ち次第ですし、人が多く集まれば考え方も人それぞれ・・・。
私はバラではありませんが、ある植物の愛好会に所属しています。でも東京が本部なので講習会には参加できません。会誌の購読と一年に一度の苗や種子の配布の利用と、手紙での問い合わせにお答えいただいたり、時々こちら地域の栽培状況などを投稿するくらい。
ただ、私の場合はバラほど手入れの大変な植物では無く、心強いのは特に好きな種類があるのですが、栽培環境は本州より北海道向けで近縁種が日本にも存在し我が家の敷地で野生種が自生している事です。なので我が家の敷地はその種類の品種の多くに大抵合いますし生育サイクルもほぼ同じ(品種によっては交配親が違って難しい物もありますが)。ただ、園芸種とその野生種との間で交雑してしまい花が咲いてしまうなどの弊害が時々はあります。それでもその植物の園芸品種は外国で近縁種と多く交配されて作られているので、日本の近縁種から新しい系統が作れるのではと期待し、あくまでも良い方向へ持っていこうとしているのですが、まだ花色が良い有望種は出来ていません・・・。

個人的感想ですが、園芸植物でも地元に自生する野生種があれば、そちらの好んで生える環境や一年間の生育サイクルが把握できやすく、案外園芸種の方の管理の目安になったりもしやすいと感じます。
私の場合だとバラならハマナスとカラフトイバラが地元に野生で自生しており、特にハマナスはこちらの街路樹の植え込みによく使われています。もちろんハマナスは園芸種のバラとは違いますが、園芸品種の改良に使われた原種の中の一つなので、北海道で問題なく育つバラを探す時にはハマナスの性質が強い品種を選べば丈夫に育ちますし、管理も時期的にそこを車で通れば剪定時期なんかも目で解ってしまうわけで・・・。
バラは系統など考えずにお好きな品種を選んで栽培する方も多くいらっしゃると思いますが、私の住む地域は寒さと地形の関係で育てられない系統や品種のバラが多くて(以前隣街の役場の公園課がバラ園を作る予定でしたが、試験栽培が失敗。計画が立ち消えに)まずは私の住む地域に合う系統と言うのが大前提なんです。

バラの管理の時期の関東とご地元のズレもそちらの桜開花時期が参考となると思います。バラの年間管理について詳しい時期が書かれている本を参考に、東京の桜の開花時期とご地元の桜の開花時期(おそらく同じソメイヨシノが基準樹だと思います。北海道は桜の基準樹の種類が違うので、それを考慮する分も面倒・・・。)の差を目安に、その分関東での作業時期から遅らせて考えていけば大体の目安が付くと思います。
でも本当に最適な時期はやはりご地元の講習会に参加なさってプロに教えてもらうのが一番確実で他にも最新の技術などがいろいろ覚えられますからそういう講習を行う施設があって参加できる様なら積極的に申し込むと良いと思います。

それと、もし地元近くにバラ園などがあればインターネットで検索しそこの施設のサイトがあれば時々年間管理の時期のページがあったり、サイトが無くても管理者がブログなどやっているのなら、過去記事を参考にすると言う手もありますが・・・。
あと、検索で同じ地域でバラを熱心に栽培しておられてブログを開設してまめに作業を書き込んでおられる方が探し出せれば、一度コメント欄やお問い合わせメールなどでコンタクトを取ってみると(念のためにコメント欄に書き込んだりメールを送るアドレスはフリーメールをご使用の事)親切な方ならご自分の経験から来るアドバイスを教えて下さるかも・・・。

ココバラ 2016/03/11(金) 12:33:52
通りすがりさん、ばんざいうさぎさん、早速ありがとうございました。
確かに比較できるソメイヨシノの開花は必ず耳にしますし、そのずれから地元基準を見つけ、我が家の葉の状態から判断できるように観察を十分にしていきたいと思いました。
病気や虫には観察をしているのですが、成長状態には、それほど気をつけていなかったように思いました。地域の愛好家とも情報交換できないか探してみます。


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