ノースボールの花芽が付かない

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弥生 【東海】 2016/02/29(月) 13:31:04
2苗を植え付け 共に株が40pになり 一方は花をたくさん咲いてくれていますが 地植えで植え付け時に茎の先端を摘芯した方は 今でも花芽が全く有りませんは 液肥を2回やった以外は水やりはしていません日当たりは良いです。
原因はなぜでしょう 今後どのようにしたら良いのでしょう。

西葡萄牙 2016/02/29(月) 17:43:55
まだまだ気温が低いので、伸張ホルモンが生成されなかったのでしょう。
日本での自然環境下栽培でも、ノースポール本来の成長開花繁盛期は、3月になってから日増しに活発になってきます。

個人としての考えでは、ノースポールの成長に関して、発芽の段階で、
発芽ホルモンのバランス如何で、その後の成長パターンが、決まるようにも思われます。
本格的な冬が来るまでに、如何にして大きくこんもりとさせるかです。
冬になれば、一時゛仮眠して、茎が横に広がりロゼット様態となり、春になり暖かくなると茎が立って、こんもりとなる。
冬前に、まばらな茎数で小さいと、春になってもそこそこの姿になる。
中春以後の発芽栽培では、縦長に育ち開花する。やや貧弱で、草丈の低い昔のマーガレットの容姿。
いずれにしても、株更新(種蒔き、挿し木など)すれば、年中開花する。
これが本来の姿ではないだろうかと思います。
それを、日本の環境と日本人好みのように仕立てているようにも思います。

このことから、冬に摘心したものの、栽培地の気温環境に、ホルモンバランスが合わずに、仮眠しているものと思われます。
今日明日のW低気圧による寒波が過ぎれば、日増しにぐんぐんと育ち始めるものと思われます。・・・・摘心したほう

摘心しなかったほうは、温室育ちの惰性で、仮休眠も浅くそのまま開花し続けているものと思われます。

摘心することは、想定外のことですから、修復のために、治療手続きが必要です。治療後初めて一から新芽をろ作ることになりますから、複雑なことでそれだけ時間も手間隙もかかります。
冬場だけに、動作も鈍いものです。

当地では、毀れ種繁殖が、生えた場所にも寄りますが、例年なら買った苗と遜色の無い成長ぶりのものから、ミクロサイズまで沢山生えてきましたが、今回は、ホンの数本しか生えてきませんでした。
例年に無く、ノースポールにとっては、去年からの気候には、過酷なものだったのかと思っています。
去年の今頃と違って、現在は、近所でも、貧弱な株すら生えているのを見ていません。
自然毀れ種発芽の、西洋桜草マラコイデスも、大株に育ったものと、超ミニサイズにしか育たなかったものと両極端です。
例年なら、市販品より一回り小さいサイズで揃っていたものですが・・・
他にもいろいろと、例年と違った育ち方をしている植物も多々見られます。
それだけ、植物にとって去年一昨年や今年の気候変動は、厳しかったのかもしれません。
その余韻が残っているのかもしれません。

いかに自然の流れが微妙に違っ田だけでも、これほど大きく影響することに、驚いています。
ホンの一秒違いで、ドアが閉まってしまい新幹線に乗れないようなものです。

ということで、3月中頃まで様子を観て見ましょう。

弥生 2016/03/04(金) 14:28:19
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西葡萄牙さま有難うございます。
ホルモンが関係しているとは考えてもみませんでした 私たち人間のように植物もずいぶん繊細なんですね。
家庭菜園、花の育ての初心者で色々資料をさがし参考にしていますが 育てる難しさを覚え 同時に楽しみを感じました。
気候も良くなって来ましたのでこのまま様子を見てみます。


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