枝をクネクネ曲げる方法
クネクネ
2016/02/28(日) 08:43:24
ホームセンターの植物コーナーに行くと、大きめの観葉植物の枝が人工的にクネクネになってる物がありますがあれは一般的にどのようにして作っているのでしょうか?
寄せ植太
2016/02/28(日) 09:40:18
盆栽と針金誘引などで検索すれば、沢山ヒットします。
例えば
http://mocha.ti-da.net/e3357906.html
注意点は、あせらない、いそがない、時間日数をかけて、徐々に が大原則です。
針金の選び方は、材質の太さ硬さのほかに、加工がし易いことも選択基準の一つです。
急激に鋭く折り曲げると、茎が折れる、樹皮が剥離する、茎溝ができるなどもあります。
早く針金を取り外すと、曲がるより復元して意味がなくなります。
前もって、仕上がりイメージを紙にスケッチしておくと良いですね。
他に、巻くピッチと角度や
直接茎に巻くか、曲げた支柱に止めて行くかなど、好みが有ります。
通常、盆栽は、細かいので直節巻きますが、コチョウランの花柄などは、型枠支柱に止めていきます。
バラの茎が密接引っ付いている場合には、枝又に石や補助具を挟むとか、左右から針金で引っ張るとかしたりする場合もあります。
いろいろな形の幼具積み木を補助具として利用し、アールを確定するのもよい方法かも。
寄せ植太
2016/02/28(日) 09:44:25
茎の完成した老木古木は、難しく、若木成長期の茎は、柔軟性があり取り扱いがし易いです。
クネクネ
2016/02/28(日) 11:26:05
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寄せ植太さん、ありがとうございました。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2016/02/29(月) 14:02:58
解決とされていますが盆栽の樹形を曲げる方法と、観葉植物の枝を曲げる方法は違うと思うのですが・・・。
観葉植物というのはおそらく熱帯性のベンジャミンとかミリオンバンブーとかの様なものを示していると思われます。これらの茎を曲げるには針金などは使われません。
これらの場合道具を使って無理にまげて固定したりはせず、手で編んだり置き方を変えて自然に曲がってくれるように人が誘導することが多いです。
たとえばベンジャミンやパキラなどだと茎がまだ若いうちに数本束ねて、少し萎れ気味にして折れない程度の柔軟性を持たせてからゆっくりと三つ編みなどに組んでいきます。ミリオンバンブーの網目状に成っている物もこれとほぼ同じ方法。
茎がクネクネと螺旋状になっているものはどうやら支柱に巻きつけている様ですが、これも支柱は人工的な物ではなく茎が傷まないように木製の太い支柱などをあらかじめ固定しておき、それにやはり少し萎らせた若くてまだ茎が細い物を巻き付けほどけないように固定し、そのまま何年か育てて巻き付いた茎が太くなったら支柱を外し出荷。
不自然にねじれていたり、茎の途中で茎が輪になっていたりするものは植えている鉢の方向を変えて作ります。
日光が当たる方向へまっすぐに伸びていく性質を利用した方法で、まっすぐ育っている植物が植わっている鉢を斜めに傾けると生長点から育つ新しい茎はまっすぐに育とうとします。その傾けをもっときつくするともっと曲がって行きます。曲がり方が強くなれば今度は鉢を倒すと茎の先端が元の角度から90度まがった事に成りますよね?ここからは憶測ですが、次は鉢を浮かした状態で持ち上げ茎がU字に曲がるように誘導していき、U字に成ったらまた鉢の持ち上げをきつくし、後に横にし、そして茎が一回転して横から見ると輪に見えるようになれば、それからは通常の様に鉢を置いてまっすぐに茎を伸ばさせる。
これを鉢の角度の度合いを慎重にやればかなり綺麗な輪状にまがった茎に仕立てられるわけで、ミリオンバンブーの一本売り(水栽培目的の物)でよく見かけます。
かなり無理のある栽培ですが、おそらく途中からは鉢を宙に浮かすような状態で栽培するのでしょう。それかこれらの仕立の物は茎が徒長状態で育っている物も多いので育成ライトの位置を変えている可能性もあるかもしれません。
観葉植物で良く見る茎を不自然な形で育ててある仕立ですが、実際は切り花用の植物にも多用されています。ミリオンバンブーの水栽培物もこれに含まれるのでしょう。
茎を奇妙に曲げられて育てられているので特に多いのが生け花用に生産されている花材や枝物。枝物には柳の一種で元々変形した枝で育つ物もありますが昔からこういう変化を付けられた材料が好まれています。
生け花展などでよく見ていると流派によってはこういう人為的に形を曲げられた材料をアクセントに使われている作品も多く(流派によっては使わない場合もあるようです)、私が以前勤めていた北の都会にある花屋では(花屋の所在地自体は中心地から離れていました)アリューム(ネギの仲間の観賞用の品種)の中輪品種‘丹頂’の茎が途中で輪になるように仕立て育てられているものが市場に入荷すれば期間中は切らさずに仕入れておき、店の馴染みである生け花を教える大きなお教室の先生が好んで使われていらっしゃった他に、店は有名な夜の大歓楽街の大きな飲食店何軒かと契約していてその店内に飾るオブジェの様な大きなアレンジを定期的に生けにいく店員がいまして(店が東京の某有名生花店へ修行に行かせたそうです)、その人の話では見た目が珍しいものを適度に混ぜて生けると飲食店のお客様の目を惹き話題になりやすいとのことでその人もよく使っていました。
クネクネ
2016/02/29(月) 23:03:01
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ばんざいうさぎさん、回答ありがとうございます。自分でも検索して調べてみましたが支柱とヒモなどを使って仕立てるやり方が多いようですね。針金でやっていた方もいましたが、支柱とヒモなどを使って仕立てるやり方が一般的な用です。今度、自分で仕立てて楽しんでみたいと思います。ありがとうございました。
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