癌腫の感染力は強い?

[園芸相談センター]の過去ログです

ながぐつ 2016/02/10(水) 16:09:25
いくつかあるバラの鉢植えの植え替えをしたとき、1つに癌腫が見つかりました。
根を崩していると、株が3つに分かれ(3株を1つの鉢に植えてあったのか、単にバラけたのかはわかりませんが)、
そのうち1つに癌腫がゴロゴロとついていました。残りの2つにはなかったので
別の鉢に隔離して植え替えたのですが、今後癌腫になる可能性は高いでしょうか?

また、そのあと他の鉢を植え替えするとき、癌腫のあった土の上に
株を置いて作業してしまったので、それも心配です。
感染したらしたで仕方ないことなのですが、感染力が強いのか気になります。

momo 2016/02/11(木) 21:46:50
根頭癌腫病の感染力は強いのか…

「強いとは思いません」これが私の回答です。

根頭癌腫病ってある意味都市伝説みたいに色々表現されてますよね。土壌にもともとあるとか、外国から入ってきたとか、一株かかると土壌が長く汚染されるとか、治療法は全くなく焼却処分しかない、木酢液が効く、殺菌剤が効果的、薔薇が健康であれば感染しない、患部を削り完治すれば心配ない等、私もどの情報が有益なのか未だに分かりません。一番は健康に株を育てることではないかと最近特に思います。

明らかに癌腫病にかかって弱ってる株は思い切って処分して鉢植えなら鉢と用土は殺菌消毒、根にコブらしきものはあるけどすごく勢いのある子もいます。コブらしき物を見つけても自分でこの株はまだ将来性があるなって思ったらコブを切り取り、鉢植えで今までどおり育てます。

殺菌消毒も徹底していませんが植え替え時期に周りの鉢にひどく感染してるってこともないです。

怖がる前に色々試してみましょう。癌腫病が最強でしたらとっくに一般家庭の薔薇はコブだらけになってると思います。

yoshi 2016/02/11(木) 22:20:24
癌種菌が強いか弱いか

強いともいえないが弱いとも言えないということでしょうか。

私の体験では、

バラを植えたことが無い場所にノイバラのスタンダード台木用に挿し木しましたが、見事に癌種になり削除しました。遺伝子組み換え作物などのリスクコミニュケーションの講座では癌腫菌は一般的な土壌にいると解説される先生がほとんどですので間違いないと思います。

またあるブランドの大株を10株ほど購入した時の年末に鉢土交換で七割ほど癌腫になっていましたので、全て代替えの苗をいただいたこともあります。つまり弱くもないということです。

また挿し木苗はほとんど罹患しませんので、台木のノイバラの弱さというか癌腫になりやすいということもあります。癌腫耐性のあるK1系統を使っている業者の苗は発病は少ないです。

オドラータの台木を使うと抵抗性がありますので効果的です。スターローズなどの苗木を購入して、接ぎ穂は別の台木に接いで、台木のシュートを出させてオドラータの台木を確保できます。

ながぐつ 2016/02/12(金) 00:34:16
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momoさま

ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通り、調べてみてもそれぞれいろんな事が書いてあるので...
でもまずは健康に育てるのが一番大事ですよね。
あっという間に病気が広まったらどうしようと思ってたので、
ちょっとほっとしました(^o^;)
株の状態をよく観察して、色々試してみることにします。

toshiさま
ご回答ありがとうございます。
ガーデニング初心者なので経験談も聞かせて頂き、勉強になりました。
普通の土壌や売っている苗木にも菌がいることはめずらしくないんですね(>_<)
教えて頂いた接ぎ穂も、ちょっと難しそうですが今度チャレンジしてみます。

お二方、ありがとうございました!

ながぐつ 2016/02/12(金) 00:41:31
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yoshiさま
すみません!お名前をtとyを打ち間違えていました(゜ロ゜;
失礼致しました。


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