ミニバラの植え替えと根切り

[園芸相談センター]の過去ログです

【近畿】 2016/01/29(金) 10:35:25
基本的な質問で申し訳ないのですが
休眠期に入ってきているので、強剪定をしようと思うのですが
根切りも同時に行ってよいのでしょうか?
日をずらした方が良いですか??

この時期になっても、葉が青々とした株があるのですが
その株も強剪定してしまってよいのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

矮性薔薇 2016/01/29(金) 18:10:44
ミニバラの植え替え時期は、休眠期が良いとの解説が殆どですが、
いつ植え替えても良い。ただし夏頃の植え替えは、夏バテしやすいので、涼しい日陰管理が望ましい。

ミニバラの

強剪定は、通常茎が細いために、完全落葉している、冬季休眠期に限ります。・・・・開花枝を育てるための主軸を仕立て直し側枝を取り除くため。

通常は、毎回する花ガラ摘みの花柄除去と花が一巡したときの剪定1/3-1/2落としだけです。
従って、ミニバラに強剪定という言葉が適切なのか意味不明です。
普通の花バラの専用用語と思った方が無難かも。

そのまま放任しても大きな違いはない。・・・植木鉢が小さい、苗が小さければ、根張りが悪くなりがちなので、剪定するように解説されていますが、剪定することと、貧弱さとの因果関係についての説明が不明確
に思われます。

通常は、剪定して植え替える。植え替えるときには、根の状態を確認して根を切る。仕事としては、同時進行ですが。

私は、根が長い太い込み合っていると土を根の隅々まで、ねじ込むのが面倒なので、半分以上カットする癖があります。・・・・すべての植え替えに共通。
老根腐根は根もとよりカット、太い根も1/3残しの2/3カット、2段根3段根も主根からカット。

ということは、根は水で注ぎ洗いして、土は洗い落とすことになる。
そうでないと見えませんから。

ミニバラの回転率は、年4回以上らしいですから、根の一本も有ればそれでよく、少なくとも挿し木するよりかは随分と楽なはずです。
後は、熱中症脱水回避処置として、静養順化期間として、2週間程度涼しい木陰管理が望ましい。

ついでに殺菌殺虫消毒もしておけば、一度の手間で済むようにも思われます。

ミニバラ管理の最大の配慮は、温度管理20度前後と採光日当たりだと思われます。

植え替えの気配りは、植え替え後の是非に心が奪われがちですが、茎葉の状態をろ観て、根の元気さが推測できるようになる練習であると割り切ることです。
植え替え後の是非は、結果論であって、枯れたものは今更どうしょうもないことです。後でしか判別できないことです。
ということは、どうでも良い無駄な心配事です。
今後において、役に立つことは、唯一、見えないところの根の健康状態を根を観ずして、確定させることです。

インドア植物の一つとして、ミニバラは、大変人気が有りますが、
それは商品としての一つの使い捨てのインテリア傾向が強いものです。
現実的には、長く栽培する植物としては、不向きです。
従って、主力の普通バラより、詳細な解説は、殆ど探すことはできません。
ミニバラの栽培技術指導教書は、見当たりません。便宜上、お育て的な概略解説のようなものはあります。
見当たらないということは、年間販売量と比較すれば、あまり関心ごとではない。つまり、どうでも良い、適当でよいということにつながりますから、さほど神経質にならなくても良いと思います。
持続性がない原因の多くは、生産性(採算)向上のためのハイテク土に有ると思われます。
いわゆる軽い土が一般家庭にも、普及しつつあります。
この取り扱いには、十分に配慮する必要が有るものと思われます。

根の状態を良く観察する。
次には、一つの基準として、開花時の主軸と開花枝の長さは30cm弱以内
節数20節弱以内が、景観(開花持続)としては良いようです。
機会があれば、それが真実なのか、或いは数えるなり剪定を開花時から逆算してみるのも、高学歴世代としては一興になるかも。

2016/02/10(水) 11:17:58
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ありがとうございましたm(__)m


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