ビオラが萎れてしまいました

[園芸相談センター]の過去ログです

いちご 2016/01/27(水) 18:28:16
鉢植えで虹色すみれを育てています。比較的温暖な中部地方在住です。

冬に入る前に切り戻しを二回し、愛情込めて育てかなりの大株に
なっていました。
が、月曜日の朝に水やりをしたところ、時間が少し早かったみたいで
土が凍ってしまい、、
まずいと思って日当たりに移動させていたのですが、こどもが尻もちをついて
鉢植えの上にどさっと(涙)
全体にしなっとなってしまい、葉っぱに張りがありません。
沢山ついていた花もくたっとしています。

とりあえず土がまだ湿っているので水やりを控え、一時的に夜は玄関内に入れています。
が、まだ復活する兆しはなしです。

どうすればまた元気になりますか?もう諦めるしかないでしょうか。。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2016/01/28(木) 12:22:09
この間の寒波の余波で普段よりも寒かったのでしょうね・・・。
おそらく細胞レベルで凍ってしまったのだと思われます。でも、別の場所に移してしまったのはまずかったですね。実は屋外栽培でずっと同じ場所に置いて育てていたのなら、そのままにしておけば復活した可能性はあったんです。ビオラは本来寒さに強いので、一度凍っても、徐々に温度が上がってくればゆっくり細胞内が溶けてくれれば復活することもあったんですよ。なんせ北海道では初冬まで枯れずにいた株が春雪が溶けだすと氷に閉じ込められた姿で現れ、その氷が自然に溶けると枯れずに生き生きと育ち始め花も咲けるのですから。

これと似た様な例で私が経験した事では、北海道では予約していた通販の苗が3月頃に到着してしまうとビオラみたいな冬に咲く苗ものの中には本州からの発送前から葉がもう伸び花も付いていて、それが輸送中の寒さで葉も花もパリパリに凍ってしまって(強く触ると本当にパリパリと砕けます)届くことがあります。でもそれを、夜は温度が零下になる寒い玄関内の床の上に置いておけば自然にゆっくりと溶けて何のダメージも無く済み、すっかり復活したのを確認してから玄関内の日当たりの良い場所に置いたり暖房の入っていない部屋に飾って楽しみます。


今回、よかれと思って日当たりに移動させたのが良くなかったです。急に温度が上がってしまって急激に細胞内の氷が解けてしまうと細胞が破壊されてしまいます。萎れてしまい元に戻らないのは、急激な温度変化の方が原因かもしれませんね・・・。できれば元の場所にもどしたまま様子を見てみて下さい。こちらには実物が見られなく触れないので正直助かるかどうかは解りません・・・。

また、お子さんが尻もちをついてしまい押しつぶされてしまったという事で、茎が折れてしまっているかもしれませんね・・・。ビオラの茎は柔らかいので物理的に重い物が乗って折れてしまうと折れた部分から先に水分がいかなくなってその部分は枯れてしまうかもしれません。お子さんの様な大きなものが上から落ちてきたならかなりの枝数が折れているかも・・・。
今後運よく株自体は復活しても枝の多くが助からないかもしれません。そういう場合は、株の茎の太い所はしっかりしてその部分の葉は持ち直しますが折れた先からはは萎れたままかも・・・。
そういう状態なら思い切って折れた茎は早めに切って下さい。生き残った葉の付け根に芽が残っていればその部分がいずれ育ってきて新たな茎に成ってくれるはずです。

今後似た様な事が起こった時は別の場所に移動せず、同じ場所で数日様子を見てみて下さい。運が良ければ部分的にだけでも持ち直します。しばらく置いても変化が無かったのなら、残念ながらその株はそれまでという事です。
それと、できれば早めに屋外用の気温計を屋外に備え付け、気温を確かめてから水遣りして下さいね。建物の外壁などに取り付けると正確な外気温が計れませんので、植物の近くにある物干しざおの支柱の足元に吊るしたり、何もないなら支柱に括り付けて植物と同じ位の高さの所に外気温計が来るように支柱を挿しておき、その温度を確かめてから行って下さい。


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