石灰硫黄合剤の代用品は?
ど初心者(*^^*)
2016/01/25(月) 21:48:57
バラの冬の消毒について
友人の影響で去年バラ沢山購入しました。
この冬の時期に石灰硫黄合剤で消毒がいいと聞きましたが、そもそも石灰硫黄合剤はバラ適用外であるとも聞きました。
代用品という表現は不適切かもしれませんが代わりに何を使用すればいいのでしょうか?
家にあるべニカXスプレーでもいいのでしょうか?
ミニバラ
2016/01/26(火) 02:19:23
冬のバラ消毒のターゲットは、主に、カイガラムシの駆除と黒星病の防除です。
カイガラムシは、歯ブラシごしごしや機械油乳剤で済ますとして、
尤も、買って直ぐのバラなら寄宿していないでしょうし、
バラ栽培は、消毒に始まって消毒に終わるといわれていますから、
それだけで、カイガラ虫など吸汁害虫の防除ができます。
問題は、黒星病の防除です。
これは、今となっては、有効な手立てが有りません。
有効手立ては、裏ワザになり、法違反を助長することになりますから、
回答できません。
ネット検索して、事故責任で解決するしかありません。
回答するとしたら
http://www.acis.famic.go.jp/searchF/vtllm001.html
スプレーやエアゾールタイプは、農薬としての効果はあっても、現実的に噴霧漏れやムラが有って、お勧めできません。
ベニカX乳剤を希釈して、展着糊を添加して、噴霧器で噴霧することをお勧めします。
むしろ、STダコニール1000の方が人気が有るようです。
更に、鉢植して黒星病を発見したら、場所があれば直ちに隔離するか、廃棄する勇気を持つことです。
廃棄しないにしても、いかなる時節を問わず葉や花を全部ムシリトリ、茎も半分程度切り捨てて、殺菌消毒することです。
地植なら、枝の先端を1-2m離して植えることです。
むやみに、感染株を貰わない、挿木しないことです。
耐病性のある品種を根気良く探すことです。
黒星病の防除の是非は、夏場に顕著に現れます。
枯れることはないにしても、大変惨めな姿になってきます。
新芽が展葉すれば、戻り寒波や遅い霜で、花蕾細胞が傷んでしまいます。
其の他、花芽が成長すれば、産卵害虫が寄ってくる。
花が咲けば、咲いたで、いろいろと・・・
発生度合いは、栽培環境にもよりますが、一度被害にあえば、目の敵にしたくなってきます。
友人と良く相談して、解決することが簡明かと思います。
農薬の利用とバラ栽培には、いろいろと個人差があり、初心者としては、初歩の段階からいろいろと迷う事柄が山積しています。
全く正反対の意見であったとしても、双方とも正論の世界ですから。
何処で妥協するかが問題です。
最初から、神経質になればいやになってしまいます。
結果的に、ほったらかしの方でも変らないということになる。
おおらかな気持ちで、対応しましょう。
解らない事は、友達と相談することをお勧めいたします。
ど初心者(*^^*)
2016/01/26(火) 18:49:51
ミニバラさん、ありがとうございます。バラの育成は色々大変なのですね。正解がない世界なのですね。ネットで調べたり、友逹と相談しながら今後の方針を決めたいと思います。
yoshi
2016/02/01(月) 01:02:53
こんなことを書くとまた誰かと間違えられたりされるかもしれませんが、
冬場の石灰硫黄合剤よりも良い農薬はありません。
硫黄は殺菌剤の骨格となるものですし石灰の強アルカリは害虫の蛋白質を分解します。つまり殺します。
よってカイガラムシ・アブラムシ・うどんこ病・黒星病などをリセット出来る最強の農薬です。
バラに適用がないのは事実ですが、150年以上の使用実績があり、こういう薬剤は登録される為の試験データなどは無くても適用ありにしていただきたいものです。ようするにバラに適用がないのは、バラに使う人たちが少なくて、適用を得るための試験データを得るコストに見合わないので適用申請がされなかっただけで、効果は最強です。
基本ですが、農薬取締法での適用は食用農作物等 つまり人間が食べる植物または 食肉になる動物の餌となる植物について散布する農薬についての適用農薬を求めています。
つまりバラについては食用農作物ではないので、法律的には適用のない石灰硫黄合剤を使っても問題ありまん。あくまで適用のある農薬を使って下さいというのが農水省の指導ですが、法律としては人が食べる植物などの残留ということが問題になって改正された法律なので、食べられないバラに関しては問題ありません。
法改正の時に出されたQ&Aにも非食用作物については適用のない農薬を使っても問題ないと書かれています。
石灰硫黄合剤は20Lの大きなサイズでしか購入できなくなりました。でも材料さえ揃えば簡単に作れます。しかしこれをやると完全に農薬取締法違反となりますので絶対にしないで下さい。
知人などを集めて皆さんでまとめて購入して分割するのが簡単かなと思います。
バラの育成 そんなに大変ではありません。月一回程度の農薬散布でウドンコも頃星病も出しても咲いてくれますよ。少々病気が出ても気楽に考える方が楽ですよ。
ど初心者(*^^*)
2016/02/01(月) 10:58:47
[[解決]]
yoshiさんご意見ありがとうございます。
バラ適用で石灰硫黄合剤に似たような効能の薬剤はないのですね。適用外の薬剤は罰則すら無いとは言え、使う気にもなれないし、20Lなど友逹とシェアしても使い切れません。少々病気が出ても気楽に考えた方がいいという事なので、気楽に育てていきたいと思います。
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