ラナンキュラス

[園芸相談センター]の過去ログです

ななお 【関東】 2016/01/21(木) 18:15:26
こんにちは。
頂き物のラナンキュラスが萎れてしまいました。
鉢植えに入っているのですが、ラナンキュラスの説明書通りに
昼間は陽の当たる屋外に、夕方に玄関に取り込むようにしていたのですが、
私が思っていたより外が寒く、風もある日に外に出していた結果、鉢の半分の細い茎や葉と小さな蕾がシナッと倒れていて戻りません。ゆでた春菊みたいです。
風に当たらなかった?太い茎や蕾などは元気そうです。
お水は土の表面が乾いてきたらあげています。
このシナッとしてしまった部分は切り取ってしまって大丈夫ですか?
けっこう切り取る事になると思いますがまた元気になるでしょうか。
萎れてからは室内の暖房をつけない部屋で窓際に置いて日を当てています。

ラナンキュラス 2016/01/22(金) 12:01:05

何もせずに、そのまま、様子を見ないと仕方がありません。
今の時節の開花鉢植ギフトは、高付加価値狙いの温室育ちの前倒し出荷です。
通常には、陽だまり軒下や無暖房の日の当たる窓辺で管理すれば、長く楽しめる草花です。

温室栽培から、冷暖房の効いた室内に移動する場合には、
冬場の短所として、室内大気乾燥と風が無く大気の循環が悪く、寒暖差が不安定なことです。
ラナンキュラスは、通常露地栽培での開花は、3下-5中月で、快適温度は、15度前後と春らしく低いほうです。
人の室内の快適温度は、20度前後です。

この5度の差が、葉を萎れさせる(脱水、地温の低い根の吸水量より、気温の高い葉からの蒸発が多い)たり、葉が黄変させたりします。
まれに、そのような冬場の萎れの質問が有るようです。

温室から室内や路地、室内から路地へ移動させる場合には、環境順応化(順化)処理をする植物も多々あります。
乾燥防止のために、女性が、冬場には保湿クリームを念入りに利用したり、学生がリップクリームやハンドクリームを塗ったりするようなものです。
植物の場合には、10日ほど、徐々に環境に慣れさせないと都合が悪い植物もあります。
活花なら、水切り(水中で茎を切戻し水揚げを容易にさせる)など

鉢花のラップ巻きなどは、見栄え以外にも、変動の激しい環境を和らげるという作用もあります。又、萎れた花や葉の柄をまっすぐに保ち、水揚げを容易にする作用も併せ持っています。
柄軸は、水道パイプの集まりですから、曲がっているより、まっすぐの方が、抵抗が少なく、水や養分の流れがスムースです。

このようなことかもと思います。


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