マシン油散布後の雪

[園芸相談センター]の過去ログです

みかん 【関東】 2016/01/19(火) 16:05:52
みかんの木にカイガラムシがたくさん付いていたので
マシン油を2度散歩しました。
散布後、2週間ほどたちます。
その間、雨は降っていませんでした。

昨日、雪が降り積もりましたが
マシン油の効果は続いているのでしょうか?

よろしくお願いします。

殺虫殺菌剤 2016/01/19(火) 18:22:36

単純に考えましょう。
殺菌剤や殺虫剤は、もっぱら書いて字のごとく、「現在」付着発生している病害虫を、瞬間若しくは短期間に「殺す」農薬であって、永続的な殺虫殺菌忌避効果は、想定していません。一過性のもの。

ただし、残留性がありますから、おもに、他の薬剤との混用による化学変化としての薬害の恐れが有る為、混用の注意や拮抗性を考慮した上での据え置き猶予期間が、明示されています。
其の他、人体に対する残留性は、別の問題として、別個に収穫前の最終農薬散布時期の規定や残留検査が行われる場合があります。

従って、
>マシン油の効果は続いているのでしょうか
>散布後、2週間ほどたちます。
>その間、雨は降っていませんでした。
は、想定していませんが、多少の忌避効果は残っていても、殺虫力は無いものと思った方が無難です。

其の根拠は、他の拮抗する農薬を散布してから、15日とか2週間の間隔を据え置いてくださいと取扱説明書に書かれているかもしれません。

結論として、
根本的に、問題そのものが、存在しませんから心配する必要はないものと思います。

一番問題となるのは、めったにはないことですが、散布直後に、予期しない突然の大雨が降ってきたら、雨により薬剤が、洗い流されて無効化するのかのどうかの耐雨性です。
耐雨性は、雨の量(豪雨か、ほつぽつ雨か、霧雨かの質と量)と降雨時間にもより、定かではありません。
私は、今回は、薬剤を散布しなかったものとして、数日後に再散布します。名目2回目実質1回目と数える。

私個人の基準は、散布後乾けば、目的が達したものと思っています。

できれば、散布後48時間の乾燥又は浸透時間がほしいのもです。
最低でも12時間は、ほしいもので、いくら目的が達せられたといっても、薬効の適否には、疑心暗鬼な不安感が伴い心配ですから、それとなく経過観察をしています。

カイガラムシで、一番厄介なことは、薬剤が効きにくい事のほかに、
生体が生き続けているのか、抜け殻の汚れなのか、はたまた薬殺された屍なのか、が一覧しただけでは、区別しにくいことです。
汲汁害虫のアブラムシも、生き続けているのか、クチバシが、葉茎に刺さったままの屍なのか、その後孵化した新生児なのか、小さく動きが鈍いので判別しにくいものです。
死後の退色変化もあまり変らないし、死んだらさっさと落ちろと叫びたいものです。

このようなものと判断しています。

pine 【九州】 2016/01/20(水) 01:27:46
 マシン油は主に,気門閉鎖による窒息で殺虫します。

 先輩の話では,粘性による歩行(移動)抑制効果もあるとのことでしたが,殺虫効果に関しては,(主に)散布した時に居た虫にしか効きません。
 冬マシンであれば,雪が少々降ったぐらいでは流れませんが,あまり殺虫効果に関係は無いと思います。

 なお,マシン油は,葉などの組織内に浸透する特性があり,細胞を破壊しやすい剤です。
 回数多く散布すると,落葉などにつながりますので,所定の濃度で撒きムラの無いように,しっかりと1回で散布することをお勧めします。
 散布後に雨が降った場合などの再散布にも注意が必要ですが,そもそも,雨が降りそうな時には散布しないことです。
 同様に,薬液が乾きにくい夕方に散布すると,著しい薬害を起こすことがあります。

みかん 2016/01/20(水) 14:45:21
回答ありがとうございました。

カイガラムシはマシン油散布後
何日くらいで窒息するんでしょうか?

殺虫殺菌剤 2016/01/24(日) 11:36:27
>カイガラムシはマシン油散布後
>何日くらいで窒息するんでしょうか?
この質問は、相当に「巷の噂」を鵜呑みにして、先走りしている空想の域だと思われます。


1)先ず、マシン油乳剤の取り扱い説明書をよく読みましたか?
今一度よく読み深く理解しましょう!!

次に、
>みかんの木にカイガラムシがたくさん付いていた
2)カイガラムシにも、約8000種類もいます。
どの種類だったのでしょうか?
特定してください!!







1)の根拠として、取扱説明書には、マシン油(乳剤)を散布することによりカイガラムシ窒息(死)するとは、何処にも表現されていないはずです。
便宜上簡易な「巷の推測的な解釈」です。

2)の根拠として、
例えば、鳥類でも、大きくは、約2.5m150kgのダチョウから、小さい鳥では、クチバシを除くとわずかに25mm2gのハチドリの仲間までいます。
ほかに例えれば、腹痛と一口に言っても、冷え腹や便秘腰痛を原因とする腹痛から内臓疾患壊疽腫瘍によるものまで、様々でその治療の仕方も違えば、完治するものもあれば、死に至る疾病まで、様々です。


なぜ、カイガラムシに対するマシン油乳剤の利用が、一般的に、冬場になされる習慣が広まったかが理解できるものと思われます。

カイガラムシの生態のヒントとしての参考画像等
比較的始末し易いカイガラムシの画像
http://blog.zaq.ne.jp/insect/img/img_box/img20071225205741831.jpg
難解なカイガラムシ
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/12/deb54a31ecdedc8440c22ef2c2cb9869.jpg
カイガラムシの卵
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/672/28/1/2006-05-06kaigara04.JPG
カイガラムシの受精・・・妊婦親が死滅しても、含腹中の卵は成長し続ける
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/horikawad/20121125/20121125124549.jpg
カイガラムシの世代交代
http://www.niaes.affrc.go.jp/techdoc/press/120330/120330_4.jpg

カイガラムシがいなくなればよいことで、その生体の事などどうでも良いことですが、・・・・・

同じ、深く追求するのならば、カイガラムシの存在による、派生被害をも調べた方が、今後のために、より役に立つものと思われます。

何を言いたいのかといえば
完全撲滅を想定しているものと思われますが、完全撲滅は不可能であるということです。
何処で、妥協するのか、不安感と安心感の許容範囲を何処で納得するのかです。

言い換えれば、なぜ其のミカンをカイガラムシが、清らかにして快適な居宅として選ぶ必要があったのか?








気の向くまま的で、素朴な思いつきとは、思いますが
折角なので、回答しますと
巷の噂では、3日で8割7日で9割で、現存していたカイガラムシの加害能力は失われるといわれています。(その後は微増するも100%ではない)
ただし、統計調査の具体的な手法は、明確ではありませんが、ほかに有力な報告が見あたら無いので、目安の一つとして、参考にしなければなりません。(心のもやもやは、解消されにくいものです)

概ね、三人の盲の話でも、良く判るように、サンプル調査とは、有力なプロパとして仕掛け易いものです。
特に、貧すれば鈍する相手には、・・・・・


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