温室が不調
くりん
【関東】
2016/01/12(火) 19:43:10
この冬初めて温室(1坪・高さ2m・メッシュ入りビニール張り)を使っていますが花の種類によっては育ちがよくありません。球根類は芽が出ても伸びません。ペチュニアやガーベラは秋まで咲いたのに咲かなくなりました。
原因として考えられるのは、
@古い型の石油ストーブを夜や曇りの日は付けっぱなしで酸欠にでもなるのでしょうか?動物なら分かるけれど!
Aビニールの透明度が悪い上に、内外の温度差が大きい時は内面の曇りがひどく、光合成とかに影響する?
B晴天の時は入り口を開けっ放しでも40度近くなり、夜間は暖房しても地上部では10度そこそこまで下がり(天井付近は30度)温度差が激しすぎるからでしょうか?
それとも他に理由があるのでしょうか? よろしくお願いします。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2016/01/13(水) 00:06:13
簡単には改善できないかもしれませんが・・・。
まず知りたいのは、地面の上に直接支柱を立て設置した簡易的な物ですか?それとも基礎部分から骨組みがきちんと作られている、しっかりと作られたものでしょうか?
もし地面に支柱など立てての簡易的な物なら、地面の中の温度の方を最初から考慮されていましたか?鉢植えだけしか置いていない場合でも、地面や地中自体がそのまま改善されていないのだと、地中の温度が低い事が考えられます。
温泉が近くにあるなどで地温が高めな所なら冬でも気にすることはありませんが、そういう所にお住まいで無いなら土の中の温度を念のために確かめておくべきかも・・・。
冬の寒さは空気中の保温だけでは完全には緩和できず、冬場に植物を順調に育てたいのなら、地中自体から温めなくてはなりません。地植えした植物の上に簡易温室(ビニールハウスも同様)を設置した程度や、基礎をちゃんと作った温室でさえも冬に低い場所に鉢植えを置く場合は地面の中にも地中を保温できる設備が必要と思いますが・・・。
ペチュニアやガーベラは、温室内にある事で外気に晒されないので枯れる事は無いのでしょうが(今年の本州は暖冬であることも関係している?)今時期は開花期では無いので咲かなくてもおかしくはありません。プロなら花芽分化条件を全てクリアできるので咲かせられるでしょうが(ただし時期的に栽培できる県は限られる)、素人では花芽分化条件を冬に人為的に整えると言うのは難しいです。
温度一つだけ見ても温度が高めな時はあっても平均も継続もできておらず(生育には植物の種類の一つ一つに適温があり、本来は高すぎても低すぎても条件が整いません。冬は最低くらいであっても良いのですがそれよりも下がらずに24時間続けられることが条件)、一日の温度の温度差の幅もありすぎて、株自体は育っていても蕾が作れるほどの条件にには至っていないのかも・・・。
あと、ペチュニアは長日植物なので冬の今時期日照時間が短く足りないので、夕方から夜間まで植物用の照明を当てて人為的に日照時間を長くしないと花は咲きません。
植物の花芽が出来る条件には日照の条件がある種類もあります。明るい時間帯の長さや短さがその植物にとって程よくないと蕾自体が作られないので花は咲きません。ちなみにガーベラの方は短日植物ですから24時間の温度差があまりなくて適した温度をずっと継続できれば花が咲くかもしれませんが、おそらく他の条件が満たされず花芽が出来ないのかも・・・。そして、これから段々日が長くなってくるので夕方早めから段ボールを被せたり黒い物で覆うなどの短日処理を行った方が良いかもしれません。
冬の地面や地中の温度に付いての事ですが、北海道での話なので例えとしては極端かもしれません・・・。
当地では春植え玉ねぎ苗を真冬の2月末から3月初旬にビニールハウスの骨組みだけの場所の中と外側周囲に積もっていた雪を取り除きビニールを張ってから大型のジェットヒーターを炊いて土を完全に溶かしてから苗床を設置し種子を蒔いて育苗しますが(ビニールハウスの外は完全に冬で夜は-10℃以下になります。)寒さは地中の深い所からじわじわと伝わります。なのでこれを防がないとなかなか芽が出ないので現代は苗床であるセルトレイ(田植え機の様な植え付け機を使うので)の下にある土の中には農業用のシート状のヒーターを埋めています。まだこれが無かった昔は、土にまず藁を厚く敷いて断熱してから上に育苗用の土を厚めに敷き、その土に直接種子を蒔き苗床を作って、定植時は手で抜いて土を落とし束ねて畑に持っていきました。
その昔の苗床の上には高さの違う支柱2種を刺して二重のビニールトンネルを張り(保温目的。つまりビニールハウス内に二重のビニールトンネルがある)、夜間はビニールトンネルの上に更に保温目的で古毛布を2枚から3枚上にかけていました。近年は温室やビニールハウス専用の暖房機器や送風装置などを使ったり、地中にシート状のヒーター使用なので、手間のかかる二重のビニールトンネルや古毛布を使う農家は少なくなった様ですが・・・。
本州でも、土の中や地面に近い低い所は暖房を炊いてあってもどうしても暖かくなりにくいと思います。石油ストーブ(おそらく一般家庭用の物と思われますが如何でしょう?)を使っても、温かい温度はどんどん上の方に行くだけです。その温度を温室やビニールハウス内に上手に循環させておかなければ、上の方は40℃になっても下の方はまだまだ温度が低い、高さのある植物以外にはせっかく焚いた暖房の熱の恩恵が届きにくい・・・。
もし費用的に可能なら温室内の温度を搔き回し低い所まで届かせる農業用の温室やビニールハウス内で使うサーキュレータ的な物を設置する方法もある事はありますが(おそらく一般家庭用の物は屋内用の物ですからビニール張りの温室だと農業用のものほどの効力は無いと思います)、農業用のをわざわざ買ってまでの使用は無理かもしれないでしょうし、場合によっては屋外にまで電源の延長や、長時間での屋外での使用は難しいかも・・・。
もし出来るのなら、農業用の地中に埋めるヒーター(タイマーやサーモスタット付き)を設置するのが一番楽なのですが・・・。地中から温まれば適温が地面から上の方にまでじわじわと登って行くのでサーキュレーター的な物が無くても大丈夫です。温室内に設置した暖房の熱を地中に埋めた管に循環させる方式の物もあったと思いますが、でもその場合は一般の石油ストーブでは無く農業用の温室・ビニールハウス専用の暖房につなげるべき物です・・・。
屋外に電源を伸ばせられるなら、電気で温めるヒーター式のが使いやすく一定の間隔をあけて列に並べて地中に埋めておくのが良いのですが、今回の場合可能かどうか・・・。
おそらく今の状態では熱の恩恵を受けているのは草丈の高い植物や高い場所に置かれた鉢植えだけと思われます。高さによる温度の違いをまずは確認・把握してみてください。
大きなホームセンターのガーデニングコーナーの温度計が置かれている売り場に、簡易的な小さな温度計が売られています。5〜6センチ足らずのプラスチック製で赤いアルコール液が入ったガラス管が張り付けられている様な簡易的な作りの物が一つの包装で3つくらい入っているもの。その製品で温度の目盛が40度くらいまであるのなら、お値段はそれほど高くないので3つ以上は買い、置いてあれば一緒に地中の温度が計れる温度計も一つ買って(なければ普通の大き目な温度計を途中まで土に埋めて代用する)、温室の中の高さの違う場所に一つずつ設置します。地中の温度を測るものは少し深めに掘って埋め、地表20センチ程度の所にも簡易温度計を設置(刺した支柱に括り付ける)と良いです。
それを朝・昼・夜と数日観測してみて下さい。結構温度差があると思います。その温度を確認してから自分で出来る範囲内での改善方法を考えましょう。
余談になるかもしれませんが、対策を怠れば熱はどんどん上に上るだけと言うのが解りやすい話を・・・。北海道の一戸建ての家は気密性の良い建築でも、ただ暖房を炊くだけではそれほど暖かくはならないんですよ。ストーブの傍以外はどうにか低体温症に成らない程度で凄く寒いです。昔の薪ストーブの方が遠赤外線のおかげで暖かかったです。ちょっと前までは寒冷地用大型石油ストーブに温水タンクを付けて部屋の真ん中に据え置いてありました。
温かくしているのは普通居間だけで、他の場所は氷点下。冬は自分の部屋があっても寝るだけで敷き電気毛布が必需品。居間の熱は全て天井付近〜人が立った時の高さあたりに溜まってしまい、部屋全体までは温められません。そして床に座ると地面から伝わってきた冷気は床下に敷いた断熱材や絨毯位じゃ完全には緩和できず、どうしても冷たさが体に伝わってくるので厚着が必然となります。立つと急激に体感温度が変わるので(高い所にばかり熱が溜まるので)頭がクラッとする事もしばしば。サーキュレーターを天井近くに付けて空気を下に移動させる程度ではその温度差は改善できません。
なので、新しく建てる家だと床下に電熱線を入れてしまうところが多いです。それがあれば暖房も石油ストーブでは無くエアコン位で済みます。
では古すぎないけど新しくもない家はどうするのか?床と絨毯の間に床暖房を設置します。ビニールハウスで言えばシート型のヒーターみたいな物。種類はいろいろですが我が家はFF式の石油ストーブの煙突から熱を採り不凍液の様なものを温めて、その液を敷くだけで設置できるゴム製の床暖房マットに通し循環させています。
床暖房を使うと床から熱が部屋全体に上昇していくので部屋の何処も平均して暖かくできます。高級機種は温度調整できますが、安いゴムマット製は調節できず、ストーブの温度を下げても直に座っていると汗ばんでくるくらいです。薄着になっても時々のぼせてくるのでアイスクリームを食べて体の中から冷まします。それでも、天井付近に熱が溜まってくると高い所の温度が高くなってしまうので(古い家なので熱を逃がさない様天井が低め)サーキュレーターで熱を下に流していく方式のと壁掛け式扇風機の両方で空気をかきまぜて、時々空気の入れ替えにドアや窓を短時間開けたりで温度調整します。
別の街にある実家で土地を買い家を建てた時は狭い土地なりに取れる間取りを考えつつ、十分に検討し備え付けの床暖房を設け北海道で住みやすい作りのオーダーメードの家を建てました。その数年後に近所で家を建てたのは旦那様が本州出身の方。本州の有名住宅メーカーの北海道支店(当時はまだ近くに支店が無く札幌支店の仕事)で設計した、床下や壁に薄い断熱材を使い空間を設けて暖房の熱を循環させる方式の建築でした。居間の上は北海道ではその規模の家では滅多に見かけない屋根下までの吹き抜け。その建築方法で建てたのはその街で初めてとの事で見学会があり、その時たまたま実家を訪ねていたので見学させていただきました。
でもその家は築数年程度から数度も改築し今に至っています。北海道の厳しい寒さでは本州メーカー設計の家は役に立たず、床下や壁の中に暖房熱を循環させるくらいじゃ充分に葉暖かくはならず(札幌とは地形や環境が違い、海に近い風の通る地形なのでなおさら)床下や壁の空間すべてに断熱材を詰め込み直したり、海側の大きい窓を全て小さく作り直したり(実家の海側窓は最初から小さい物)吹き抜けも熱が屋根下まで登ってしまい居間が寒くて我慢ならず、塞いで天井を低くしたそうです・・・。斜度の無い屋根は雪が積もり落ちにくく、積もった雪の重さで屋根が傷みだし、雪が落ちるように斜度を付けるのと厚い断熱材を入れる為に改築したので新築時の素敵な形の設計から比べると改築を繰り返した建物の形は悪くなり・・・。その間私の実家には一度も不都合はありませんでした。
せっかくお金をかけた家なのに地元の建築会社に頼まなかったが為に改築を繰り返し、北海道の寒さが厳しい所での暮らし方を知らないのに頑なに教わろうともせず、定住するようですがなかなか快適には暮らせていないようです・・・。
もし地中や地面付近の温度が充分に足りているのなら球根の芽は必ず伸びてきます。早く伸ばして咲かせたいのなら鉢植えであれば人の胸くらいの高さに置けば伸びてくれると思いますが地面植えのままなら、プラスチック製の「苗帽子」を被せると狭い空間内で空気の温度が上がり伸びてくれると思いますが、咲かせるなら温室内全体の温度の改善が無い限りその苗帽子を外すことが出来ず、花を直接見られません・・・。でも地中にヒーターなどの熱をつたわせることが可能であれば、それを設置するまでの一時しのぎで使えます。広範囲で行うなら一列づつ一時的に小型のビニールトンネルを張る事で開花を早くは出来るでしょうが、春に咲く球根植物は暖かい気温と、明るい日差しが長時間無いと開花できないので、改善ができないと開花はどうしても遅いと思います。
くりん
2016/01/13(水) 08:59:46
ばんざいうさぎさん、読ましていただきました。
筆力の無い私なら、多分徹夜になるほどの長文、即ご返信頂き恐縮至極です。
地植えはありません。大きな鉢は棚に負担がかかるので地面に、高温を好みそうなものは上の棚、挿し木などは下の棚、軽いものは天井から吊るすなどしています。温度計は4か所に置いています。電源は屋外で取れます。
去年までは短い(2m)のビニールトンネルを縦方向からミニファンヒーターを当てていましたので、狭い上に空気は循環していましたので温度差の問題はありませんでした。
今回、最初は石油ファンヒーターを入れました。空気は循環しますが、3時間で自動ストップするので、夜中に2回も起きなければならないので、タンクが空になるまで(17時間)消えない昔風のものを買いました。対策として小さな扇風機でも探してみましょう。
照明は夜間の作業用のために最低のLED電球をつけましたが、ペチュニアなどはその下に集めるか、もっと明るい電球があれば買ってきましょう。
当地は日本で一番気候が良いといわれる銚子です。夏冬の温度差が少ない、雪が降らないなど快適です。しかし石油が安い今年でさえ、温室だけで月に1万円は掛かる計算になり、もしこれを電気にすると3倍にはなりそうで、今の生活レベルでは趣味としては贅沢です。
今後も色々工夫をしてみます。ありがとうございました。
冬場対策
2016/01/13(水) 19:30:25
順を追ってボチボチと
1.酸欠
影響度合いの数値は調べてみないと解りませんが
二者択一の是非となれば、酸欠により悪影響はあると思います。特に夜間。
2-1ビニールの自然劣化(主に日焼けによる)や素材を原因とするものは別としても、埃(雨風引力静電気等による蓄積)による汚れは、水遣りのときに簡単に水を掛けて洗い流すなどの方法もあります。・・・車の汚れに似る
2-2.
>内面の曇りがひどく
結露凍結系のことと思います
を付ければ空調除湿機を設置すればよいことですが、大げさになりますから、換気と大気循環すればよい。簡易な方法は後述Aで
>光合成とかに影響する?
光合成効率は、プリズム効果(屈折分散ともいう)で、効率が悪くなる。
冬場は日射時間も短く、太陽の入射角も低く単位面積あたりの光束も弱いですから、其の上に、結露で弱光すれば、更に悪くなる。
車でも、窓ガラスが曇れば、見えにくくなるようなイメージ。
窓にレースのカーテンを付けるようなもの。
光合成効率は、赤外線の温度作用と紫外線の化学作用の両面がある。
可視光線の各色にもそれなりの意味がありますが、(葉の色が緑なのも、海草が赤いのもそれなりの必要性があったからです)
3.植物が快適にすごせる温度帯は、概ねL15度H25度AV常域帯18度HL差(昼夜差)は10度と思っています。それ以上でもそれ以下の温度でも、いろいろと障害が目立つようになってきます。
>球根類は芽が出ても伸びません。ペチュニアやガーベラは秋まで咲いたのに咲かなくなりました。
葉の働きと芽(成長点)や根の活動には、それぞれ独自の必要温度帯を持っています。もちろん植物の種類によってもそれぞれ異なりますが、これは別にして、更に細かく言えば、維管束系にも其々温度帯があります。
各種の栄養素(肥料分)の吸収や養分(葉で作られる)製造や流通消費蓄積にも温度帯があります。殆どは同じ領域ですが。
私たちは、植物は生物学として、独立した分野でとしか考えないものですが、生物学のみならず物理学とも化学とも3分野が相互関連させて考えないと誤った解決方法をとったり、悩むことになります。
余談ながら、何事もシンプルに考えましょう。
中学の理科の応用問題程度のレベルで解決します。
中学レベルでは、時間は掛かるかもしれない。教えることまでできないかもしれない。
独自で解決判断できないかもしれない。
しかし、解らないことは、聞けば解決するレベルに達しているものとして、聞かなくても調べる能力は付いている。この程度の知識があれば社会において、殆どは不自由しないだろうとするレベルが中学の教科内容です。
高校は、自分で解決できるレベル。
大学は、指導しより高度に発展させられるレベルと規定されています。
小学校は、中学の予備校で、保育園は小学校の予備校。
従って、小中学校は、義務教育となっています。
現実的には、いずれも閉鎖又は開放的な託児所ですが。
球根は、マニアックでない限り人為的より自然状態のほうが簡単です。
ペチュニアは、冬場は加温と強光が必要かも。
ガーベラは、無茎性(根出葉)ですから、葉を広げるか
3-5枚残す程度まで摘んで、中心に光が当たるようにしたほうが良い。・・・タンポポやユリのロゼット(放射状葉)様態
>換気と大気循環すればよい。簡易な方法は後述Aで
A1 天井高温底辺低温は、狭い密閉空間で更に冬場の暖房器具加温では、いたし方のないことです。
和らげる方法は、30cm羽の一般家電扇風機を斜め上に吹きあけて、室内の空気を攪拌することです。
居宅内の室内植物管理も同じです。
防湿機能付なら尚良いことですが、高価で尚且つ羽が大きすぎる。
念のために、使い捨てと割り切り、電気コードにヒユーズを付けるか(タッパー ヒューズケース 管ヒューズともに安価)、ヒューズ付きのコードリールを利用したほうが良い。
外気10度前後の昼間なら幅10cm程度を天井から1.5mまでの開口部を設ける。出入り口が良いかも。・・・室内湿気の排出。
私は、朝の9時ごろから夜中の10時頃まで換気口を開いています。
画一的な時間ではなく、雪霜などが有る場合には、融けるまで待つ。
それでも、毎日結露(くもる)は、ビニールを軽くはたくなり、開放するようにして取り除くような気遣いはしています。
今年は、暖冬なので、24時間密閉したことはありません。
家庭用無加温の一般的サイズのビニールフレーム
以前は、鉢植全部に支柱とワイヤーと肉厚のビニールハウス無加温を作っていましたが、強風対策のため50cm高さと低かったのと水遣りの不便さと積雪や雨水が溜まるためその除去が面倒でやめました。毎日の除湿換気も面倒。
それでも65プランターで100個程度の大きさ。
換気は四隅30-50の三角形の開口部でしたが、結露は除去できていました。
冬季開花が目的ではなく、寒気緩衝目的でした。やはり保護すればそれなりに傷みも少なく春の成長は、はるかに良い結果だったと思っています。 開花も早かったですが、中晩冬の発色は今ひとつでした。(本来の花色が出にくいものも見られた。)
冬場における豪華絢爛な開花を望むより、少なくとも、冬場の冷害を防ぐことに目標を切り替えたほうが、気楽なように思われます。
できるだけ耐寒性のある植物に切り替えるとか。
ペチュニアやポーチュラカ等手間隙経費を考えれば、買ったほうが遥かに安く付くとおもわれます。
貴重希少思い出深い植物や研究植物でない限り、できるだけ保護してあげる程度で妥協したいものです。
他に、天井と出入り口が離れている場合には、天井付近に30cm程度の窓を2ケ所設け、マジックテープを利用して開閉するとか
反陽当たり方面には、内側をダンボールや梱包用のプチプチシートで断熱するとか
天井には、強風や騒音に配慮して、屋外天井に水平カーテン(ワイヤーとリングと滑車)を付ける開閉するとか(天井からの太陽熱の抑制)
水遣りを控えるとか
地面床に防水ブルーシートを敷き床を濡らさないようにするとか
営農ではなく、趣味としての範囲で回答。
場所的条件も要りますが、そんなに経費がかさむようなら、サンルームを日曜大工で増設したほうが後々の多目的な利用ができるかも。
安くしたければ、駐車所の簡易雨よけとアルミサッシ一式無料又は超安価で入手するとか
ガラス温室を譲り受けるとか
解体撤去や廃屋が沢山見受けられます。
冷風ブローで、水滴くもりを吹き飛ばし乾かすのもありかも
いずれにしても、ゆったり気分で爆睡されることをお祈りします。
さらに、急用等で数日間外出したらどうされるのでしょうか。
しつこいですが、いずれにしても結露や結露凍結は、発育のみならず、病害虫や生理障害を併発して良くないです。
最悪、葉面結露凍結(霜)や凍土凍結は、防ぎたいものです。
くりん
2016/01/14(木) 20:37:47
冬場対策さん、ご返信ありがとうございました。私などの園芸初心者には難解な表現もありますが、色々参考にさせていただきます。そこで説明不足だったり、気づいたことを書いてみます。
酸欠について
植物は昼は炭酸ガス、夜は酸素が必要と子供のころ教わったような気がしました。今後の課題です。
結露のこと
考えてみると、結露は夜間か早朝に起こる場合が多く、光が差し込むのは昼間なので光合成にとってそれほど問題ではないと思いましょう。
ペチュニア
ペチュニアは昨年まで、夏祭りの景品として100鉢ほど寄贈していたので、従来通り早春に温床で育苗しましょう。それで充分間に合いますので。
球根
これまで季節外れで球根を育てた経験がなかったので、試行錯誤を重ねましょう。
換気について
温室には天井近くに2か所の換気用窓があるので利用しましょう。
費用対効果
仰せの通り冬の花は買った方が断然安いことはよく分かりました。しかし当年傘寿に当たる身にとっては、ボケ防止のために体や頭を使うことが有効かと思っています。
外出について
もともと出歩くのが好みでなく、買い物や週一のゴルフ、隔日のジム通いしか家を空けないので、気になりません。病気になればお仕舞と承知していますが、これまでは入院とか、30年以上風邪で寝たこともありません。
pine
【九州】
2016/01/15(金) 00:05:33
ハウスは大きさが小さくなるほど,容積あたりの表面積が小さくなるため,保温が難しくなります。
また,一重のハウスであれば,加温しても,外気最低温度+10℃未満を目安にしないと,費用はいくらでも大きくなりますよ。
まず,断熱をしないと,燃費は大きくなる割に夜の温度は上がりません。
発泡スチロールや建材用断熱ボードなどで覆えば断熱はばっちりです。
光が当たらなくなるのが困るなら,マルチ用の薄い透明ポリ(当然穴無し!)で良いので,理想的には10cm被覆から離して設置して下さい。
スペースが取れないならプチプチの凸を外側に向けて張られたら如何かと。
これによって,サイド際の温度ムラや結露は少なくなるはずです。温度ムラについては,扇風機やパソコン用のファンなどで解消できますが,結露による漏電には十分にお気を付け下さい。
なお,一坪程度の温室であれば,小型でもファンヒーターや灯油ストーブを使えば,酸欠で燃焼が不安定になるか,火が消えると思います。 それとも,よっぽどすきま風が入るのでしょうか?まずは,隙間をふさいで密閉度を高めるのが先です。
また,買い直せとまでは言いませんが,灯油燃焼器を使うのなら,園芸用ヒーター程度で,寒さをしのぐくらいにしておいた方が無難だと思います。
http://www.engei.net/Browse.asp?ID=63868
温度の必要な物は,ハウス内のトンネルやケース+電熱ヒーターで別に保温対策すべきです。
日中の高温については,入り口だけでは換気が出来ていないだけです。入り口の反対側に,マジックテープなどで開閉式の窓を工夫するか,フィルムを巻き上げるかしないと難しそうですね。
考え方としては,以下などが参考になるかと
http://www.mirai.ne.jp/~panther/onsitu/danbou.html
なお,蛇足ですが,Eメールアドレス,特にプロバイダー系のアドレスは記載しない方がよろしいですよ。
冬場対策
2016/01/15(金) 01:35:32
既に実施されておられることかもしれませんが
晩冬初春種蒔きも試してみるのも面白いかも。
会員になれば多少は安くなるかも。
種蒔き仕立て方解説(毎月蒔いてみる2-6月5回程度)
http://sakata-netshop.com/about/campaign/tanemaki/06petunia_02.html
http://www.sakataseed.co.jp/corporate/news/20140526.html
ペチュニアの概説
http://sakata-netshop.com/about/campaign/tanemaki/06petunia_01.html
種子の種類
http://sakata-netshop.com/shop/item_search_list#q=%E3%83%9A%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2
真夏出荷ですから
実験用は、ミックス(数種類混合詰め)
が良いかもしれませんね。
くりん
2016/01/15(金) 07:03:14
pineさん、冬場対策さん、色々参考になりそうな情報、ありがとうございました。
今日もこれからゴルフに出かけるので後でゆっくり勉強させてもらいます。取り急ぎ御礼まで。
園芸相談掲示板@園芸相談センター