氷点下が続いている時の水やりについて

[園芸相談センター]の過去ログです

なおくん 【関東】 2016/01/10(日) 20:40:06
日中は仕事をしていて水やり出来るが朝と夜になってしまう人は多いとは思うのですが、冬場の朝はホースが氷っていて水やりができません。夜遅く帰ってきて水やりも鉢物は氷そうなので、水やり出来るは早く帰ってこれた日か休みの日になってしまっています。このような水やりは植物の生育に良くないですか?それとも5日ぐらい間隔が空いても冬場なら問題ないですか?

(・・? 2016/01/10(日) 23:54:33
なぜ? そのように水遣りに気使いする必要があるのでしょうか?

萎れているのならば、緊急事態ですから昼夜にかかわらず水遣りシナイと仕方がありませんが・・・・
今の時節なら、定休日に水やりすればよいのでは。

表土が乾いていても、根付近は結構湿っているものですよ。

地植えは、先ず水遣りの必要性はない。
雨の当たる屋外の鉢植えも、あまり必要ではない。
ベランダ屋外の鉢植えなら、4号鉢以上ならあまり必要ではない。それ以下なら乾燥注意
室内なら、表土は乾燥していても、鉢中は水浸しなので、表土葉に霧吹きでよい。

余程萎れていないようなら、7-10日間隔でよいのでは。
問題は開花している植木鉢は、萎れさせられないので、要注意。
萎れたら蕾や花は、復元しにくいものです。

一度暇なときに、乾燥していると思われる一鉢を引き抜いて植え替えしてみれば、鉢の中の保湿状態が良く判ることでしょう。

水遣りの意味は、土を湿らすことではありません。
根に水を与えると同時に、土の中の悪玉菌や汚染物質を洗い流すとともに、土中の汚染気体(炭酸ガスやメタンガス等)を排出させ、新鮮な酸素を送り込むことです。

土が凍結したり霜柱が立つことは、土の水分があるということです。
朝霜や夜露も雨同様に水遣りの一部です。水分補給と霜焼けは別ですが。

土壌湿度計がわりに、一番安物の木製の割り箸でも、植木鉢に差し込んでおけば良いのでは。
尚、湿度計として、塗り箸竹箸プラ金属石貝殻象牙牛サイ角製は役に立ちません。

この時節の失敗の多くは、低体温障害を除いて、水遣りの不手際で、根がジュクジュクの表土乾燥で、根が水虫になって壊疽を引き起こすことです。
更に、根がジュクジュクということは、土が腐り悪玉菌の繁殖と呼吸腐敗ガスが蔓延し、酸欠で根が窒息死滅することです。
表土乾燥は、水やり時に撥水現象を引き起こし根にまで水が行き渡らなくて、鉢の縁周りから流出してしまうことです。
葉が生い茂っていれば、株元の真下に根が有りますが、その株本が見えないので、葉が湿っただけの状態で、水遣りしたつもりになることです。

失敗する人の言い訳は、葉は株元に向かって傾斜していますから、葉に水を与えれば自然と株元に流れるのではといいます。
確かにそうですが、それは、人為的潅水(短時間一発勝負)を想定して、進化してきたものではありません。
自然の降雨(断続的に長時間)や大気湿度雲霧雪霜露など多岐に渡り利用して、それに対応できたものが偶然生き残ってきたということです。
自然の全体的な調和作用と人為的行為とは、全部と言っていいほど、殆どは相反することです。
簡単に言えば、人の行為はすべてにおいて、自然を破壊する行為である。これはいたし方のないことです。
人が活動しなくなったら、自然は回復します。
人が住み活動すればするほど自然は駆逐されます。
其の根拠は、廃村廃屋放棄地を見れば良く判ります。

従って、今一度自然の仕組みはどうなのかを思い返せば、おのずとその水遣りの仕方も異なってくることでしょう。

人工的に徹するか、自然に従うかどちらか一つの選択しか方法はありません。
どちらにも付かない中立共有するという中途半端は、ありえないと思っています。
中立は無くとも、傍観することは、有り得ます。

(・・? 2016/01/11(月) 00:03:36
余談ついでに
乾燥について
乾燥させる方法は、高温蒸発(粉末ソースなど粉末調味料の製造)と凍結脱水(寒天の製造)の2種類があります。
他にもいろいろと利用されていますが、主なものは2つです。

なおくん 2016/01/11(月) 01:34:36
え、えーと、質問への回答としては5日ぐらい空いても問題ないとういことですね。4号以下の鉢は注意といった感じで宜しいでしょうか。

(・・? 2016/01/11(月) 20:42:56
画一的に決められる事柄ではありませんが、概ねそのように理解しても問題はないでしょう。

簡潔明瞭?に一言で言い表すのなら
臨機応変、TPOに応じて、ケースバイケース、空気を読む等というかも。

画一的な解を求めることが、そもそもの誤りの始まりです。
私も、其の他おおぜいの仲間の一人です

学校じゃ有るまいし、答えは一つという考えは、社会では通用しません。(学校受講等以外の業務を社会と定義する)

与えられた職責を如何にして低コスト(銭なし資材ナシ労働エネルギーなし時間なし手間隙をかけずに知識知恵も不用)で達成し得るかです。
手段方法は、仰山ありその選択は自由ですが、目的は、発生した問題を解決し、問題そのものを無効化してしまうことです。
概ね、棚ボタは、まれなことですから、先ず最初に、先行投資が必要になり、極小エネルギーで極大の効果を得るという観念が、現実的には限界ですが・・・
ごくありふれて、簡単な話、給料賃金は一般的には後払いです。
手付金前払い着手金日払い等は、特例扱いです。
給料振込みも違法行為です。そこで、給料振込み依頼書(嘆願書系)を提出することによって、寛容化(難癖漬ける人も少ない)されています。
銀行が休みの場合には、前営業日に振り込まれるのが一般的です。
労働者の嘆願書とするならば、銀行振り込み手数料は、個人負担として差し引かれても文句をいえないし、会社の採用条件(命令)とするものなら、手数料は会社負担とするのが合理的でしょう。
水面下で良くもめるのが、何らかの事情で、当日に振り込まれていないなど

なぜ画一的に、イエスノウ善悪是非白黒○Xが付けられないかといえば、
鉢植えの場合には、植木鉢の材質形状、陰陽大気湿度風や気温の質、土の性質、植物の種類や個体、根や葉の現状景観と花蕾の有無・・・・
等により其の組み合わせは、千差万別多種多様です。
更に、栽培者の好み(判断基準や実施方法など)も 三者三様です。

一口に凍土凍結といっても、保湿性だけに限定すれば、善です。
水があり低温であるが故、凍結するのであって、水が無く完全乾燥であるならば凍結することはない。・・・人として日常生活上の環境
下・・・
ただ、凍土凍結に植物が耐えうるかは、別の問題です。

一般的には、先人の知恵として、過湿よりやや乾燥気味の方が耐えうる
として、冬の成長停滞期には、潅水は控えめにしたほうが、乾かし気味に管理したほうが望ましいといわれています。

その代表な植物であるサンセベリアの場合には、気温が10度を下回ったら断水する(土はカラカラに乾かす)と解説されていることが多いです。例え葉がクタっとしても、水をやらないようにして、春の成長期まで、生きている事を祈るのみ。
実際に、かわいそうと思い込み水を与えれば、春まで生きながら得にくい植物です。
では、そんなに難しく管理しなければならないのかといえば、ポイントをつかめば、丈夫で長持ちする植物で、繁殖も旺盛です。
大きくて(成長の限界の大きさ)安いものなら一株100円から市販されています。数株の鉢植えなら数千円もします。

日当たり良く風がきつく(高層住宅のベランダ等)て植木鉢が浅ければ、
乾燥するのも早いでしょう。
相対的に、植木鉢が小さく植物が大きく、葉が多く根張りも旺盛な状態なら土の乾きも早いでしょう。
培養土も、保湿性の高い粘土質より、保湿性の低い大粒の砂利の方が乾燥も早いでしょう。
ミズゴケなど通気性のよい粗い植物質の培養土なら、乾燥も早く、一度完全乾燥させたならば、吸水性保湿性も悪く植木鉢ごと水没させ繊維質の中まで十分に吸水させないと、表面の一部だけ濡れているだけで、水遣りとはいえません。直ぐに乾燥してしまいます。

底穴1つのプラ鉢より、数多くスリットの入ったプラ鉢の方が乾燥しやすいでしょう。
低温焼き鉢の素焼き鉢より、上塗り高温焼き鉢の方が、乾燥し難がたいでしょう。
根つまりしていれば、鉢隅より水は流失してしまい培養土の吸水率は低くなり早く乾燥する。
表土にコケが生えていれば、吸水しやすく乾燥し難くなります。
等個別的に例をあげれば切がありません。
諸用件の組み合わせが、無限にありますから。

個人的には、目立った萎れが見られなければ、殆ど水や利しません。
萎れていても、直ちに、水遣りすることも少ないほうです。
理由は、冬の外は寒く水遣りは面倒なものです。
それより、暖かい室内で、コーヒーでも飲みながら、猫のヒゲでも引っ張っていたほうが面白いですね。動物虐待行為ではない。ネコも喜んでいますから。暇があったら近寄ってきますから。いやなら近寄らないでしょう。
犬のヒゲはネコと違って、簡単に引き抜けてしまいますが・・・・

なおくん 2016/01/11(月) 21:37:21
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(・・?さん、ご意見ありがとうございます。

ケースバイケースですよね。植物を育てる上で水やりは最も難しく重要な要素です。鉢という限られたスペースで生き続け、剪定や整姿にも耐えて観賞段階へと到達できる。言葉では単に水やりと言いますが、その難しさは「水やり三年」という言葉があるほどで、また実際には三年では覚えきれないほど奥が深いです。今年のような暖冬、季節ごとの温度変化、環境の違い、樹種特性、樹勢状態、用土の違い、鉢の大小や深浅とさまざまな要素があり、完全なマニュアルはこの世にはありません。基本的な考え方として、植物が水や空気を欲した時に与えるのが理想なのでしょう。しかし(・・? さんの言う通り冬の外は寒く水遣りは面倒なものです。枯らさない程度に冬場は凌ぎたいと思います。


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