珍しい花木

[園芸相談センター]の過去ログです

つくし 【東北】 2015/11/04(水) 17:17:27
またまたこちらお借りします。
前回も沢山の品種を教えていただき感謝しております。
前回教えていただいた花や木を何種類かピックアップして今週末の話し合いで提案してみたいと思います。

今回は中々見かけない珍しい花木を教えていただきたく投稿させていただきました。
ちょっと変わった品種や新しい品種を何種類か植えたいと考えておりました。
場所は岩手の真ん中。ワンシーズンで1m程雪が降ります。冬の最低気温の平均は-5度前後。(12月、1月、2月の3ヵ月が0度前後〜-5度前後となります)季節の変わり目なんかは別にして風は太平洋側でかつ内陸なのでそこまで強くはないです。
どなたかよろしくお願い致します。

個人的にメラレウカが1番の希望でしたが調べてみたら厳しいようで少し落胆しております。

ばんざいうさぎ 2015/11/06(金) 22:26:18
なかなかレスが付きませんね・・・。
お住まいの環境の詳細(特に土質や保水性・水はけ)などは、文章からはうまく把握できず実際見る事は出来ない、実際は個人の好みの違いなどもありますし全国各地が対象の掲示板ではなかなか「これがお勧め」というのは出しにくいのかと思われます・・・。特に「なかなか見かけない珍しい花木」と言うのは住んでいる地域によって違いますし、もし「日本ではあまり見られない珍しい物」も含まれるなら栽培してる人自体が少ないわけですから・・・。

情報を得たい場合は、出来るだけ具体的な条件を上げた方が回答が得られ易いですね。たとえば「耐寒性が強い」「花や葉が綺麗(目立つ)」「花など観賞目的で改良されている園芸品種」が良いのか、「野生に近い山野草的な物が好みか」など・・・。
新しい品種の場合も、前から現在までどんな種類の木や花が好きかを書いていただくと好みの傾向が把握でき易いです。

個人的には、手っ取り早く見つけ出すのにはお住まいの近くや北海道の苗木や花苗を扱うお店でインターネット上にネットショップを出店している所のサイトを調べてみるのが一番と思います。こういう所だと、とりあえず耐寒性の部分はすでにクリアしていますし、大概の店は画像付きの販売ページです。気になった植物の詳細ページには参考に出来る簡単な説明書きもあります。
その店で買う買わないはまだ決めずに、まずは見た目で選んでみて候補を出し、その植物名を検索してみて詳細な説明を読み植えて問題ないかを判断。その後は「植物名 苗 販売」のキーワードで検索してみて結果の上位に並ぶ店を何店か価格比較し(価格比較検索サイトも便利)、特に送料などのシステムに気を付け選んでみて、欲しい何種類かが同じ店に揃っていて送料も納得できるなら注文できる時期に予約や購入します。ネットショップは珍しい種類や品種の販売確率が高いんです。ただ取扱量が種類や時期によっては少ないので、もし購入までに至らなくても欲しい植物の名前を書くノートなど用意し植物名を控えておいて、地元の花屋さんで取り寄せて貰ったり苗木を扱う店にあるか問い合わせる事も出来ます。
植えてから数年たってようやく花が咲くなど、すぐには楽しめなくても待てるのなら、インターネット上の「植物交換掲示板」(交換だけでは無く余剰を貰ってもらったり、欲しい物を募集することも可。)を利用するのも手です。こういう場は信用第一なので各掲示板独自の決まりごとをきちんと守ってマナー良く利用できれば、結構珍しい物を栽培している人が多く中には殖えすぎて余剰を手放したい人もいるので、一種類で扱う数は少なく株も小さい事が多いですが上手に利用できればいろんな種類を集められ、運良く自分の所に定着してくれれば数年後には花を咲かせてくれます。
その掲示板独自のルールがそれぞれあって、私の利用している所は「譲って貰った物を殖やしてオークションに出すのは禁止」「盗掘と疑われる植物の扱いは禁止」などありますが、節度ある利用をし自分や家族から頼まれた栽培品(購入した直後の株分けや、誰かから譲ってもらったものを許可を得ずすぐに他に譲るのは基本禁止)さえ守り、登録品種など禁止項目の対象植物さえ避けて扱っていれば特にトラブルなくおつきあいできますし、おつきあいが決定するまでは掲示板上だけでのやり取りだけ、決定後はその掲示板のサイトの中だけでの「個人間でだけで詳しく連絡がとりあえるメールサービス」も使えます。「植物 交換 掲示板」で検索すればヒットする上位のサイトの中の掲示板の、まずは利用方法と決まり事を良く読んでご納得の上会員登録(無料の所も多い)されると良いです。

大きな木を除き、北国で今時期から移植できるものは少ないですし(苗木や花苗では小さいと今時期植えるより春に植えた方がダメージも避けられ初期の育ちが良い)お花も球根性のものだともう植える時期をとうに過ぎてしまっていますので、急いで植える必要も無く春までにゆっくりと選べます。
あまり情報も無いまま本来はその場所に向かない物を植えてしまってはすぐ枯れたり徐々に弱って絶えたりと残念ですし損ですから、ご自分やご家族がご納得のいくものを選んだ方が良いですよ。

花や木の種類の選定で案外参考になるのは、お住まいの地域の山野の植生や地域に住んでいる方の庭を普段から良く見ていく事。
元々野生で生えている木や花の種類に近い外国産の種類いは花や実が日本原産の物よりも綺麗・美味しい種類が多いですし、古くから栽培されている花や木や果樹などの種類の「近年品種改良で作出された物」というのは、割と定着しやすいです。たとえば浜辺でハマナスが咲く県なら、バラとハマナスを交配して作られた系統のバラの品種は普通売られる園芸品種のバラよりもずっと丈夫で無農薬で育てられ、その地に良く馴染んでくれて例え内陸であっても十分に楽しめます。ハマナス自体が内陸でも良く育ちますし、私の住む所から少し離れた内陸の大きな街に行く時に車で通る峠道のかなり標高が高い場所のトンネルに近い削った斜面に張られている芝(北海道では牧草畑から不要になった牧草を会社が買い、根ごと剥がしてきて使う事が多い)が、どうも浜に近い所から運ばれてきた物らしく芝の根の中に種子でも紛れていたのか一株だけハマナスがぽつんと生えており、運よく開花時期に通ると花を咲かせているのを見かけます。

もし改良された園芸品種ではなくとも例えばホスタ(ギボウシ)の様に基本種はありふれた物でも、突然変異由来で葉の形が変わっていたり「花色が変わって咲く花」「葉に綺麗な斑入り模様の入るもの」などもありますので、まずは見た目の珍しさよりも「お住まいの地域に植えての丈夫さを重視」です。元々その土地に生えている(又は植えていた)丈夫な植物なら、変異していても丈夫さはそれほど劣らずに済みます。
私の家の庭でこれに当たるのは外国のスミレであるビオラ・ソロリア。園芸品種の、いろんな花色や模様の品種がありとても綺麗です。ただ一つの難は「蔓延る」事。近年では日本の野山に逸出し野生化している品種もあります。我が家の敷地の様な周りは広大な畑で敷地外には逸出しにくいので敷地内で生やしたくない所だけ生えた物は早めに抜いて処分しています。ただ、園芸品種を沢山生やしていると実生から変異個体が出るらしく一番最初に購入し増えて敷地の一部で大群生を成している品種は、群生内や敷地内の別の場所で今まで四つの花色違いの変異個体が現れています。一つは‘ダークフレックルス’と呼ばれる珍しくて市販では入手困難な模様の個体で、見つけた時はすでに結構な大きさの株に育っていたので驚きましたよ。

注意したい点は、珍しいものほど北国では育ちにくい物も多いと言う事。本やインターネットでの情報は基本「関東基準」が多いので熱帯性の北国では栽培がそもそも無理な物も多いんです。日本でも各地で年間の気候は違いますし、東北でも北海道でも日本海側と太平洋側(更に北海道ではオホーツク海側も)で植生も育つ物も違います。違う地域にお住まいの方がお勧めして下さっても、つくしさんのお住まいの地域では栽培が無理な物も多いですし回答して下さる地域を限ってしまっても全国規模対象の掲示板ですから、お返事はなかなか得られにくいです・・・。
もし可能ならお住まいの県限定や東北地域対象に分けてあるサイトで、「植物に関する事以外でも相談できるサイトや掲示板」(いろんな事の困りごとを誰かからアドバイスしてもらえる類の所なら全国規模でも閲覧数がかなり多いので良いかも)で「太平洋側の北国で珍しめの植物を植えたい」と投稿すれば県内や近隣の県の人からの割に性質があっている物のお勧めや、どこどこの店が品ぞろえが良いなどの情報が入り易いかもしれません。もちろん投稿する時には住んでいるのは何市近く(詳しく書くと場所を特定され、記録がネット上に残ると将来盗まれたりするのでおおまかで良いです)で地形・土質、水はけなどの情報と、上記し多様な個人的にはどのような種類などが好みなど、欲しい物がイメージしやすい情報も出来るだけ詳しく書くと良いです。

ただ、そこまでして選んで植えても新たに導入して植えた種類や品種と言うのは実際栽培してみたら環境由来の原因で順調に育ってくれない事も多いです・・・。この掲示板でのトモエさんの投稿「コスモスのはなについて」の返信で書きましたが、本来ならどこでも楽に咲いてくれそうなコスモスなどの「ありふれている」と感じる植物でも、近年改良の品種だと誰もその地では栽培していない物では、花を見る等の目的が達成できない事も多いんです・・・。私もこれや近い原因で本当は大好きなのに栽培自体をすっぱり諦めた種類は多いです。珍しい種類・品種と言うのは本当に失敗しやすい物が多いですね・・・。

札幌に住んでいた時は実際は植物栽培は出来ませんでしたが、植物園の様な場所に植えてある種類を見に行くのは今でもかなり参考になっています。北海道大学は昔は植物園で外国から輸入した植物が北海道でも育つか試験栽培していた歴史があり、広い敷地内には季節により珍しい花が咲いていたり。住んでいる周りには植えられていなくても実は栽培できると解ったものがかなり多いです。
その頃は個人のガーデンと言うものは無かったですしこの辺では今もあまり多くは無いのですが、幸い近郊には昔薄荷が名産だったことからハーブガーデンや専門店のある街、少し遠出すれば植物の品種改良を生業にしている生産者さんの公開している見本園などもあり、そういう所に植えられている物を見るのはとても参考になり、大きな施設ならその場で買えるところもあります。こういう場だと日本ではまだ販売されてない外国で作出された最新の品種があったり(ガーデン仲間のネットワークや購入先は海外にまで渡るので)国内では一般への流通がまだ行われていない物が有ったりも。私は北海道内の施設しか知りませんが有名どころだと「紫竹ガーデンさん」や「上野ガーデンさん」、「ゆにガーデンさん」などが有名。もし北海道に開花の多い時期来られることが有れば、是非訪れてみると、北国の方にはかなり参考になりますよ。

私も前の家に住んでいたころはまだ元気でしたし種子蒔きから育苗すること自体が好き、海外の種苗会社の日本進出が盛んだったりで(現在は各社撤退)、当時はまだ日本で個人が栽培しているのは珍しかった外国の最新品種の種子を取り寄せては庭にいろいろ植えていました。
でも、種子自体が芽吹かなかったり(海外の種子は発芽促進処理されていないのも多く発芽しにくい物も)環境が合わなく途中で枯れたり絶えた物も多いです。更に現在の家(距離的には前の家へ自転車で楽に行けます)に引っ越してからは環境が違い特に土質が真逆でせっかく増やしたものの多くを失いました。(前の家の近所に住む友人に譲ったのが生き延びているくらい)現在購入先は日本での販売撤退や輸入代行してくれたところも閉鎖、私自身も持病をいくつか得て種子からの育苗作業も無理となり、栽培規模もかなり減らしました。

でも珍しい物はやはり好きです。それで出来る範囲で新品種の育成を行っています。
こちらの地方で昔からありふれている種類や品種、あるいは元は野生で種子を採って自分の庭で殖やしていたものに、外国種や新たな近縁種や品種を掛け合わせ交配すると言う作業を自分の出来る範囲で行ってみたり、自然に出来た物からの有望個体を固定化しています。敷地にはクリスマスローズとニオイスミレの品種が沢山植えてあって放っておいても勝手に交配して群生の中に違う花色のが咲いたり、こぼれ種子から育った株に違う模様が咲く事が多いんです。気に入った物があれば毎年採った種子を育てては代を重ねて性質の固定化をしつつも、時折出現
する新たな花色を丁寧に抜き別に栽培し大事に育ててはそれの固定化も試みます。
そんな由来で「我が家にしかないオリジナル」の美麗な特徴や花色を持つ物がいくつかあり、色がそんなに綺麗で無い物も交配に使ったり実生で育てると時折違う花色が出現するので、敷地が広い事もあり空いた場所に植えてすべて継続して育成しています。
特にニオイスミレは外国ではバラと同じくらい歴史が深く改良も盛んなので一品種だけから採った種子からでも何代か育てれば違う花色を咲かせることもあり変異も比較的出やすい為、外国では数えきれないくらいの品種があり、外国には日本では全く出回っていない花色も数多くあります。
元々札幌某所には大昔からニオイスミレ古い品種らしい物が逸出し野生化している群生地があると以前花関係の知り合いから教えていただいていたのですが、詳しい場所までは知りませんでした。それがひょんなことから偶然運よく見つけてしまい(周囲に漂う香りに導かれた)北海道でも容易に栽培が出来る事を知って、こちらの方に戻ってすぐハーブ専門店で比較的栽培しやすい園芸品種が購入でき栽培を始めました。更には、野生種で我が家の敷地に勝手に生えてくるアオイスミレが実はニオイスミレとは極近い種類であり、いつの間にかアオイスミレと園芸品種が虫が花粉を運び交配してしまって実った種子がアリに運ばれ両者が生える中間地点で芽生え育って咲いている個体を発見。花色は良くないもののその株から採れた種子を試しに蒔いてたら異種交配なのに稔性をちゃんと持っていて芽生え育って花が咲いてくれた(その時は閉鎖花の種子だったので親と同じ花色)り、交雑を避ける為にとわざわざ離して植えていたのに虫が花粉を運んでしまい交雑し、種子親の群生横でこぼれ種子が芽生え今まで見たことないマゼンダ色の美麗な花を咲かせた個体が出現したことから(当時は離れているものの周囲は二品種しか無く他のはもっと離れた場所に植えてあり、花色以外の特徴が種子が実った原種の変異種の選抜由来である華奢な種子親品種よりも、園芸品種の見かけが大型な方にそっくりで花粉親が容易に予想できた)、それに味をしめてしまい違う品種のニオイスミレを多数新たに導入しはじめ、ようやく土地に定着してくれたものから人工交配を試みる予定です。今では後に自然交雑で出来たらしい株がいくつか見られるようになりましたが、ニオイスミレの場合品種はランナーや株分けで殖やしたり閉鎖花の種子から同じ性質をずっと保てるので、開放花の方で交雑してもお構いなしで、こぼれ種子が芽生えて変わった花が咲けば優遇し、咲き進むと徐々に花色が変化していく品種や、その年の気候や気温の違いで花色が違って見える花の特徴を持つ品種があるので、念のために数年間は花色の特徴の様子を観察してから残していくかを決めます。
園芸品種は遺伝子がかなり複雑になっている様で、近年作出の品種だと性質の固定化が不十分だったりで、園芸品種を複数栽培し一方は本来の品種を維持しながら一方で解放花の実生を区別し育ててみると面白いものですよ。環境がよほどあっているのか定着が成功した数種は(苗で買っても余所で育った苗自体はこちらの環境に定着できず、種子を実らせて芽生えさせ殖やす)結構な規模の群生に増えてくれ満開時は素晴らしい香りを漂わせ咲いています。
庭木の根本の南や東南方向や、生垣の根本だと北側を好みます。今年は我が家オリジナルのマゼンダ色の個体の2世代目に白花の物が二株と、京都の舞妓さんの着物の生地に使われている様な「はんなりした桃色」を思わせる薄いピンクに極僅かに橙色が混じった様な花色(マゼンダ個体の片親の花色が杏色だから?)が一株、普通の薄いピンクの個体が一株出現してくれました。

また、当地自生のエゾノタチツボスミレで花色がかなり赤紫に変異している物を自生地から種子を少し採ってきて長年育て殖やして今や敷地で多数野生化しているのですが、栽培環境次第では30センチほどに草丈がまっすぐ伸びてくれ葉も程よく付くので数本切って他の花と一緒に花瓶に生けるのに向くのですが、残念ながら花の方は花弁が細く小さめでスミレだけを生けると寂しい見かけです。それにかなり近い外国原産の種類で、野生種なのに花がかなり大きく綺麗に咲く系統を持つ種類があり(花が貧弱な系統もある。草丈は少し低めで切り花には向かない)、花が綺麗な系統の日本での販売先を長年探していたのが一昨年漸く見つけだし苗を買ったのが今年初めて花を咲かせたので、株が充分に育ちその原種の苗が増やせて花が多く咲いてきてから、将来はこれだけで飾っても花が目立ち様に成る様な「一茎に複数の花を付ける切り花用のスミレ」を作りたいと計画しています。

自分の住んでいる地域の環境に合う、地元ではありふれている植物から新たな綺麗な(珍しい)品種を自分で作りあげると言うのも年月はかかりますが新たな発見や思いがけない結果なども出て、なかなか面白いものですよ。
現にこちらオホーツク管内には従来の植物の品種の販売の傍ら独自に新品種を作成し商売にまで発展している方が数人おられ、ハマナスと園芸品種のバラとの交配による系統の新しい品種を作っていたり(この系統ではあまり見かけない剣先咲き花型の物もありました)、別の方で北海道では廃坑になった鉱山の住宅集落跡などで野生化し群生しているルピナスや、宿根姫ひまわりなどから交配を繰り返し見ごたえのある新品種を作り出しては地方紙の地元欄に発表してから、花好きなら誰でも知る某有名種苗会社に権利を販売しているらしい(おそらく品種登録の権利を維持するのに毎年高額な登録料がかかり個人だと継続しづらい為かと)方や、近くの街に住み一時インターネットで植物交換など交流のあった方で本業の他に本来は熱帯原産である種類の多肉植物をいろいろ集め自分で専用温室を建て冬は暖房を入れながら栽培し販売、いろんな品種の組み合わせの交配をいろいろ試みては理想の新品種を目指している方もおられます。私もこの多肉植物を一時期コレクションしていて開花期が合った物同士を交配したのが一度だけ成功し、その時得られた種子から無事に育った三個体を今も栽培しており、大きく育ってきて個体独自の目立った特徴が出てきています。掛け合わせた両親株の特徴はかなり違うので出来た三個体はインターネットなどで見られる既存の交配品種には似た物が存在せず(そもそもこの掛け合わせ自体聞いたことが無い)、この三兄弟個体も「我が家オリジナル」。その後別の多肉植物に興味がうつりこの種の栽培熱自体はもう冷めてしまい手元にはほとんど残っていませんが、これらだけには今も強い愛着があり可愛いです。

どんな種類の植物を栽培するか、その楽しみ方は人それぞれですが、珍しい植物がお好みなら、そのジャンルの中には「自分で世界中に一つしか存在しない品種を作れるかもしれない」という楽しみ方もあり、実際出来るとその喜びは大きいです。それほど特徴が良くなくても見どころがある様なら自分だけで楽しめば良いのですし、その個体の特徴がとても良くて更に丈夫で良く殖えてくれるならもっと嬉しいものです。
つくしさんの所は幸い土地が広めの様ですから、性質的にあまり大きくは育たない植物で(もし大きく育つ株だと、開花し花色が確認できるまでは一株ずつ栽培する必要があるので、鉢数が多ければ植え替え作業が大変)ご地元で昔から馴染のある植物などがあれば、ご自分の所で近縁の別種や別品種と交配して種子を取り、苗を地面植えして殖やす目的を兼ねて代を重ねさせ種子を採っては育苗する等、こういう楽しみ方も試してみませんか?

寒冷地珍花果 2015/11/06(金) 22:36:12
ポポーも面白いかも。
https://shop.takii.co.jp/shop/selection/pawpaw1401.html
南洋果実でも耐寒温度-30というのが面白い。

ポポーやマンゴは、熟すと自然落果してしまうので、収穫期が近づいたら、ネットで受け止める対策が必要です。
慣れれば、栗拾いのように、拾って食べればよいのですが、最近の生活習慣として、落ちたものは、感じよく食べられないのが普通です。

ポポーに限定するとして、苗木の買い付けは、余程しつこく余程信頼できるお店で・・・
タキイの宣伝するわけでも、関係者でもありませんが、タキイが無難かも。
受粉特性として異株が必要として、実生苗と品種名の関係がいい加減な系統
接木するとしても、接ぎ穂たる親の血統がいい加減かも。
それでなくとも、果実の接ぎ穂の採取には、あたりはずれがあります。
イチジクでも、挿し穂取りの枝の位置関係でも、良く実のなる苗木とそれなりの苗木があります。
実がなる時期には、保障期間?切れで相手にされにくいものです。

つくし 2015/11/11(水) 16:47:15
[[解決]]
遅くなってしまいましたがご回答ありがとうございます。

やはり寒冷地では珍しい花木と言うのは難しいのですね。
ネットで検索しても中々出てこないので検索の仕方が悪いのかと思っていました…。
寒冷地でも大丈夫というのもたいがい関東圏での寒冷地での話で。
自分で品種改良となると働いているので難しいのではと思います。
休日もいつも家に居れるわけではないので、仕事行く前に1時間くらいかけて手入れをし、日が長い時季ならば仕事から帰ってきてからまた作業をするということをしています。
日々成長していく過程を見るのは楽しいので自分の新しい品種を育てるというのは面白そうだな、とは思います。
そして、山野草に関してすっかり抜けておりました。ありがとうございます!山野草のサイトを見て色々勉強してみたいと思います。
今の時季はもう店頭ではこれといった植物の苗も種も置いていないので雪が解けて暖かくなってきた頃に店頭で探してみたいと思います。

ポポーは地元の産直で最近見かけるようになりました。
-30度まで耐えられるのですね!凄いですね!!
ちょっと探してみようかと思います。


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