鉢植えのジャーマンアイリスの葉っぱが健在+フリージアも>植え替え?

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もっちゃん 【東海】 2015/10/25(日) 22:57:49
同じ鉢でアヤメ科同士の連作は避けた方が良いとのことを知り、植え替えた方が良いのか〜それともこのまま様子を見ながら冬越しすればよいのか教えてください。
実は、今年1月になってから寄せ植えにしたジャーマンアイリスですが、花芽もつかず夏に入る頃から葉っぱばかりがすくすくと・・・
10月になったら庭へ植え替えようと思っていたのですが、9月のうちにフリージアが芽を出してきて、年内に咲いてしまいそうな勢いなのです。
このまま冬越しするしかないのでしょうか?

アリスの正夢 2015/10/26(月) 01:16:41
異常気象のアイリスバージョンじゃないの。

自慢するわけでは有りませんが、私のジャーマンアイリスも今年は一つも蕾すら付きませんでした。今年になって、植え替えたのがまずかったのか、そんなはずは無いはずですが、結果として蕾すらつきませんでした。
植え替えなかったほうも、蕾すらつきませんでした。
私のだけではなく、そういえば、今年は近所でも、一花も見かけませんでした。
てっきり、大型種ですからも邪魔になったので、引き抜いて捨てたものと思い込んでいました。
私も手狭になったので、ずいぶんと処分しました。
よくよく考えれば、近所でも、一斉に心を一つにして連絡も無く捨てるはずはありませんよね。
葉の大きさ長さも、ほとんど停止した状態で変わりませんし、現時点でも元気です。

そういえば、今年の正月でも、夏花のモントブレチアが咲いていました。
珍しいものと、携帯で撮影したものでした。

邪魔になるのに何を植えたのかと思っていたら、プランターのあちらこちらで、アヤメ系が生え出してまきした。まさか現在目の敵にして駆除しているモントブレチアがまぎれこんだのかとも思われるものの、少し違うようにも思われて、そのままにしていた。
フリージャなんだとこの質問のタイトルを眼にして思い出しました。

何か異様な感じがします。

私としては、年内に咲くことは無いでしょうが、未だ30日もありますから、咲く可能性もあります。がしかし咲いても枯れても良いことですが、枯れるものなら枯れる、休眠するのなら休眠するとして、落ち着いてくれないと、種まき苗や育苗苗が、例年より大きくなってきて、植えられなくなります。
たちまち西洋桜草が、見かけ上空いた場所に、差し込めなくて困っています。
一ケ月も早く毀れ種のビオラが発芽して、生えてきたし、早く育苗エリアから、桜草を追い出さないと収集が付かなくなってきます。
未だノースポールの毀れ種が発芽していないだけ救われています。

>同じ鉢でアヤメ科同士の連作は避けた方が良い
そりゃー植物ですから、どのような植物でも多少連作障害は有るでしょうが、多少の影響はあっても、微々たる程度で、障害とまでは行かないと思います。(枯れる、衰弱する、育ちがみすぼらしくなる、生えない育たない。病害虫が多発する)ことは感じません。

とはいっても、どの植物でも、気持ちだけは、輪作しているつもりです。気持ちだけは土換えしているつもりです。がネコの額ほどの花壇ですから、連作の上に、込み込みの混雑植です。寄せ植なら未だ余裕余白が有るから良いほうです。
針の穴ほどの余裕スペースがあれば、何かを植えつけています。
木の幹に縛り付ける、枝から吊るすなら未だ良いほうで、木の枝や葉にでも、植えつけたいくらいです。
雑草ですら、遠慮するくらいに混み混みです。
当然、洗濯を干す場所すらありません。足の踏み場もありません。
困ったものです。
それでもそれなりに、時節には花が咲いてきます。

>同じ鉢でアヤメ科同士の連作は避けた方が良い
多分これは、在来種アヤメの性質の伝言ゲーム的な間違いかと思われます。
アヤメやショウブやカキツバタは、株分けしたとき初花は、花数が少なく、翌年にはやや多く3年目に絶好調となり、4年目には花数が少なくなり・・・を3年周期で繰り返す。又は、次第に花数が少なくなり葉ばかりになる。そこで、3年毎の花後に株分けし植え替えたほうが花付がよいとされています。
水仙も同じような性質があります。
繁殖のリズムで、根や株の場所盗りで、親子兄弟が喧嘩する。
連作障害というより、場所盗り、エリア争いですね。

特に、球根系より宿根系は、喧嘩し易いものです。根がきつい性質ですから。
球根系の場合には、花後の子供球根の肥大に優劣が出来て、親は死に絶えてしまいますが、子孫の球根の数が増えて兄弟喧嘩して兄弟共倒れで、肥大しなかったり、肥大に優劣が出来たりします。
肥大せずに、小さければ、翌年には体力不足で、花も付きにくくなり更に翌年まで持ち越しか翌々年に持ち越しとなります。
中には、肥大することを忘れて、葉さえ生やすだけの体力すらなくなり
自然消滅する球根もあります。
これも強い子孫を残すための戦略かもしれません。
宿根系は、本来水生(水際)植物ですから、兄弟喧嘩すれば、追い出されて水で流されたり、風で水上を漂いながら、たどり着いた場所で生きていく放浪の旅に出るのかもしれません。もちろん種子でも繁殖しますが。
結果的には、同じようなものですが、連作障害は、病気系統ですから、直ちに障害が出るのに対して、期間の長い兄弟喧嘩跡目相続争いとは少し違います。

どちらにせよ、場所と手間隙の余裕があれば、避けたほうが良いでしょうね。
どの植物でも、株間は、根張り根域と葉枝を考えて、有る程度開けたほうが望ましい。
同じようなことが、矢車草(矢車菊)や鬼ゲシの場合には、株元が混雑して風通しが悪くなると株元が腐って突然死してしまいます。
バラや花水木やイチゴやサルスベリなどは、袖振り合うも多生の縁宜しく、うどん粉病(黒点病)も伝染したり、アブラムシやケムシ(チュウレンジの幼虫)ナメクジが通勤したりします。

多分そういった意味合いと考えられます。

もっちゃん 【東海】 2015/10/26(月) 19:32:54
アリスの正夢さん、ありがとうございます。

昨年の暮れに寄せ植え用の球根セットとしてカタログに載っていたのを購入したもので、もともと植え付け時季には随分遅れてしまったのです。
さらにほとんどの物が栽培初体験の球根だったため「みんなの趣味の園芸」も参考に手探り状態で植え付けました。

宿根草や球根植物の性質について詳しく解説していただいたのを読ませていただき、自然に任せるしかないのだろうと思いました。

時季を見て(できるだけ早めに)確保しておいた場所に移植し、フリージアや他に埋まっている球根たちは、新たに植木鉢を用意して植え替えようと思います。
その際に注意することなど、お気づきのことがあればアドバイスをお願いいたします。


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