梛の木の様子
ニコ
【関東】
2015/10/25(日) 15:38:08
はじめまして。
去年の11月頃にクリスマスプレゼントとして小さなポットに入っている梛の木を頂きました。
送られてきた当初は、土の上に金箔(?)か何かでコーティングされた石が敷き詰められていました。
ネットで育て方を調べ、水は2日に1回くらい、鉢の底から出てくるくらいあげていました。
土は乾きにくい感じの土でした。
暫くして、暖かくなってきた頃、土の上に敷き詰められている石にホワホワした白いカビを見つけて、石を全て捨てました。
石に囲まれていた部分で、土には埋まってない幹の部分は、白っぽくて硬い、水の塩素(?)の様な物がついていました。
そのあとから、よくカビが生えるようになりました。
カビを見つけたらスプーンでカビの生えた土を掬って捨てていました。
その頃くらいでしょうか。葉の先が茶色に変色しだしました。
春から夏くらいには、若葉が出てきていました。
今年の8月園芸屋さんに、カビが生えるのでどうしたら良いのか観てもらった所、水のやり過ぎとの事で、もっと土がカラカラになってからあげるようにしました。
水捌けの良さそうな土も頂いて、土を替えました。
その後、梛がだんだん萎れていると言いますか、全体的にカラカラになって縮こまってしまいました。
これは、もうダメなのでしょうか。
もし何かしてあげられる事があれば教えて頂きたくおもいます。
観葉植物を育てるのは初めてです。
こんな風にしてしまって悲しいです。
何とか元気になってほしいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
椰子の実
2015/10/25(日) 19:19:07
其の答えは、唱歌「椰子の実」の歌詞の中に余韻(文字の配列の他に人の心情や椰子の生命力など数多くの意味が含まれています。)として表現されています。
本来椰子の生命力は強いものです。
其の中でも、根の破壊力は、岩をも砕き、木の幹さえ貫くほどの怪物です。
しかし、強いと言うことは、反対に脆い弱い性質も併せ持っています。
剃刀は鋭く鋭く良く切れますが、耐久性がなく直ぐに錆びたり切れなくなってきます。斧は綺麗に切れませんが、破壊力や頑丈さに優れています。どちらも同じ鉄を材料にしています。
椰子の根は、根の保護膜たるキューティクル(クチクラ・アロマ)が無効化したり無機能化したり、あるいわ根の先端の成長不慮を引き起こすと
たちまち、弱ったりします。根の弱りや修理停滞中は直ぐに地上部の葉が黄化したり新芽が出なかったり、枯れたりと悪い事に反映されてきます。
特に、小さい鉢植えや室内管理の場合には、根の修繕に手間取りなかなかよくならない傾向が見られます。
むしろ砂浜など栄養素の少なくても、広い地植なら、それなりに、水分や栄養素を求めて怪物根を伸ばして探しに行きます。
元気に成長している限り、難解な障害も乗り越えていきますが、一度弱れば、弱い障害にでも負けてしまいます。
修繕力?回復力に弱く時間がかかります。そのように思われます。
地球上の頂点に君臨しているわれわれでも、蚊の一匹やコキブリの一匹でも見れば、パニックになります。
小さな皸や小区短い棘でも刺されば、痛くなり化膿もしてきます。
物を持つことも、歩行することも出来なくなってきます。
肥料過多や水分過多や水腐れで、根が水虫になったのでしょう。
水虫になるということは、キューティクルが破壊されていることですから、其の無防備な箇所に、二次感染として雑菌やカビが生えたのでしょう。有る意味飾り石がキューティクルの代役としての臨時的な役目をしていたかもしれません。
一度根を弱くしたら、2-3年回復しない場合もあります。
又、次第に弱って元気な姿をろ見ることも無く枯れる場合もあります。
歯が悪ければ、良く噛まなければ、胃が悪くなり、胃が悪くなれば、腸も悪くなり、便秘や下痢や糖尿病腎臓病も発生してきます。
それにつけ機嫌も悪くなり、肉体的にも精神的にも、生活環境も嫌悪になってくる可能性もあります。
元気なら元気で又、急成長してしまいます。
鉢植えなら、植え替えしなければならなくなる。
この植え替えが曲者で、根を切れば急変する場合もあれば、根を切らなければ、植え替える意味がなくなります。
植え替えには、根の先端を切り揃えるより、根の数を減らすことです。
根に比べて、葉はいくら切ってもあまり関係がありません。
根がしっかりと元気なら、葉は直ぐに生えてきます。
根のご機嫌しだいです。
今の時節は、日に日に気温が低くなってきますから、根の生命力も弱いです。
もともとから南国育ちですから、尚更のことです。
といって、カビが生えている状態ですから、ほっておくわけにも生きません。
そこで、ダメ元で、引き抜いて、根を水洗いし、殺菌農薬オーソサイドに、一時間とか、一晩ほど浸けて置き、新しい土に植えつけ、様子を見守るのも一つの方法です。
http://www.sc-engei.co.jp/fcontents/images/yakuzai_web/0059-01-20110520220644.gif
水をやるのなら、蜂底がら流れる位、土を洗う気持ちでたっぷりと与え
液肥を通常1000倍希釈を更に1000倍に薄めて、水代わりに使えばよいでしょう。
病み上がりや胃が悪ければ、やっぱりオカユと栄養豊富なスープに限りますね。
そういった意味では、
http://happamisaki.jp-o.net/green/tableyasi10.jpg
より
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/011/556/16/N000/000/000/136991107775813122423_DSC_4729_2.jpg
や
http://youtuukan.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/02/18/dscf5123.jpg
の方が水腐れや雑菌繁殖を防げれば、優れているように思われます。
根も良く見えるだろうし
ほとんどの植物は、雑菌の助けを借りて、共同して生き続けていますが、ヤシは、単独に根酸を武器にして克服しているように思われます。
どの植物でも、根の先端にあるカビ状の産毛根が大切ですが、これは微生物雑菌が分解したもの水に溶けた栄養素を主に水とともに吸収するものですが、ヤシは根の先端から根酸を出して其の根酸の働きで、分解して吸収しているように思います。
根の先端は元をたどれば、昔の古く太い根に続き茎葉につながっています。
その太い根は、古いキューティクルで保護されています。
このキューティクルが破壊されれば、水道管が古くなって破裂し断水することになる。
修理するときに止水すれば、ヘドロが入り蛇口の水が濁る。
これが民間のマンションなら、一時保水タンクに沈殿し、いつまでも汚い水が蛇口から流れつづける。
いずれにしても、元に戻るには時間がかかります。
これが地震洪水台風土砂崩れ離島なら、更に復旧日数もかかります。
しかし、復旧が遅くても早くても、たちまち水が無ければ何も出来ないばかりか、脱水して死んだり(枯れる)体調不良(弱る傷む)を引き起こします。
二次災害として、伝染病が発生し広がるかも知れません。
このような状態なのかもしれません。
死亡すれば、水道屋さんより葬儀屋さんでしょう。
体調不良や伝染病なら、保健所かお医者さんでしょう。
何事も無ければ、やはり水道屋さんです。
道路も通れなければ、ドクターヘリか警察自衛隊ヘリです。
それも当てになりませんから、
ダメもとで民間応急処置をして時間稼ぎをしなければなりません。
様子を見守らないと仕方がありません。
ということです。
Aquiya
【関東】
[URL:http://aquiya.skr.jp/]
2015/10/26(月) 11:50:51
ナギ(梛)ですよね。
観葉植物というより、本来は比較的暖かい地域で庭木に用いられる植物です。
水不足だと思います。
用土がからからになるまで乾燥させてしまうと、サボテンや多肉植物以外の植物は枯れてしまいます。
ナギの場合、水切れの症状がすぐには出ないかもしれません。
しかし症状が出た後には、とても残念ですが間に合わないということが多いと思います。
カビは用土に腐葉土などが含まれていて、なおかつ室内で育てているとと発生することがありますが、分解が進むと自然に消えます。
観葉植物は初めて育てられるとのこと、これで懲りずにぜひまた挑戦なさってみてください。
適度な温度と日光のもと、普通の用土を用い、用土の乾燥を確認して水やりを行えば、ナギを含めて多くの観葉植物はよく育ちます。
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