酔芙蓉の矮性?
mie
【東北】
2015/10/08(木) 07:28:28
6.7年前から酔芙蓉を育てています。最初の2年は鉢植えのままで 3年目に地植えにしました。毎年9月頃 見事な花を付けますが年毎に株が大きくなると共に 丈が伸び過ぎて(230p)他の植物の日当たりとか、風で倒れてしまうとかで 悩んでいます。他界した母が好きだった花ですし、私も大好きな花ですので ずっと育て続けたいので....
伸長抑制剤を使ってはどうかな?と思いついたのですが、どうなのでしょうか? 使い方もわかりませんし、万が一 枯らす様な事になったら困りますし...
どなたか 良い方法があったら教えてください。宜しくお願いします。
芙蓉&槿
2015/10/08(木) 12:22:14
鉢植えにしていたときは、真冬でも屋外管理でしたか。
厳寒地の東北での冬場の管理方法が想像できません。
基本的には、大変丈夫な花木ですから大丈夫とは思いますが・・・
>万が一 枯らす様な事になったら困りますし...
この条件が無ければ、又栽培地の表示が無ければ、それなりに投稿できます。
通常管理でも、枯れるときには枯れますから。
一応関東以南なら大丈夫と言う前提条件で、投稿します。
管理方法には、どの植物でも、いろいろな方法や好みもありますが
花が終われば、それなりに納得すれば
1)の方法 株元からバッサリと茎枝葉を全て切り戻す。
結果的に稲刈り状態になる。春になれば新芽が吹いてきます。
このときに、3-5年毎に根も株もとより60cmの円周状に切る(東北なら春に断根したほうが良いかも) 女性や高齢なら毎年の方が根が細くてよい。
http://www.shuminoengei.jp/images/wiki/2/22/Nemawashi.jpg
穴溝を掘って根を切ったら、砂や腐葉土など来年にも掘り易くしておいたほうが良い。
其のゴミ枝を50-100cmに切り揃えビニールに入れて、土に埋めておき、春になったら、掘りあげて30-50cmに切って其の砂溝に挿し木しておけば
挿し木繁殖(親が枯れたときの保険予備苗)できます。
掘りあげたときには、新芽が生えているかもしれません。其の新芽も間引きしたほうがよい。
2)の方法 バッサリと切るには、抵抗が有る不安が有るときには
各幹枝を50cm程度残して、バッサリと切り落とす。
春になれば、葉跡から新芽が生えてきます。
夏の切り戻し剪定
芙蓉の花は、新芽が生えてその新芽が充実したころから枝先に花が次々と咲き続けます。
ところが、花落ち後に残る種子鞘が目立つようになると、一時的に、花蕾が育たなくなり、枝先も育たなくなります。・・・花数が激減してきます。
そこで、花が少なくなり種鞘が目立つようになれば、枝の長さを半分とか30-50cm残して、バッサリと切り戻します。・・・夏盆前後の時期かも
そうすれば30日後から花が再び咲きだします。
花がまったくなくなるのは、いやなら、数本とか1/3程度切らずに残し、
切ったほうが咲き出したら、残した枝を短く切る。
このときの捨て屑も直ちに、挿し木すれば、早ければ30-60日後の秋には咲きだします。
地植えは、鉢植えと違って、根が無限にスクスクと伸びますから、其の分枝葉も早く大きく鬱蒼となってきます。
根を切り幹枝を切ればコンパクトになってきます。
挿し木苗は、保険予備株ですから、2-3本一つの鉢に植え替えて残て、残りは捨てればよく。毎年毎回すれば、小さくひ弱なものを残して、新旧入れ替えればよい。
以上は、株たち(地際より多数の幹茎が生える)の管理ですが、他に
スタンダード仕立て(一本の高い茎で樹冠に新梢花が咲く)の場合には、
同じように取り扱えば良い。
枝葉が地際から生えるか、主幹から生えるかの違いです。
一抹の不安として、茎がバラのように中心に空洞がありますから、又はサクラのように心材が柔らかいので、切り口から乾燥したり、雨水やカビ菌で腐食する場合が有るかもしれません。
心配なら、ガムテープやペンキ、ボンドで切り口を防水しておけばより安心かも。 ほとんどは、節(葉跡)が多いので、節で枯れこみは其処で止まります。
それでも心配なら、春になって、どこかに新芽が一つでも確認できたら、バッサリと低く切り戻せばよい。
それでも邪魔になるようなら、株の周囲の茎幹枝を一回りか二周り適当に切り戻せばよい。
>伸長抑制剤
矮化農薬を利用しても良いことですが、主に鉢植え利用であって(草丈低くボリームを出す)、地植えにはには向きません。(必要性が無い)
更に、取り扱いが少し面倒です。
取り扱い不備で、効果が無かったり、花数が少なくなったり、小さくなったりすることもあります。
参考サイト
http://www.panamseed.com/media/Culture/PAS/HibiscusMahoganySplendor_Japanese.pdf
http://www.yonemura.co.jp/main/engei/hyappan/yokuseizai.htm
mie
2015/10/08(木) 15:22:49
詳しいアドバイスを有難うございます。たぶん寒さには強い植物なんだと思います。でも やはり東北での栽培は少し違うのかも知れません。これから花が終わり葉も落ちると茎は殆ど枯れてしまいます。ですので地上30cm位のところで切ってしまいます。春になると株元から沢山芽が出て伸びて伸びすぎちゃいます。前に投稿した事があったのですが、咲き終わった後の種を蒔いたら2年目に花を付けましたが 一重のはずの花が八重咲きになってました。今はどちらも見事に咲いています。でも差し芽ができるとは知りませんでした。来年は春に伸び始めたら 一度切りりつめてみます。予備苗を作ってから 色んな方法を試してみたいと思います。来年が楽しみになって来ました♪ ありがとうございました
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