デコポンのひび割れ
タケチャン
2015/09/21(月) 11:04:34
５〜６年の木ですが、夏の日照りのあと、９月に入っての長雨でか、デコポンのひび割れが目立ちます、なにか解決策はないものでしょうか。
柑橘
2015/09/22(火) 00:15:16
単純に考えて、
ネット情報氾濫の時代に、一寸検索しても解決方法が見つからなければ
解決策はないものと割り切ったほうが簡単です。
簡単に解決する方法を発見したのなら、直ちにUPするのが嬉しがり屋優越感さんの常套手段です。
解決策がないといっても、その原因さえ理解すれば、それなりにヒント糸口は垣間見られます。
地域により、今年は特に、盆まで雨なし乾季が続き、その後長雨続きでした。
そこで、盆までは果実の日焼けが多発し、その後には日焼けを逃れた果実の裂果多発しているのかもしれません。
裂果の原因
果皮の成長より果肉の肥大が急速に成長し、果皮の破裂が始まることで
土が、多雨などにより、乾燥から過湿に急変化し、土の水分が果肉へ急速に送られ蓄積することにあります。
発生時期
果実の大きさがある程度肥大する9月特に、中下旬に多いようです。
発生場所
葉が少ない。・・・過水分の逃げ場がない傾向
日当たりが良い・・・果実が大きく果皮が薄い傾向
枝に対する結果数のバランスが悪い・・・多いと水揚げ備蓄に優劣が出る。少ないと集中する
裂果そのものを観察すると、可食部の果汁袋のツブツブの数が少なく長い。
http://agrin.kumanichi.com/photo/20131030/hondo/01.jpg
へそミカン系は、裂果し易いようです・・・ツブツブ袋の成長にばらつきがある。異型が多く寛容されているのが普通です。
いずれにしても、これらは、結果論であって、現実的に、裂果の有無を確認してから出ないとわからない。わからないものは防ぎようがない。
したがって、デコポンは、温州ミカンより実成数が少ないですが、
自家消費の範囲内なら、影響がないとあきらめることです。
毎年多数裂果するものでもないし、生鮮食材の価格に大きな変動があるようなもの。
草であり年間を通して次々と収穫されるトマトがなぜ、年一回しか収穫されないリンゴやミカンより高価なのか理解し難いものです。
白菜キャベツが高いのは、2次元方式で、場所をとるので効率が悪いことにあり理解できる。
トマトは3次元生産植物。
後は、乾燥時期にやや潅水して、多雨時期には、防水シートを敷き水分調節するとか、簡単な方法は、厚く敷き藁を株元に敷くとか、排水溝や高畝に植えつけ排水を促進させるとか、で気休め努力しないと仕方がないかも。
南東海辺の段々畑と果樹栽培などは、
止む終えない土地の有効利用だったことですが、鳶が鷹を産む結果になったのかもしれませんね。
タケチャン
2015/09/22(火) 09:13:32
柑橘さん
ご丁寧な、ご回答ありがとうございました
納得です。収穫を楽しみに頑張ってみます
どうもありがとうございました。
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