オルトランの効能期限
yumeko
【関東】
[URL:yahoo]
2015/09/11(金) 13:30:51
初めまして 園芸初心者です。春に庭のボケの花にアブラムシがついたので、たくさんのオルトランを撒きました。いつもは一個しか付かない実が今年はビックリ!沢山実りました。のでパソコンで調べたら焼酎で漬けられる事がわかりました。オルトランを撒いたこの実を焼酎で漬けても大丈夫なのか今悩んでいます。
薬の効力は続きますか?どうなのか教えて頂きたくメール致しました。宜しくお願い致します
ばんざいうさぎ
【北海道】
2015/09/11(金) 14:48:45
まず、植物の質問で「食べられるか食べられないか」の意味合いを持つ質問は次回からはお控えくださいね。回答者側は「もし何かあった時」の責任がとれないので、そもそも回答自体してくれない事が多いからです。
これだけは書いておきます。
農薬には適応植物と言うのがあります。使える植物の名前は容器の裏に書かれていますが、「それ以外の植物に使っても何かあった時の責任は持てないよ」と言う意味合いで、法律上はその植物以外には使えない事になっています。
法律違反と言っても実際はほぼプロの人への罰則の様なもので、個人の趣味程度へは販売目的で無いのならよほどほどのことが無い事には罰則を受けないため適応外の植物にも気軽に使う人も多いようですが、少なくとも後々人体に害があるか無いかくらいは考えて使わないといけないです。と言う事で使用したい植物が観賞目的以外なら使用は控えた方が良いと思います。
適応外の植物に使ってしまい効力はいつまで続くかと言うのは、お気持ちは分りますが、誰も「確実に大丈夫である」とは言い切れないのであくまでも推測でしかお答えできません・・・。それだと回答が得られた事にもなりませんし・・・。
成分は使用時よりは弱まっては居るでしょうが、植物により分解速度が違うので「人体に摂りいれて問題ない」とは言い切れません。ちゃんとした適応植物なら「散布後○○日経てば出荷可能(又は食べられる)」とちゃんと商品裏や同封されている説明書や販売先サイトの説明書き(又は商品紹介ページに)書かれていますが・・・。
また、オルトランと言っても実際は製品によって製品の形態も使い方も違いますので、正式な商品名を書かず一度の使用量も使用頻度(特に最終使用日)も書いていない漠然とした書き方の質問ではお答えのしようもありません・・・。
アルコールに漬けて熟成すると、果実の成分も残留薬剤も変化してきて大抵が濃縮されていきます。薬剤の成分によってはアルコール成分と混ざる事で別の成分に変化するものもあります。その薬剤の適応植物であれば残留率は低く安全に材料として使えてそれほどの影響も無いのでしょうが、今回は適応外の植物です・・・。
自己責任で、もし健康被害が起きても良いとの覚悟があるのなら焼酎に漬けるのも良いでしょうが、もし自分以外の人も口に入れる可能性があるのなら作らない方が無難です。誰かが口に入れてから後に薬剤を使った材料で作ったと知ったら、もし問題が無くても怒りだしたり嫌な思いをする人も居ますから・・・。
来年もしアブラムシが着いたら、農薬を使わずトラップ資材(粘着剤付きのシート)を使ったり、天然資材(ニームなど)を使って退治した方が実が収穫できて安心して口にすることが出来ます。
以降は、薬剤全般はなるべく適応植物以外には使用し無い様に心がけて下さいね。
バラふぁん
2015/09/11(金) 16:41:46
農薬の使用制限は、原則として食べる植物のためにあるのだと思っています。
環境への害もあるでしょうが、観賞用で、自分の植物だけにしか与えない
なら、制限はあまり意味がないと思っています。
オルトランについては、使用時期と使用回数が公開されています。下記
ご参照ください。これを守れば、農薬残留は心配しなくて良いと思われ
ます。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/pdfs/syo00023.pdf
ひでと
2015/09/11(金) 17:01:21
ホクコーオルトランMPというのが摘要にのっているようです。
http://www.acis.famic.go.jp/search/vtllp401.jsp
上記のサイト便利ですので一度ご覧になってください。
で50音別 「ぼけ」で検索すると
「噴霧液が均一に付着するように約30cm離れた所から数回、断続して噴霧する」と出てきます。
食用にはまた、別の問題と思います。
農薬については色々嫌な思いもありますので、私はここまでで。
園芸相談掲示板@園芸相談センター