六月のバラの芽接ぎ

[園芸相談センター]の過去ログです

あっちゃん 【関東】 2015/08/14(金) 07:59:02
6月にバラの芽接ぎをしました。現在、芽は生きていますが成長しません。
このまま芽が伸びるのを待って良いのでしょうか?
それとも、芽の上でカットして芽の成長を促した方がよいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

バラばら薔薇 2015/08/14(金) 16:06:46

何センチの台木に、地表より何センチの位置で、いくつ目継ぎしたのか。
芽継ぎの目的にはいろいろと有り、その芽継ぎした目的が何のためなのか
など方向性を、明確にしないと次のステップへ進めません。

どの植物でも、定位置発芽(頂芽・側芽の定芽)と不定位置発芽(傷芽バイパス芽など定芽以外の場所からの萌芽)があり、芽継ぎは、不定芽の人為的な手立てです。
又、どの植物でも、頂点芽優勢の原則(より高い位置に生えた芽がより早く成長する)があります。

そこで、芽継ぎした芽をより優先して、早く大きくしたければ、頂芽優先の原則に従って、その上の茎を切れば直近の芽(この場合には継ぎ芽)は早く成長します。
ただし、バラの場合には、気温の影響(春先の戻り寒波や真夏の高温)により、芽継ぎした芽が休眠してしまっている場合が有り、芽継ぎ芽が成長せずに、新たに台木の茎から、不定芽が生えてくる場合があります。

バラ独特の芽の休眠現象は、多くの場合には、休眠というより、仮死といったほうに近く、それ以上元気にスクスクと育つことは有りません。
育ったとしても、ひ弱で細く短く育ち、生きていることには違いありませんが、役に立たない芽、失敗した芽継ぎと割り切ったほうが良いでしょう。
やはり、継いだら休眠することなくスクスクと元気よく太い芽として育たないと、面白くありません。
戻り寒波に配慮して、3-4月ごろが良いかもしれませんね。
又継ぎ芽の採取は、大きく太い芽が良いと考えます。

そのままにして、様子を見たほうが、今後の栽培管理の学習になるようにも思われます。

あっちゃん 【関東】 2015/08/17(月) 07:01:42
バラばら薔薇様
お礼が遅くなりすみません。ご説明ありがとうございます。
休眠ということですか、本などには何時でもできると
書いてありますし、実際成功談も有ります。
芽が動く場合と休眠する場合の分かれ目はどこにあるのでしょうか?
二ヶ月でも三ヶ月でも緑のままでいると言うことは養分が届いている
ということだと思うのですが、
技術的な問題もあるのでしょうか、基本的には一ヶ月緑の状態なら
上部をカットしています。
私の知っているプロの農家では8月下旬から始めています。
私も同じ時期に行っても『休眠』となることが有ります。
私は勿論プロでは無いので2−3割の成功で充分なのですが
どうも、気温等の環境だけでは無いように思われるのですが。
いかがでしょうか?

タネツギ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2015/08/18(火) 16:15:44
接いだ芽の着いている枝から、他の芽に伸びる気配があった時に、次々とすぐかきとれば、目的の芽が伸びてくるものです。

あっちゃん 【関東】 2015/08/24(月) 21:21:03
タネツギ様
ありがとうございます、お礼が遅くなり失礼しました。
私も気になっていましたが、ご指摘いただいて、改めて考えたのは台木に芽を伸ばす力が無いのではないかということです。去年の台木の残り物で台木自体の成長が良くない事が要因かも知れません。
それから、去年の秋に接ぎ木した物は良い状態の台木でしたが、それが成長を止めたのはバラばら薔薇様のご指摘の通り休眠なのかも知れませんが、技術的に欠けていることがあるように思われてなりません。

あっちゃん 2015/08/24(月) 21:24:24
[[解決]]
すみません、解決とさせていただきます。


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