ユリの花後の管理について
ミッチー
2015/08/09(日) 11:17:50
先日、ユリパークに行った際にユリを衝動買いしてしまいました。来年も咲かせる為に花後の管理を教えてください。
さゆり
2015/08/09(日) 14:44:18
先ず、品種系統を確認しなければなりません。
なぜなら、植え付け管理する場所が大きく異なり、自然消滅する可能性があるからです。
共通して、
1) 地表に直射日光を当てない事です。・・・株元は、厚くマルチングして、地温の高温乾燥を防ぐ
2) 毎年又は隔年毎の中秋晩秋に、新しい土で植え替える。
少なくとも、球根を埋める穴には、新しい土でなければならない。
3) 植え付ける前に、オーソサイドなどに漬けこんで殺菌消毒する。
球根の9割は病気持ちと割り切ることです。
反面、病気で葉がなくなっても、蕾があれば花は見られます。
4) 球根の大きさは、茎の太さに比例し、茎の太さは花数に比例する。
球根が、大きければ、茎太く草丈高く花数も多くなる。
5) 肥料過多は、奇形花の原因となり、肥料は控えめにした方が可憐に咲く。
その他の事は、一般的な解説書を参考に。
多くの解説では、花後にハナガラを摘み種子を付けないようにするとありますが、あまり関係はありません。
種子が採取で切れば、種子を蒔いてみるのも面白いかもしれません。
透かし百合(アジアンタイプ)、鉄砲百合(筒ユリタイプ)、鬼百合(反り返りタイプA)・・・・比較的丈夫で育てやすいタイプの百合です。花壇など直射日光下でも強い。強いと言っても、やはり下半身は日陰の方が好ましい。
その他の百合は、全日の直射日光下では、自然消滅しやすいため、半日影か午前中の日当たり地など涼しく明るい場所で管理する。
少なくとも、草丈の1/2下〜2/3下は、日影を作る。
そのためには、沢山の株を密に植え付けるか、木陰に植え付けるほうが良い。
ただし、冬場には、暖かく直射日光が当たるようにしなければならない。
さて、質問の花後の管理に関してですが
そのまま葉茎が枯れるまで、ほっぽり出しておけばよく、葉茎の有無にかかわらず、秋には植え替える。
植え替えるとは、ただ単に、掘りだして埋め戻すだけの砂遊び事ではありません。
従って、丁寧に掘って、土の中の状態を、詳しく観察しその状況を把握する一大イベントです。
植え替えの時でしか、土の中の状態を知ることはできません。
余程の事が無い限り、
来年のみならず、再来年にも、必ず花は咲きます。
ご安心ください。
さゆり
2015/08/09(日) 14:47:48
追加補足
6) 屋外管理なら、百合の蕾が大きく膨らんで来たら、蕾や花に雨を絶対にかからないようにする事。
その他、百合の最大の短所は、花粉で衣服が汚れやすく、花粉の汚れは洗濯しても落ちません。
ミッチー
2015/08/09(日) 21:53:43
[[解決]]
さゆり様コメントありがとうございました。
日陰を作る事が大事なのですね。アドバイス頂いた事を参考に来年も咲かせられるように頑張ります。
久
【北陸】
2015/08/12(水) 18:35:03
こんにちは。解決後ですが。
衝動買いしたとのことで、鉢植えかと思います。ユリは30cmなど深植
えすること、球根を彫り上げたならその日のうちに埋め戻し、乾燥は
避けることが大事であると思います。
私は50cm深く植えつけ、30cmに堆肥腐葉土をかぶせ4〜5年放置して
いますが毎年咲いてくれています。
今年は植えなおそうかと思っています。地方にもよるのでしょうか?
まずは報告まで。
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