杏の葉の奇形
ひでと
2015/08/03(月) 16:08:14
お世話になります。
今年杏の新芽と若い葉がぐにぐにと変形しておりました。
それほど多くなかったので、その時は枝先を切り落としたところ被害か食い止められました。
調べたところ縮葉病とかふくろみ病とか出てきたのですが、二つは同じものでしょうか?
違うのでしたら、見分け方も合わせて御願いいたします。
木は2mを少し超え、今年は3kgの実が取れてジャムにしておいしくいただいています。場所は埼玉県、植え場所は西日しか当たらない家の西側、地植えで、根元は色々な植物と草ぼうぼうです。
もも 次郎
2015/08/03(月) 17:10:49
>縮葉病とかふくろみ病とか出てきたのですが、二つは同じものでしょうか?
同じような細菌病ですが、一般的には区別しています。
縮葉病は、主に「葉」を対象としています。
他に、もち病も葉を対象にしています。
他にも、以上は、細菌が原因で発病しますが、虫が原因となるものが、
チュウエイや絵描き虫などがあります。
葉があれば発病する可能性があります。
これに対して、ふくろみ病は、袋(果)実病や袋未(果実)病といい花後の幼果の異常成長による細菌病です。
従って。花の咲かない幼い時期の木には発病しません。
いずれも、細菌病ですから潜伏場所や付着場所でも伝染発病することもあります。
人の水虫は、通常足指で繁殖しますが、手のひらやその他の皮膚にも伝染します。
陰金田虫は、陰部で繁殖しますが、他の皮膚でも発病します。
腋臭も同じです。
頭髪皮膚タムシも同じです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E7%99%AC
縮葉病
http://www.sc-engei.co.jp/navi/byoki11.html
もち病
http://www.sc-engei.co.jp/navi/byoki24.html
ふくろみ病
http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/boujyo/kaju/2391.htm
いずれも、日常言葉がそのまま病名として定着したものです。
近代農業科学の専門用語から始まって定着したものではありません。
もう少し付け加えれば、それぞれの初期の発病時期も多少ずれてきます。
このように理解しています。
ひでと
2015/08/04(火) 08:47:33
[[解決]]
もも 次郎様コメントありがとうございます。
>これに対して、ふくろみ病は、袋(果)実病や袋未(果実)病といい花後の幼果の異常成長による細菌病です。
なるほど、ふくろ「実」なんですね。「ふくらみ」からの変化なのかと想像していました。
今回のは葉ですので縮葉病のようです。使える薬剤が無いようなので、枝先を切り取るようにしたいと思います。
ありがとうございました。
ひろし@,小南部(解決後
2015/08/04(火) 12:36:29
アンズの新芽の葉が変形するのは病気よりはウメコブアブラムシによるほうが可能性が高いと思います。葉裏を確認してみてください。
http://www.fri.hro.or.jp/zukan/konchu/00data/kamemusi/abura/umekobu/note.html
その場合殺菌剤でなくて殺虫剤ですね。
アンズはウメと極く近縁で交雑もあり、害虫もウメと共通です。
縮葉病はモモ/アーモンドが専門でウメ/アンズの被害はあまり見たことないですね。
またフクロミ病はスモモ属やユスラウメに多く、ウメ/アンズの被害は、すくなくとも北国の小南部地方では、ほとんど経験がありません。
このようにバラ科広義のサクラ属内でも病気も害虫もすみ分ける場合が多い様に感じています。
ひでと
2015/08/04(火) 14:34:31
ひろし@,小南部様コメントありがとうございます。
>アンズの新芽の葉が変形するのは病気よりはウメコブアブラムシによるほうが可能性が高いと思います。
今年は慌てて切り取ってしまったので、良く調べておりませんでしたが、アブラムシですか・・・。そういえば、葉っぱになんとなく汚いゴミみたいのが付着していました。
アブラムシだったらとても嬉しいです。ベニカ水溶剤の摘要を確認しましたので、準備しておこうと思います。
縮葉病って対応がかなり大変なものと知り、こわいなーと思っておりました。
あんずって果物?の中では病気になりずらいのかな。
今年初めての収穫で作ったジャムが好評でしたので、来年も期待したいと思います。
ありがとうございました。
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