西洋シャクナゲ花芽=朽ちる

[園芸相談センター]の過去ログです

太陽 【東海】 2015/07/30(木) 09:08:35
西洋シャクナゲの花芽について(ごく一般的に売られている接ぎ木物)

1) 春まで順調に肥大し、開花したものと変わらぬ大きさになったにも拘らず開花せず。
一株全てが開花せず、硬いままだったものの いつの間にか内部が朽ちてしまった。
入手から5年程度で開花し始め現在10〜15年、駄温10〜11号鉢で維持している6種6本中の2本。
植え替えは当初毎年鉢増し、現在は様子を見つつ隔年が多い。
葉の様子は開花株と大差なく、花芽にムシの穴など見回した限りでの痕跡は見当たらず。

2) 現在指先ほどまで肥大した花芽で褐変、朽ちてしまったものが出る。
上記2株中の1と、別の唯一の地植え1株(午前のみ日照)の計2株で発生。
一株丸毎ではなく、特定の元枝に限りその分岐枝の全てで朽ちている。
正常な枝と比べ、葉の様子も若干劣るように見える。
自信はありませんが、ベニモンアオリンガの食害とは異なるように見ています。
枝への侵入痕、食痕は見当たらず。

栽培書・過去ログで「水切れ」という原因を見ているのですが、具体的な症状が合致しているのか不明です。
鉢部分は直射日光を避けていますが盛夏は帰宅時刻の関係で殆ど早朝一度の水遣りです。
用土は古い栽培書より 最近の解説や体験上の考えで、少し水持ちの良い方向に振っています。
水切れ含め、考えられる原因(病虫害・生理)をご示唆いただければ幸いです。

野に咲く花 2015/08/01(土) 15:39:04
>「水切れ」が原因と見ている・・・・
この意見にも一理ありますが、根の乾燥から、もう一歩進んで、大気湿度それも、冷涼な湿気の保持と思った方が良いようにおもいます。

本来のシャクナゲは、高山植物又は、陽光性山麓森林植物です。
従って、植木鉢や下半身を直射日光から保護しても、

不十分な場合もあります。

私は、聞かれれば、シャクナゲはデリケートな植物ですから、上手く咲いているのなら、
大げさに、その位置から10cmでも移動させるなと返事しています。
更に、今の植木鉢の位置に、ペンキで位置の印を付けて置けともだめおししています。

病害虫が原因というより、お手持ちのシャクナゲ一株一株だけに限った生理障害です。
同じ品種を新たに買って育てたら、そのようなことがおこらないかもしれません。
がしかし、
概ねシャクナゲ全般に言えることです。
上手く行っているのは、全て偶然の結果です。 偶然に環境が今のシャクナゲに合っているだけです。
株も、小さいうちは、比較的大らかで穏やかに過ごしていますが
大きくなれば、しだいに我儘になってきます。
傷みやすく枯れやすいものとなる。

他の植物は、大きくなれば、扱いやすくなるものですが、シャクナゲは、逆ですね。
うらを返せば、市販されている大きさが、一番無難なサイズとなる。
せいぜい2倍までの大きさが限度かも。
大きさが3倍以上にもなれば、環境条件が良過ぎたか若しくは、栽培者の保護管理が偶然合致していたと言うべきかもしれません。

このような植物ですから、いくら栽培テキストを読み漁り、探しても
その答えは解りません。
私は、冷涼な大気湿度の保持管理にあると思っています。

太陽 2015/08/03(月) 20:32:06
[[解決]]
野に咲く花さま、ありがとうございます。
冷涼な大気湿度の保持管理ですか、高山植物と同じですね。
鉢でも人の背丈ほどで抑えるのに難儀をしている大きさばかり故、そうした管理は現実的に厳しいです。
可能な手立てを考えつつ、成り行きに任せることといたします。重ねてありがとうございました。


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