パッションフツールの結実と施肥について
ぴこK
【関東】
2015/07/22(水) 22:33:03
いつもお世話になります。
こちらでお教え頂きパッションフルーツに挑戦しています。
初めての昨年は小さな挿し木苗から育て6月に開花、今頃は実が大きくなっていました。
今年は冬越しし充実した株から始めたのですが、早い時期に猛暑があったためか6月には開花しませんでした。梅雨の低温と長雨を秋と思ったのか梅雨の終わりに花芽が沢山出来て、丁度猛暑の今開花が始まりこれからも順調なら沢山の花が咲きそうです。
開花し始めたものの、受粉後めしべが膨らむものは今のところ半分以下です。これは今年の猛暑中の開花では仕方ないのでしょうか?午前早くから強い日差しのあたる場所で栽培しています。
またパッションフルーツは成長の段階に合わせて施肥を変えると様々な育て方に記載があります。今、グリーンカーテンとして葉を充実させたい時期でもありますが、実も太らせて美味しくしたいと思っています。
今はどんな肥料がよいでしょうか。肥料入り野菜と花兼用の培養土を元肥なしで使い、液肥のハイポネックを時々与えるという、どちらつかずの施肥でここまで来ています。
パッションフルーツに3月と6月に与えると記載があり、野菜などに使えるマイガーデンベジフルを追肥として今与えようか迷っています。
手にはいりやすいもので今の状態にふさわしい肥料をどうぞお教え下さい。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2015/07/23(木) 08:30:41
マイガーデンベジフルを調べてみると対象作物にはちゃんとパッションフルーツも含まれていますから、特に別の肥料を使わなくても、この製品を使っていくと良いのではと感じますが・・・。
液肥のハイポネックスは肥料成分が等分の物でしょうか?もし等分であるなら、これからマイガーデンベジフルを与える場合はハイポネックスの使用は止めても良いかと思います。
ぴこK
2015/07/23(木) 09:37:22
早速のご回答、ありがとうございます。
マイガーデンベジフルを買ったら、ハイポネックは止めるようにします。
マイガーデンベジフルは施肥時期が3月・6月と記載があり、関東で我が家の株に7月下旬に与えるのに最適なものかわからずまだ購入していません。
「開花後果実を大きくする為には肥料の管理が大切」「葉がのびきったら窒素分を切る」など、パッションフルーツの育て方のサイトを見ると、成長の段階に応じて肥料を変えると記載があるのですが、まだグリーンカーテンとしては小さく、また蕾・花芽も沢山ついているため迷っています。
つるか実か一方を優先する施肥しかないなら、美味しい実がなる施肥を優先したいのですが、これからの暑さを考えると収穫は難しいようなら立派カーテンのための施肥をと思います。
60センチプランターに1株植え、横方向に誘引し先端を止めたつるからのわき目は、一番長いものはまもなく2mになりそうですが、それ以外の脇目からのつるの多くはまだ短いです。
ぴこK
【関東】
2015/07/23(木) 09:45:00
今使っているハイポネックは6−10−5の花野菜用です。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2015/07/23(木) 16:51:00
ちょっと待って下さい。
購入候補と書かれておらず具体的な商品名が出てきていたので、すでにお手持ちの製品なのかと思っていました・・・。マイガーデンベジフルの方の肥料の成分比率は、調べた時にご確認されていなかったのでしょうか?
残念ながら「重要な情報を後出し」の形になってしまっているので、こちらの回答を訂正させて下さい。
個人的な考えではマイガーデンベジフルの購入は止めて、今お使いの花・野菜用のハイポネックスの使用だけで充分かと思います・・・。
確認したいのですが、花野菜用と言うのは誤記で「花と野菜両方に使える製品の事」ですよね?普通「花野菜」と書いてしまうと菜の花やブロッコリーなどの野菜類の事を示してしまい、ハイポネックスで「花野菜専用の製品と言うのは無いはず。
マイガーデンベジフルのリン酸量よりも今お使いのハイポネックスの方がリン酸の量は多いですよね。パッションフルーツだと、カリ分の方は多くは必要ありませんし・・・。
普通は、野菜全般に使用できる肥料よりも、花と野菜兼用で使える肥料の方が、花や実を育てる成分のリン酸の比率が多いのですが・・・。
両者それぞれの成分比を見比べてみれば今お使いのハイポネックスの方の使用の方が良いと感じますが、今お使いのハイポネックスの方の使用だけでは、何か都合の悪い事がおありなのでしょうか?
Guu
2015/07/23(木) 18:35:33
こんいちは。
パッションフルーツは一度しか栽培したことはありませんが、肥料はさほどナーバスにならなくても良いと思います。
葉の状態や実付を見て標準化成で充分実がつきます。
ただし30度を超えるようになると、結実率が落ちたような気がします。
なので結局は梅雨明けまでに咲いた花しか実として収穫できなかったように思います。
9月以降の花は熟す前に冬が来てしまうので・・・。
ぴこK
2015/07/23(木) 23:28:41
ばんざいうさぎ さま
申し訳ありません。「重要な情報を後出し」は質問者としていちばんいけないことですね。最初の書き方が不十分で本当に失礼しました。
元々冬越し株の植え付け時の肥料の選択の際、いくつかのパッションフルーツサイトに書いてある肥料の使い分け・切り替えがどうも理解できず、とりあえず花・野菜両方と書いてあるもので済ませていました。6月に開花なくあきらめたのに今ごろ花芽がたくさんついたので何とかしなくてはいけないかなとあわててしまいました。そんな中再度「パッション・肥料」で検索し大手から出ているマイガーデンベジフルがヒット、6月に与えるべきだったようなので、7月になったけれどこれもたした方がよいのか?と思った次第です。都合が悪いというより、できれば実も葉もどちらもよく育って欲しいので、日常的に使っている液肥以外に追肥が必要なのではと思って質問しました。大変失礼しました。
使っているハイポネックスは「いろいろな花や野菜を元気に育てます!」とボトルに書いてある商品で、裏を見ると正式な名称は「ハイポネックス液6−10−5です。マイガーデンベジフルはN:P:K:Mg=7:7:10:1.5でした。花を咲かすにはPというイメージですが、やはり結実まではPが多めがよいということですね。
Guu さま
梅雨明け後の結実率の変化についてお教え下さりありがとうございます。肥料にさほどナーバスにならなくてもとのこと、収穫を目的とした本格的な果実や野菜の栽培はしたことがなく、色々なパッションサイトに書いてあることが難しく感じていたのですが、今のままでも特に問題がないなら、このまま様子を見ようと思います。
天気予報によるとこのあと関東は30度越えの猛暑日が多いようなので、今年の気候では実があまり取れなくても仕方ないですね。
ぴこK
2015/07/24(金) 23:06:56
最初の私の記入の仕方が悪くわかりにくく混乱し、申し訳ありませんでした。
1つ目の疑問である猛暑中の開花の場合の結実率の低下については、梅雨明け以降の開花では仕方がないとわかり解決です。
2つ目の疑問「結実をはかりつつ葉を充実させるため、今の時期に追肥として推薦できる入手しやすい肥料は何がありますか?」については、よくわからにのに自分で具体例を出して混乱してしまいましたが、ハイポネックスのままで問題ないということがわかりました。
肥料食いといわれるパッションのプランター栽培で、追肥なしでハイポネック継続であれば、今は週一ぐらいで与えていますが、もう少し頻度をあげるということかな?と思っています。
最初の元肥入り培養土は安価な物でした。(これも後出しになるようでしたらすみません。)また、果実はあまり期待できないこともわかり、先々や来年のことも考えると、やはりもし他によい追肥があればこの機会に知りたいと思います。解決チェックはもう少しご意見を待ってからと思っていますので、もし何かありましたら引き続きよろしくお願い致します。
Guu
2015/07/28(火) 12:28:26
私は路地とプランターでワンシーズンだけの栽培ですが、どちらもそんなにきっちり考えなくとも問題なく育っていったように記憶しています。
プランターの培養土は、やっぱりHCの一番安いものを使っていました。
露地栽培と違ってプランターは水切れはすぐに影響が出るので、水は毎日やっていました。
肥料は・・・888化成と時々ハイポネックス・・・。
路地は、鶏糞で放置。
収量は圧倒的路地。
味も路地ものの方が上でした。
栽培条件の肥料以外の要素が大きいので、だからどうしたと言えないのですが、まぁ参考までに。
pine
【九州】
2015/07/28(火) 23:39:49
仕事としてパッションを扱っていましたが,今は3鉢(ただし尺二)だけです。
以前も書いたことがありますが,基本種である「ムラサキクダモノトケイソウ(パッションフルーツ)」は,長日で20℃以上が花芽の出来る条件です。
一方で,30℃を超えると花芽が発達せず,小さいうちに落花します。
キイロトケイソウはこれより高温帯を好みますが,キイロトケイソウとの雑種である多くの栽培品種,例えば,多分,国内で最も多く栽培される「ルビースター(沖縄で奄美系と)」もだいたい同じです。
>成長の段階に合わせて施肥を変えると様々な育て方に記載
パッションフルーツは草本で,若干の波はありますが,伸長と開花結実が平行しておこります。
果実の成熟に関しては,夏実なら,開花から落果まで2月足らずかと思いますので,施肥を変えること自体が難しいのではないでしょうか。
すでにGuuさんがお書きですが,肥料に関してはあまり神経質になることはありません。
基本は,肥料,水は,過剰にならない範囲で,切らさないことです。パッションは「大食い」です。
私の場合は,有機質の多い,肥料持ち,水持ちの良い土で,12号の鉢栽培であれば,植え付け時に市販の化成(10-10-10)30g程度,LPコート肥料(140-180日タイプ,窒素41%)30g程度を元肥として,開花が始まる頃から1月ごとに前述の化成肥料を10〜20g程度追肥します。
パッションは,肥料,水が切れると,芯止まりをおこしたり,葉,蕾が黄化し,日照不足が重なると蕾が落ちたりします。また,先端と開花位置の間が短くなってきます。固形肥料でも液肥でも同じ事ですが,切らさないことです。
もしプランターなら,水にも肥料にも注意が必要です。肥大期に水か切れると「スカスカ」になり,その後水をあげても戻りません。
なお,結実に関しては,自家結実しにくい品種がありますので,相性の良い異品種の花粉を用いることが必要です。
先に挙げた「ルビースター」は自家受粉で良く留まりますが,「サマークイーン」では,曇天が続くと自家結実率が低くなりますので,「ルビースター」の花粉を用いると改善できます。
ちなみに,キイロトケイソウでは,自家受粉ではほとんど結実しません。
ぴこK
2015/07/29(水) 09:22:47
[[解決]]
Guuさま
再度の書き込みありがとうございます!その後花芽はやはり元気なく、開花後めしべが膨らんだのは3割ぐらいです。我が家はプランターのみですが、少しでも甘い実になるよう今年は水遣り&液肥をしっかり継続します。888は色々使えそうなので、機会があれば購入しておこうと思いました。
pine様
pineさまは尺二鉢でお育てなのですね!容量にすると一般的な60cmプランターの10倍近いでしょうか。来年は少しdめお容量の大きなプランターを撰びます。品種は不明ですが、昨年は6月に1つだけ咲いた花が紫に実りました。自花結実しやすい品種かもしれませんが、来年は違う品種も増やしてみたくなりました。花芽は育たないとわかったので膨らんできた小さい実を大切に育てます。
「特定の要素を切る」など、こだわらなくてよいとわかり安心しました。近所に品揃えのある店がないのですが、来年は通販やHCを利用して肥料も土もお教え頂いたものに近いものを探そうと思います。
Guuさま Pineさま ばんざいうさぎ様
皆様、色々とお教え頂きありがとうございました!
今は肥料の種類よりもこれまで通りの肥料をきちんと与えること、そして水を切らさないことに専心し、今年の夏を乗り切るようがんばります。
園芸相談掲示板@園芸相談センター