カラーの二年目

[園芸相談センター]の過去ログです

トシヤン 【関東】 2015/07/22(水) 11:23:57
良く咲いているカラーを購入して、楽しんだあと、冬を越して二年目になって、芽を出し葉が勢いよく伸びて来ましたが、花が一向に咲きません。葉ばかり元気が良いのですが、何が問題なのでしょうか?

襟華 2015/07/22(水) 12:38:51
A1鉢植えでしょうか、A2それとも花壇植えでしょうか
B1大輪咲きでしょうか、B2小輪咲きでしょうか
C1株数が増えているでしょうか、C2増えずに去年のまゝで増えずにいるでしょうか。
多分いずれも、A1B1C1に該当しているものと推測します。

私も解決する方法は解っていませんが、何年も咲くまで待たないとしかたがありません。

比較的白花大輪は、毎年咲くものですが、大輪色花はチューリップと同様に、使い捨ての球根花と割り切った方が無難で、毎年球根を買い続けて育てるか、大輪色花を諦めて、小花咲きカラーに切り替えることです。

原因は、冬の寒さで、芋が分球し小さくなってしまい、花を咲かせる体力がなくなる事にあります。
冬でも、葉を枯れさせず休眠させずに育てられない限り、ほぼ永久的に、花の咲かない観葉植物になる事でしょう。

比較的花の良く咲く、大輪白花でも、分球する育て癖の付いた球根は、徐々に花が咲きにくくなってきます。そうなれば捨てないと仕方がありません。

日本の草花の栄華盛衰は、主に気温の高低変動で成り立っています。
カラーの栄華盛衰は、雨量の有無変動で成り立っています。気温は高い方です。この辺に、体内時計の時差ボケが生じているのかもしれません。

ちよ 【東海】 2015/07/22(水) 18:08:45
小花のカラーを植木鉢で栽培して何年か経ちますが、年々株も殖え花数もふえます。
していることは、花のピーク直後、蛇の鎌首みたいになる直後に、勿体無いですが花を折ります。株を消耗させないためです。その後は枯れるまで液肥で育てます。枯れたら、水を切って涼しい軒下で春まで保管(放置)
春に水遣り再開、芽が出てきたら他の植物と混じって、たまに液肥を遣っているかも、です。
リップスティックという品名です。

トシヤン 2015/07/23(木) 16:03:54
ご指導、有り難う御座います。このカラーは鉢植えです。2鉢ありまして、「Pink Cloud」(赤花)「Golden Challce」(黄花)とラベルにあります。
葉が枯れたあと、球根を掘り上げずに室内に置いておきましたら春過ぎに葉が出てきまして鉢一杯になりました。葉は元気に大きくなりましたが、花の方は咲きません。肥料は液肥を少し与えています。肥料を与えるタイミングがありますか?球根は掘り上げた方がよろしいですか?
 

襟華 2015/07/23(木) 19:23:03
ピンポーンいずれも畑種大輪種豪華版です。
残念ですが、99%は、今後2度と咲くことはないでしょう。咲かせることはできません。
残り1%の開化確率は、1-2月に掘り上げて、球根芋1つの大きさが、最低でも10cm以上は欲しいものです。
アメリカのメーカーの推奨では、20cm前後のようです。

おそらく現在の球根1個の大きさは、大きくても5cm前後かもしれません。
3cmかもしれません。
多分、1セットの葉の数だけ球根芋は、分裂している事と思われます。

鉢植えを貰った買った時点では、1個だったものが、冬場の冬眠期に分球してしまったのでしょう。

大げさに言えば、年中18℃以上で管理し、常に成長させ、冬眠させてはならないということです。
球根芋が小さければ、花を咲かせる元気エネルギーがありません。

矮性小輪種は、大輪種と違って、見映えは貧弱ですが、花や葉が小さいだけに、2-3cmの大きさの球根があれば、ほとんど花が咲きます。
通常、花後の種子を付けないように、花が終われば花茎を切りましょうと解説されているものがほとんどですが、誤りです。
花茎除去をするに越したことではありますが、除去しても、しなくてそのまま放置しておいても、翌年の開花には、全く関係はありません。
日本独特の発想であり、先入観による空想でしかありません。
矮性種小輪咲きのカラーに関しては、単なる風評です。
理屈は有っていますが、結花としては、でまかせです。

大輪種の球根は、毎年買うに限ります。
もしくは、観葉として、葉を楽しむことです。

参考までに、私の推薦するカラーは、
サカタのクリスタルですね。 朝陽で虹色ラメ色に輝きます。
販売はホームセンターでも通販でも、確か1月ごろから販売されると思います。お手頃価格です。
良ければ、試に1個でも育てればお気に入りになるかもしれません。
このカラーだけは、画像より実物の方が綺麗です。
http://www.sakataseed.co.jp/product/search/code311014.html
http://www.engei.net/Browse.asp?ID=86866

大輪種の管理は、温度管理です。
何の為に必要なのかといえば、分球させないために、休眠させないためです。
肥料や掘り上げなんか全く必要ありません。関係もありません。
これも、日本独特の誤った発想です。デマです。

掘り上げるとしたら、球根の状態(病気と大きさ)を確認するだけです。
ただし、日本では冬がありますから冬越しの対策として、都市伝説が言い伝えられています。
そもそも、冬眠させてはならないのですから、越冬対策も必要ではありません。
このように特殊な球根植物は、日本ではなじみのない植物ですから、
今日まで、又将来も理解しずらい事でしょう。

聞くところによれば、ある地域で持ちこんだものの、雑草(本来は雑草です)のごとく繁殖して、地域で撲滅駆除運動が引き起こったこともあるようです。その後見直されて、品種改良し今日のように、いろいろな品種が生まれてきたようです。
考えてみれば、同じ花が見渡す限り地平線の彼方まで、パラパラと咲いても、面白みもありませんよね。
花の草丈が葉の草丈より低ければ、同じとしても面白くありませんね。

トシヤン 2015/07/26(日) 10:17:28
[[解決]]
ご丁寧なるご指導、有り難う御座いました。

トシヤン 2015/08/03(月) 12:52:29
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恐らく、細かく分球して仕舞っているのでしょうね。
花は諦めて観葉植物として、楽しみましょう。
襟華さん、カタログまで添付して戴き感謝・感謝です。


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