黒星病について
パピコ
2015/07/19(日) 19:09:46
黒星病の治療と謳ったスプレー剤などがありますが、既にポツポツと黒星病になっている葉に治療薬をかけたところで効果はあるのですか?黒いシミは消えないのは分かっているのですが、ちゃんと散布すれば菌は死滅するのでしょうか?
ラブピース
2015/07/19(日) 22:24:30
不可能です。効果は全くありません。
短絡的に言えば、引き抜いて捨てて、耐病性のある品種に切り替えなさい。
新たに苗を買った方が、農薬のコストより、安く付きます。
というものの、栽培者の心情から中々割り切って、捨てられないものです。
黒星病に伝染しても、春秋の花はそれなりに枯れることもなく、咲く事にも、対応の甘さがあります。
ここが、バラ苗業界の強みであり、一般消費者の弱みです。
私が熱烈な、バラ愛好会なら、全国的に不買運動、欠陥商品として集団訴訟を起こし業者を半分程度に整理します。
そこまで、バラに凝っていませんから、穏便に呟き程度です。
せめて、苗を買うときに、手に取ってよく診る、羅漢株があるのなら、その店では買わないようにしましょう。
以前に一度でも、食中毒の体験し苦痛を味わったお店に、行ってまで食事したいと思いますか。
以前の食中毒は、たまたま運が悪かったことであり、常に食中毒を出している事はありませんよ。
それでも、一度味わった苦しみは忘れられませんから、喜んでいく人は少ないと思いますよ。
植え付けるときに、できるだけ株間を開けましょう。(1m程度)
常に観察し、早期発見初期対処に努め、発生したら、剪定したり、葉を全部摘み取り、茎のだけの丸坊主にして、表土も含め付近一帯隈なく、茎を洗う気持ちで、消毒しましょう。
と大げさな位に取り組まないと、無理です。
ホコリ掃除洗濯や歯石虫歯水虫治療を考えてみれば、良く解るかも。
簡易スプレー方法では、無理です。
完全撲滅はムリであっても、これ以上広がらないという意味なら、見かけ上、幾分かは抑制できた、治った感じはするかもしれません。
あれこれしているうちに、落葉して、治ったと錯覚し、翌年には、再び発生します。
隣の株まで伝染した状態で。
簡易スプレータイプは、手軽さが受けています。
利用方法の99%は、不適切な利用に有る場合も見受けられます。
最近の話題として、玄関に釣る蚊の忌避剤の問題。
や腕輪首輪タイプ,虫よけミストも同様で、使わないより利用した方が良い程度。
風の強い日に、普段の農薬散布する方法で、窓ガラスに吹き付けてみれば、どうなるか試してみれば良く解ります。
命がかかっている避難勧告や避難訓練にも、選挙ですら、一度も参加したり行ったこともない方が多いご時世、命にかかわらない事は、いくら真剣に取り組んだとしても、他人事のように、無頓着なものです。
黒星病が発症しても、バラは枯れることもなく、バラの花は咲き続けます。
ご安心ください。
パピコ
2015/07/20(月) 00:26:38
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ラブピースさん
ご意見ありがとうございました。
>これ以上広がらないという意味なら、見かけ上、幾分かは抑制できた、治った感じはする
治療の表現の解釈はまさにこれなんでしょうね。
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