あじさいの色を白に戻したい
だるま
【九州】
2015/06/21(日) 11:33:23
約20年前に鉢植えの白の紫陽花を買いました。翌年には挿し木で増やした株を庭に植えました。日当たりも日陰ぐあいも紫陽花に合っていたのか、毎年順調に咲いていましたが、5年前くらいから花の色が水色っぽくなりました。今年は花びらに赤っぽいスジが入ったピンクっぽい(遠くから見ると茶色っぽい)花になりました。肥えた土だったので肥料らしい肥料も与えずにきました。今の状態から再度白い花に戻してあげるには、肥料などどうしたら良いのでしょうか。教えてください。
一般論
2015/06/25(木) 12:28:48
一度、本来は白花(赤花、青花)だったものに、変色して、花色が変わったものを、元に戻す事は、困難なことです。蕾が開花し始めるときに、緑なら、未だもとに戻る可能性も多いです。
一度ついた癖は、治りにくいものです。
>花びらに赤っぽいスジが入ったピンクっぽい
概ね、花芽や株茎の成長と比較して、花色成分の生成等が相対的に、アンバランスになっている。概ね管理不能な(不明な)原因がが多いです。
株元の土や大気湿度が乾燥している、日焼けしている、早く温度が高くなりすぎた等。そのような環境なら、花色に限らず、花持ちも悪いです。
やはりアジサイは、梅雨とカタツムリが良く似合う植物です。
低温高湿度環境が良い。
全く同じ品種のアジサイでも、栽培する環境により、極端に真っ白に咲いたり、赤く咲いたり、青く咲いたりして、気まぐれなものです。
改良され比較的固定された花色の品種であったとしても、良く観察すれば、花色の変化はあります。目立つ変化なのか、目立たないかの違いです。
本来の色が咲いたのなら、スカッとした透明感のある瑞々しい色に咲きますが、乾燥したり、高温直射日光等で日焼け脱水すれば、くすんだ濁った花色になります。(黒ぽく濃いくなる)
又花茎が成長せずに、アジサイの葉茎や他の草花などで隠れると、瑞々しく咲いても、色が薄いです。(白っぽく咲く)
試に、大株(茎葉数も花数も多い株)を、日当たり側を株元から、刈り込んでみれば、晴れた天気が3日も続けば、風が強ければ尚の事、傷んだ花色に老化してしまいます。
品種により、朝見た時には、青い色の花だったのが、夕方又は翌日見れば、赤い花に変わっていることも良く見受けられます。
中には、一花の日当たり側が赤く日陰側は、青く咲いているなども見られます。
大なり小なりアジサイとは、気まぐれな咲き方をします。
別名七変化とは、良く言ったものと感じます。
蕾の塊が少し色づく?三分咲が、個性として本来の花色のように、思われます。
晴れた日が続いた時に、全開したら、最悪ですね。
シトシト雨か曇った日に全開したら、スカッとした花色になり、更に花持ちが長くなります。
今は、薬品管理せずに、いかにして、小さな鉢に植えて、大きな花をスカっとした花色を咲かせるかにこっています。
その辺にあるありふれたアジサイ。
5年間追い続けていた、小さな鉢植えで、草丈低くやっと納得したように咲いたと思ったら、翌日には、盗られてしまった。
来年には、もう少し花を大きくして、白赤青緑の単色4品にするにはどうするかを試みようと思っていた、矢先です。
又、一からやり直しです。
今日明日は、アジサイの日らしいですから、明後日には、当家の花壇から、アジサイの花は、消え去ることでしょう。
例年の事ですが。
沢山有るのだからとか、どうせなら綺麗な花をとか、好き勝手に持っていく。
あちこち切らずに、周りから又は、端っこから採取してほしいものです。
それを言うなら、銀行へ行って、沢山お金があるから一枚頂戴とか、
百貨店へ行って、どうせ試食するのなら、好きなもの美味しいものを頂戴という元気があるのかと愚痴りたくなります。
少しぐらい遠慮してほしいものです。
ブツブツ・・・・・
もっとも、住んだ場所が悪かった、対応が甘すぎたことに、原因もありますが、今更変えることもできませんが・・・ブツブツ
ということで、営農家視察にいくか、暇を見つけて、あちらこちらに置いて、環境変化を調べるか、土や肥料を極端に変えて、試行錯誤するのも、一つの方法です。
だるま
2015/06/25(木) 23:14:21
コメントをありがとうございました。
先日掲示板に書き込んでから今までの間に、我が家の紫陽花は赤く変化しました。白いアジサイが大好きだったのに、思いもよらない色になってしまいました。20年も咲いていれば、こういう変化も有りかもしれません。残念がらずに、コメントに書いてくださったように土や肥料を極端に変えて、試行錯誤を楽しんでみます。
南九州に住んでいますので、梅雨前の長雨が影響したのかもしれませんし。樹勢は良いので、来年も楽しませてくれることでしょう。
ところで、大切にされていた紫陽花が盗られてしまっているのですか?
それも毎年?
許しがたいですね。
胸中お察しもうしあげます。
ゆんたく
2015/06/27(土) 09:23:56
あじさいは根から吸収するアルミニウムの量で色が変化すると言われています。アルミニウムの量が変化するのは土壌の酸度により、酸性だと吸収され易く青に、アルカリ性だとアルミニウムが水に溶けにくくなるので、赤に近づくといわれています。
そして白いあじさいは花の色を変化させるアントシアニンをもっていないので、どんな土でも色は変わらない(変わりにくい)と言われています。
まあ、こういう基本的性質と、本来色々な系統が持っている性質が入り交じって、少し複雑なことになります。
白でもアントシアニンが微量にあり、光が弱いと白いが、強いと色が出たりすることもあるようです。また、土質の変化で酸性度合いが弱まり、青に傾いていた(が色が出なかった)のが赤に傾き色がでたのかもしれません。長年育てている間にアントシアニンを生産するよう性質が変化したのかもしれません。
赤くなりだした頃の環境の変化があれば、それを元に戻すことで戻るかもしれません。
木の性質が変化したものは残念ですが、先祖帰りでより強い性質に戻った可能性が高く、もとには戻らないかもしれません。白いあじさいを導入し両方楽しまれると良いかと思います。もし白い花が咲く枝があれば挿し木して保険をかけましょう。
何かヒントになると良いのですが
だるま
2015/06/27(土) 12:10:37
コメントをありがとうございました。
「長年育てている間にアントシアニンを生産するよう性質が変化したのかもしれません。」というお言葉にはびっくりしました。酸性&アルカリ性の土質によって色が変わることは、本などを読んで知っていましたが、アントシアニンを生産する性質に変化したのかもしれないっていう情報は初めてで、目からウロコ的な驚きがありました。また、喜びでもありました。
そうですよね、毎年とても元気に咲かせてくれての20年。性質もかわりますよね。
「先祖帰りでより強い性質に戻った可能性が高く」
・・より強い性質に戻った・・というよりは、進化したと捉えて、
自分好みの色を紫陽花におしつけるのではなく、これからの変化を楽しむことにします。
今朝見てみましたら、一つの花の中に白 紫 青 緑 ピンク 赤の色が出て、まるで虹のような色合いの一輪がありました。
より強い性質になった結果の進化ととらえます。
今後はそれぞれの株に違う肥料を与えて、来年の変化を待つことにします。
だるま
2015/06/29(月) 10:26:15
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コメントくださった一般論様 ゆんたく様、ありがとうございました。
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