農薬の耐性について
hanasakatarou
2015/06/13(土) 16:15:03
家のバラやネギなどに黒いアブラムシと思われる虫がいて悩まさせれています。農薬の耐性を知らない時にオルトラン粒状ばかりを使っていたせいか、現在、スミチオン、オルトランを併用しているのですがまったく退治出来ていません。薬の耐性がついてしまっているアブラムシは翌年以降も同じ農薬を使っても効果がないでしょうか?
ここで疑問が一つあります。
ホームセンターなどから購入したバラなどに既に何種類もの農薬に耐性がついているアブラムシがついていたとし、それが爆発的に増えた場合どう対処すればいいのか…
ばんざいうさぎ
【北海道】
2015/06/14(日) 10:07:21
農薬に耐性の付いた昆虫はしぶといですよね。体制は遺伝子情報で子孫に受け継がれる事も多い様で、全く効果が無いとまでは言いきれませんが、アブラムシなら時期によっては交尾無しでメスが子供を産むので耐性を持っていないのよりは生き残り易い様です。気が付けばまた増えていることが多いです。
農薬を使う事をやめて他の方法で全滅させるのが良いと思います。
農薬に耐性の付いていると思われる植物にはニーム資材をお使いになっては如何でしょう?
ニームは天然由来の物で、科学的に作られた農薬ではありません。インドセンダンと言う木のエキス成分に昆虫を餓死させたりの作用があり、その成分を濃縮したもので植物を食べたり吸汁する昆虫なら種類を問わずに使えます。
ニーム資材には主にニームオイルとニームケーキがあります。でもニームオイルの場合は対象昆虫が居る時期に頻繁に(私の場合3日おきに2週間くらいで劇的に効果がありました)、高価な値段の物ですが惜しまず一度にたっぷりと散布しなければ効きにくく手間がかかります。
ニームケーキの場合なら、土の上に敷いたり土に混ぜればそのまま放置で数か月間効果が持続します。
農薬ではなく、昆虫以外には害にならい成分で自生国では人が健康を保つ為にお茶として飲む薬草扱いの植物ですから野菜にも使えます。
ご自分でも検索してみて調べてみて、どのように成分が昆虫に効くのかなども確かめ、それでご納得の上でご使用になってみては?
使用して耐性が付いてしまったのを全滅させてしてしまえば、次に余所から飛んできたアブラムシの方には農薬が効くと思います。
ただ、確実に退治したいのなら予防する意味も込めて農薬は使わずニームケーキを使った方が安全で確実と思います。他の害虫にも種類を選ばず効きますし。
ただ、予防的に毎シーズンごとにニームケーキを使うにはお金がかかるのが悩みですが・・・。
hanasakatarou
2015/06/14(日) 13:11:22
ばんざいうさぎ様
ニームオイル、ニームケーキの情報ありがとうございます。ニームオイルは以前から気になっていたのですが農薬に頼っていました。ネットで検索させて頂きましましたが、クチコミもそれほど悪い事もかかれいないようだったので試してみたいと思います。付加効果して蚊の忌避効果もあるようなのが気になりました。これからの時期は庭に行くだけで刺されますからね。ニームに頼り過ぎても耐性がつくという書き込みもありました農薬と上手く合わせ使ってみたいと思います。
gardenfan
2015/06/14(日) 20:37:33
うどんこ・アブラムシ・ハダニにはカリグリーンとサンクリスタルをお勧めします。イチゴ用に開発されましたが、トリフミン並みの薬効があり、バラにも効果がありましし、耐性が出来ないので散布回数の制限がありませんし、ベーキングや食用油が原料なのでヒトにはほぼ無害です。2-3日に一回の散布を3-4回繰り返すとしっかり防除できます。バラ会ではまだ勧める方は少ないですが、治療剤並の効果がありますのでお勧めします。
hanasakatarou
2015/06/14(日) 23:09:48
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gardenfan様
カリグリーン&サンクリスタルのご紹介ありがとうございました。トリフミンよりも効果があるという資料を拝見したので興味津々です。ただアブラムシへの効果の記載された資料が見つからず頭を悩ませています。玄関の戸棚が農薬だらけになるのも悩ましいです。あまり農薬を沢山揃えると使用期限内に使えなくなりますからね。とりあえずニームオイルを試して、良い結果が得られなかった時に見当させて頂きます。ありがとうございました。
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