すでに蔓延してしまった黒星病に関して

[園芸相談センター]の過去ログです

黒星太郎 2015/05/22(金) 10:31:21
黒星病が止まりません!

何年か前からバラを初めたのですが、簡易的なハンドスプレータイプの殺菌剤でこれまで対応してきたのですが、バラの本数も増え対応しきれなくなったので、去年辺りから農薬に切り替えました。

ベンレートとトップジンにそれぞれダインを混ぜてローテーションしていたのですが、同じ系統で回していたらしく、他の方のブログを参考に、新たにオーソサイド、サブロール、ダコニールを買い足しました。

一番花が終わった辺りから黒星病が発生して蔓延が止まらなくなっております!散布の仕方にも問題はあったと思うのですが、新たに買い足した薬だけで止める事は可能でしょうか?

ミニバラ 2015/05/22(金) 12:23:31
エイズと同じで、一度感染したら、絶滅することは、現在の科学では不可能です。

肝炎のように一時的に、抑え込むしか方法はありません。
潜伏状態で、維持する。

その方法は、

荒っぽい方法から順に

羅漢株は、全部清掃局入りさせて、捨てる。
殺菌剤を買うより、バラ苗の方が、コスト的に安く着く。

低く切り詰めて、葉を全部むしり取り、上の黒星病殺菌剤を、表土を含めて、付近一帯の花壇を隈なく消毒する。
新芽が吹いてきたら、毎週1回1年間消毒する。
切る位置は、5つ葉を2-3枚残したほうが良い。
低く切る以上、株元に直射日光が当たらないように、3-5cm腐葉土でマルチングする。マルチングは、株元を保護するとともに、雨風による土泥の跳ねかえりを防ぐ。

撲滅抑制を諦める。鳥インフルエンザのように、自然浄化に任せて、自然におさまる事に望みを待つ。

今後の注意
買うときに、手に取って良く観察し、羅漢株があれば、そこで買わない。
好みより、耐病性重視で選ぶ。

植え付け目時に、2m以上間隔をあける。

ミニバラは、立ち入り禁止とする。
道具は、一株づつ消毒する。

まず、スタート時点から、

黒星病は、不治の病と位置づけ、近寄らない、持ちこまない、発見次第捨てる。

又は、気にしない寛容の精神で付き合う。
黒星病が発病しても、花は咲きます。

この2つの方法だけしかありません。

巷の都市伝説として、風の便りですが、
大阪市で、街路樹をシンボルの銀杏をやめて、バラのプロームナードにしょうと提案した、バカな官僚代議士とバラ会がいたようです。
世界バラ会議大阪大会2006
冷静な市民は、バラ公園で隔離栽培しないと、管理経費がかさみ天下り養成サービスであるとして、猛反対し、バラをシンボルとした、北区でもほとんど、バラは植えていないようです。
結果的に、廃案となったようです。


黒星病は、幼葉の時には、発生しませんが、葉が完成するころに猛威を振るいます。
そのころには、気温も高くなりバラの生育には、一番弱い時期と重なります。

折角、農薬をコレクションとしたことですから、一時的にでも、葉を全部むしって、毎週消毒しても良いかと思ったりもします。

耐病性のあるバラを簡単に探す方法は、手入れをしていない花壇で、病気になっていない枝をもらって、挿し木する事です。

より確実な真実は、バラ専業農家へ勤めることです。
ブログの内容は、痴話話ででたらめです。
製薬会社や著名な参考書は、売らんが為の儀礼的表現。
試験場や農家は、スタート時点から、毎時毎時無意識的に、膨大な設備と手間暇経費を費やして、徹底した気配りをしています。
定例用語として、関係者以外立ち入り禁止の合言葉があります。

病気怪我の治療といえば、病院ですよね。
不潔極まりない、ウイルスの蔓延している病院でも、医師以外は、
手洗いを少しはしても、殺菌消毒を触るたびに消毒していません。
看護師でも、頻繁にはしない。
医師は、感染症の怖さを熟知しているから、消毒経費が増えるから、消毒するなといっても、必ずします。

反面、患者や来客は、全くしません。
危機感がないからです。

そこまで、神経質になる必要性はありませんが、不治の病であると割り切った方が、簡明かと思われます。

最近は、非加熱輸血に伴う、高齢者発症肝炎が、増えているようです。
なぜでしょうか。

信じた、仕方がなかった、タマタマ運がわるかった、自己責任ですから諦めなさい。
従って、自己責任ですから、苦痛も手間暇も、個人個人が負担してください。
これが、世の中における絶対不滅な公理です。

黒星太郎 2015/05/22(金) 23:38:23
ミニバラさん

回答ありがとうございました!黒星病は根絶は不可能だったのですね!癌頭病は焼却処分するしかないのは知ってたのですが、黒星病になっても癌頭病のように花付きが悪くなったりする訳でもないし、あまり神経質にならずに寛容に付き合う方が経済的にも良さそうですね!薬剤すでに購入してしまいましたが、検討してみます!また、昔ながらのバラが好きでしたが、耐病性のあるバラをも併せて検討してみたいと思います!

黒星太郎 2015/05/23(土) 08:38:38
[[解決]]
同じような質問を他スレでしてしまった事をお詫びします!すいませんでした。

gardenfan 【近畿】 2015/05/24(日) 22:13:59
ベンレートとトップジンはベンゾイミダゾール系のDNA合成阻害剤でほぼ同じ薬剤ですのでローテーションにはなりません。そのことを気づかれたのはとても良いことだと思います。
オーソサイド エネルギー代謝阻害  サプロールよりラリーを勧めますがエルゴステロール合成阻害  ダコニール 有機塩素剤  
これらはローテーションに使えます。ほぼウドンコ病との共用薬剤です。

黒星病は冬の石灰硫黄合剤の塗布でリセットできますが、バラの講習会に参加される方のほとんどは、バラへの農薬散布で病気が抑えられると勘違いされています。
バラの周りと土壌やバラの手前に芝生があれば、冬にバーナーで芝生を焼く。ブロック塀や家の周りの犬走りは高温の蒸気スーパースチーム洗浄する。薬剤散布もバラだけでなくてその周りの塀や土にも散布する。
そういうことをして病原菌の密度を下げるというのが重要です。
それには色々な方法があり、IPM総合防除による低農薬のバラ栽培という話の講習会リクエストが最近多くなっています。

それと黒点病は雨で葉が濡れだ時間が続くことによって発病リスクが判断できます。アメダスで連続して六時間以上の降雨がつづいたなら散布。四時間以下なら散布しなくてもほとんど問題ないと考えます。結構ラフな話ですが。予防的に定期散布するという方も多いですが、農薬は基本、害虫の発生を確認して、病気は発生の可能性を予測して散布の判断をしないと、農薬へ暴露のリスクが大幅に増加します。

それと展着剤のダインは止めた方が無難です。倍率5000倍に希釈するのは初心者にはほぼ不可能です。マッチ棒の頭に付けて使うようなレベルで、薬害の元です。我が家では、アプローチ・アビオン・まくぴかをその用途によって使い分けています。

バラ会では、IPMの講習会の最初は、新しいバラを植えて下さいと言っています。ドイツやフランスでは不特定多数の方が訪れる公園などでは農薬散布が出来ませんので1990年代からは耐病性が育種の一番重要なことになりましたので、ほとんど農薬散布しなくても、病気になっても咲き続けるバラが多くなっています。デルバールやメイアンのドリフト・ノックアウトなど。

見習い 【甲信越】 2015/06/02(火) 03:28:09
はじめまして。
野菜や果樹で使われている方法ですが、石灰を撒いてはいかがですか?野菜や果樹では、石灰を根本や患部に撒いたり、水や有機物入り水に溶かしてかけたりして病気を予防してたり、病気の進行を止めたりしてます。
バラにどれだけ効果があるかはわかりませんが処分するなら試してはいかがですか?

gardenfan 2015/06/02(火) 15:00:45
ミニバラ様

>巷の都市伝説として、風の便りですが、
大阪市で、街路樹をシンボルの銀杏をやめて、バラのプロームナードにしょうと提案した、バカな官僚代議士とバラ会がいたようです。
世界バラ会議大阪大会2006
冷静な市民は、バラ公園で隔離栽培しないと、管理経費がかさみ天下り養成サービスであるとして、猛反対し、バラをシンボルとした、北区でもほとんど、バラは植えていないようです。
結果的に、廃案となったようです。


なんかとても誤解されているようなのでコメントさせていただきます。

大阪市北区役所の庭には少ないですが10株以上のバラが植えられています。
御堂筋の銀杏並木は雄木に植替えが進められていますがバラを植えようということはされていません。堂島川に面する所には植えられていますが。

世界バラ会議大阪大会に代議士がかかわったように書かれていますが、実際に仕切ったのは数人のバラ愛好家でしたし、日本バラ会も後からその方たちの動きに乗っただけで積極的に誘致したことはありません。

風の便りで書くのはご遠慮下さい。世界バラ会大阪大会に協力された方々に対して失礼と思います。

黒星太郎様

解決済での追加書き込みご容赦下さい。黒星病はバラの葉を落とすので大変ですがIPMで色々と対策すると三週間に一回の農薬散布でなんとか乗り切れます。


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