挿し木バラのフェンス仕立てについて!

[園芸相談センター]の過去ログです

ミッチー 2015/05/18(月) 22:17:17
去年、挿し木が成功したバラ『ストロベリー・アイス』を、来年、高めのフェンスで仕立てたいと思っているのですが可能でしょうか?今年出た蕾は花の確認の為、一輪咲かせて残りはピンチしています!

バラ薔薇 2015/05/19(火) 10:46:56
>高めのフェンスで仕立てたいと思っているのですが可能でしょうか?
可否2者択一なら可能です。
世間一般的な手入れによる仕上がりの良し悪しは、それぞれ個人個人の好みです。


以下は、雑談程度の長話ですから、興味があれば一読されれば良いかと。
人の感覚とは実に曖昧なものです。
というのは、花色に関して、友達の間で、譲り合い交換を良くしています。
理由は、置く場所が、狭い反面いろいろなものを数限りなく欲しい。
枯れた場合に、流行の激しいご時世ですから、2度と手に入りにくい、
いろいろな場所で育てていれば、里帰りもたやすい。
環境が変われば、又違った様相が現れる。
無償譲渡と違い、要求先行型の交換は、思いつきと違って、具体性が明確で、存在としての永続性がある。
交換でも、同時等価交換では無く、好感度による時差交換であり、束縛感もなくやや前向きな自由なものです。
仮に10人集まれば、一人5種類として、50種類が、一瞬に揃う。
いうなれば、10人の花壇は、一つの共有物であり、栽培管理は、それぞれが好き勝手な好みに応じて、分担しているイメージです。

そこで、「茶色のバラを頼む」と言われたのですが、一瞬「茶色?」
私には、茶色のバラは、持ってい無いので、話が合わない。
そこで、要求する現物を見に行ったら、私の頭には、赤色!!と区別していた。
それは、それで、繁殖対象物が、確定したので納得したのですが、
その茶色と赤色の、私の識別感性の統一に、1年近くかかった。
バラに限らず、他の花でも、似たようなことがあり、茶色には、弱いようです。
色覚異常なのかと気になったりしてきます。

よくよく考えた結果、私は常に、晴れた日の10時前後に、至近距離で、花見をするこの時には、赤に見える。 ところが、曇ったり、夕方に、遠くから見れば、茶色にも見える。相手は、赤は赤でも、それはわかっていて、茶色に拘っていて、茶色と表現しているだけであった。
ピンクでも、見る位置によって、茶色にみえるものもある。

このピンクと茶色の区別の統一には、5年かかった。幸い品種が、急速に、莫大な数増え、あちらこちらで見られるようになり、比較しやすくなったことによる。

以上は、花色の識別でしたが、同じ親からの繁殖での花びらでも、育て方により、環境により、花びらの枚数がが違う場合があります。一重4枚咲きと一重5枚咲では、全く見栄えが異なります。花径が相対的に、大きくなればなるほど、目立つようになり、意識のかけ離れが大きくなってきます。
全く違った品種と勘違いしてしまいます。
ここでも、頭が混乱してきます。

そこで、ストロベリー・アイスの話題に、戻しますと。
高いフェンス仕立てですから、蔓の長さと横幅が問題になってきます。

通販サイトの解説により、草丈蔓長が、1.4mと解説されているものもあれば、2.5mと解説されているものもあります。
画像検索していろいろな画像を観ても、それぞれの栽培者の好みや環境にもよりますが、それらの要件を無視しても、ばらばらです。
1.4mも2.5mも、誇大表示とも思えませんから、どちらも真実な事実でしょう。
従って、いろいろな回答者の率直な説明としても、千種類の内容として解答されることもあります。
育ててみないと、実際のところは解りません。

花の価値観も、昔と今では、随分と異なってきています。
日本におけるバラの歴史も極めて浅く、その性質や方向性も未確定のまゝ、時が刻まれているようにも思えます。
有名な慣用句として、イングリッシュガーデンがありますが、一体なんなのと聞かれれば、好き勝手なイメージで、好き勝手な表現が氾濫しているようなもので、もともとから、流行のキャッチフレーズですから、曖昧なものです。

バラの世界は、人それぞれが、意味不明で、頑固な拘りを持つ特徴あるの闇の世界ですから、しつこく鼓舞する日本独特の傾向があります。
プロ野球やサッカーの熱狂的なファン集団とにかよっています。
そういえばAKBも下火になってきたようです。

一般的に、レベルの低い人ほど、専門用語(和製英語や理解不明な用語)を使いたくなる傾向があります。
なぜか、日本人独特のガラパゴス的風土を基軸とした、優越感を鼓舞して、陶酔した自己満足からだと思っています。
それ以外に、他に優劣を比較する手段がない。
諸外国の場合には、平和な日本と違って、判断を誤れば、財産のみならず、生命そのものまで失うことになりますから、違った意味で熱狂的にならざるおえません。従って、雑談もユーモアも、生命存続には、必要不可欠な道具として、追い込まれてしまいます。

機会があれば、挿し木が成功したのなら、次には、挿し穂を採取する部分をいろいろと変えて、それぞれの成長の違いを知ることも良いかもしれません。
挿し木と切り継ぎや芽接ぎの違いなども。
実施時期も、月別に試してみるなども。
発根成功率も大切ですが、何日何年で、満足できる姿になるかの方が、より大切と思います。
何年にもわたって完了するより、インスタントラーメンではないですが、3分もあれば完成する方が、簡単でよい。
そのような方法は、未だに誰も見つけていません。

錯覚による感性の違い
それぞれの人が、(1)又は(2)いずれか一つのみ、一枚の写真だけを、一瞬だけ見て、どのような先入観をもつでしょうか。

続けてみない事、又、反対に(2)から先に見たとしたら。

(1)の写真
http://ameblo.jp/mydesu/image-10434309055-10375829815.html

30秒後に見る。
(2)の写真
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/016/041/70/N000/000/017/127485911234016424606.JPG


ミッチーさんが、納得するであろうと思われる、完成した姿
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/010/983/93/N000/000/002/135312942128513103147.jpg

尚、ブログのシステム等が、クラウド仕様やセキュリティーの関係で、リンク切れなら、手打ちかコピーペーストで、表示されると思います。

ミッチー 2015/05/19(火) 11:23:26
バラ薔薇さん、回答ありがとうございます。非常に共感させられました!

〉一般的に、レベルの低い人ほど、専門用語(和製英語や理解不明な用語)を使いたくなる傾向があります。

笑えました。こちらのサイトにも心当たりがありそうな方がいそうですね!

〉バラの世界は、人それぞれが、意味不明で、頑固な拘りを持つ特徴あるの闇の世界ですから、しつこく鼓舞する日本独特の傾向があります。

私も昨日、同じ町内でこの時期オープンガーデンをやっている方の家に訪問しましたが、まぁ、喋るは喋るは意味不明な事も言っていました!私の思うところ趣味の範囲を超えてしまったようなバラ愛好家にはその傾向が強いですね!当然といえば当然ですがね。


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