切り接ぎバラのピンチについて!

[園芸相談センター]の過去ログです

ミッチー 【関東】 2015/05/06(水) 20:52:05
今年から接ぎ木に挑戦しています!切り接ぎ木で成功したバラが18pぐらいになったのですが、株の充実を目的としたピンチをする場合、どのくらいの長さでピンチしたら宜しいですか?

gardenfan 2015/05/06(水) 22:37:23
ピンチする基本は長さではありません。シュートが出て蕾がつくとバラの成長は劇的に変化します。つまり枝を伸ばさずに蕾を大きくするために枝の成長はストップします。ピンチはそういう生殖成長モードにならないようにして枝を何段にも伸ばして秋の主幹にそだてるのが目的です。
では長さではないのならなんなのか。
それは硬さです。ピンチする時の硬さです。
この解説で理解されるかどうかでまた解説を考えますが、多分多くの方は納得されると思います

薔薇バラ 2015/05/07(木) 03:26:38

図解解説 サイト1/2下が参考になりやすいかも。
http://www8.plala.or.jp/roseone/tsugiki.html

ミッチー 2015/05/07(木) 04:03:43
gardenfanさん
いつも参考にさせて頂いております!硬さというのはシュートの先端の赤色の葉っぱの事でしょうか?新苗の折り曲げ剪定やピンチは試しているのですが、自分で接いだ苗なので、まだ小さくシュートは出てくる気配はありません!早めにピンチをした方がいいのか分からず質問させて頂きました!基本通り葉数確保をし、蕾が付くぐらいまで待ってからピンチした方がいいのでしょうか?

ミッチー 2015/05/07(木) 04:07:38
薔薇バラさん
ありがとうございます!そちらのサイトは自分も過去に見た事はあったのですが一番知りたい部分が理解出来ませんでした!見落としたのかな?もう一度、目を通してみますね!

gardenfan 2015/05/07(木) 16:02:04
ミッチー様

ピンチする位置は硬さが大事と書きましたが、それは指で折って簡単にポキッと折れるのが大事だということです。それより下で再度折ろうとすると硬くなり折れなくなりますが、その位置では下すぎるということです。継いだ芽は早めに二回程度ピンチしたものをペンチピンチして、その後に出てくるシュートを伸ばすようにしています。
継いだ芽をピンチを繰り返してもそこそ伸びてくるますが、ペンチピンチした方がその後のシュートの伸びが違います。

ミッチー 2015/05/07(木) 17:37:56
gardenfanさん
度々すいません!シュートのピンチについては良く分かりました。しかし、まだ解決には至っておりません。通常、販売されている50pぐらいの新苗は何度かペンチピンチなりし、採花母枝を得る事が重要なのは理解しているのですが、まだ、解決には至っておりません!自分で切り接ぎで接いだような小さな苗の扱いが分かっておりません!早めにピンチを2回程度ピンチしてとの説明でしたが、早めというのはどれぐらいかが知りたいです!写真がないので説明しづらいですが、元々の穂木についていた新芽は二本で、現在、新芽は二本とも14pぐらいにです!まだまだ細くどこから折ってもポキッと折れてしまうような枝の太さです!接いだのは2月中旬です!早めのピンチは5枚葉を何枚ぐらい残してピンチですか?

バラ薔薇 2015/05/07(木) 18:20:51
ベンチピンチって、何ですか?。
専門用語が解りません。
解りやすい言葉で、お願いします。

ベンチ(Be基準点)なのか、ペンチ(Pi挟む)なのか、どちらですか。

2枚目の画像 手折り
http://berandabararose.blog66.fc2.com/blog-entry-366.html

ペPiンチ折り
http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/b/e/r/berandabararose/200909071326315d2.jpg

いずれも、切り継ぎしたてホヤホヤの苗の仕立て方としては、不味いように思いますよ。

市販苗の

新苗は、接ぎ木時期と発売日が接近しており、成長が追い付かないので、
一本仕立て(通常は安価なはずです。)
http://image.rakuten.co.jp/baranoie/cabinet/img50181474.jpg

大苗は、3本以上の仕立て型
期間がある為、どっしり感があります。

栽培者さんが、新苗仕立てを望むのか、大苗3本仕立てを望むのか
どうか。
大苗仕立てなら、穂木がある程度充実したのなら、穂木の葉と葉の間隔が密ならば、下葉3-4枚残して、簡単にハサミで切ればよい。
そうすれば、葉の元から、穂木の側芽が生えてきます。
運がよく、その側芽が、太くて、充実していれば、問題がない。
この時には、台木からも、新芽が生えてきます。台木からの新芽はすべて、欠き取ります。

太く充実した側芽が3本になるまで、芽摘みを繰り返し続けます。
場合によっては、穂木からの側芽を諦めて、側芽から3本の太い充実した新芽(側芽の側芽)を利用する場合もあります。

そこで、面倒なので、接ぎ木の段階で、割接ぎなら、最初から太い穂木を2本程度接ぎ木するとか、
太い台木に、1本接ぎ木するとともに、同時に2-3個の芽接ぎも並行して実施すれば、一度で済みます。
後は、冬剪定時に、大幅に切れば、格好は付きます。

複数回の剪定をするのは、当初の穂木は、犠牲にして廃棄し、充実した太い新芽を如何にして、早く生えさすかのことと思いますが。
最初の穂木は、仮親としての価値しかないと割り切った方が、良いのでは。
本親は、花が咲く茎として。
シュラブやクライムでない限り、ブッシュタイプの茎とは、常に切りすてられる宿命にあります。
花が咲けばその時点から、本親の資格は、はく奪され、仮親としての立場になり、次の本親を生み出すだけの値打ちしかありません。
考えれば、残酷な話です。

gardenfan 2015/05/07(木) 19:19:03
ミッチー様

なんども言いますが枝の長さではなくて、手で手折った時のポキッ感です。

バラ薔薇様

ペンチピンチというのは新苗をペンチで斜め45度に折り曲げる方法です。切りバラ業界では当たり前の方法です。この方法をバラ会の講習会で解説すると皆さんがピンチする理由を理解していただけるのでお話しています。

バラ薔薇 2015/05/07(木) 20:13:51
了解
半濁点と濁点の区別が解りにくかったものですから

多分、質問者さんも何の事か、解らないまま、理解したつもりで、いらっしゃると思いますよ。

針金を曲げたり切ったりする道具の事ですね。
http://ktc.jp/files/catalog/photos_l/spd-150c~200c.png

先に紹介した、ペPiンチ折りのアドレスは、パソコンにより、リンク切れするようです。
リンク切れの場合には、アドレスをコピーの上アドレス欄に貼り付ければ、サイトへつながります。

ミッチー 2015/05/07(木) 20:14:25
[[解決]]
バラ薔薇さん
gardenfanさん

回答ありがとうございました!薔薇の育成は人それぞれでプロの指南書でも説明や表現は色々です!小さい接ぎ木苗のポキッっとの感覚の理解はいまいちですが、バラ薔薇さんの説明にあったように、ある程度枝が充実してからピンチをするという風に理解させて頂きます!初めて、接ぎ木に成功した苗だったのでくどい質問になってしまいました!また何か分からない事がありましたら宜しくお願いします!

ミッチー 2015/05/07(木) 20:21:22
バラ薔薇さん

ペンチピンチの目的は理解してますよ!これまた表現の違いかもしれませんが折り曲げ剪定とも表現しますね!私は新苗を買った場合はソフトピンチではなく、折り曲げ剪定や強めのピンチを繰り返し枝の充実をはかっています!

バラ薔薇 2015/05/08(金) 00:05:09
流石に、若い人は情報通ですね。
言葉の選び方が悪かったことをお詫びいたします。

私をはじめとする、訪問読者の中には、・・・・・に訂正。

菊の仕立て方に、懸崖作りの手法が、古くからありました。
こちらは、全体的に折り曲げる手法で、
http://blog.goo.ne.jp/arazaran/e/bf3c9bb1ec512b347454402761d25529

バラの場合にも昔からありました。
採茎を残し、他の茎だけ採光を広げるために、折り曲げる事に、限定し
特許が取られた。まるで、カップラーメンの特許内容の付加価値ですが
これを、バラの栽培方法では、アーチング栽培法と名付けられた。
これを別名、折り曲げ法だとか、基軸から曲げることから、ベBeンチ法と言われた時代もあった。
いずれにしても、採花樹齢に達している事、又は、採後の新芽吹かしを対象とする。
http://www.studiocatspaws.net/shop/rose/story.php?p=method

それらは、全て、頂芽優勢の法則による、側芽の誘発の仕方ですが
付加価値の付け方? 着眼点や表現の方法で、大きく変わるものです。

http://shop.plaza.rakuten.co.jp/baranoie/diary/detail/201008120000

まさか、ペPiンチを使うとは、まぎらわしいことです。
むしろ、ピンチでピンチやプライヤーでピンチ等区別しやすい用語にしてほしいものです。
べBeンチ(濁点)とペPiンチ(半濁点)では、全く意味が違います。

その応用編?として、幼苗に利用しようとの意味だったんですね。

以前なら、幼苗育苗なら成長し3枚葉が、生え始めたら、その下の5枚葉1-2枚下で、切るのが、一般的と思っていました。
いずれにしても、人それぞれですから、いろいろな方法もあるでしょうね。

どちらにせよ、太い元気な新芽が、3本程度生えない事には、始まらないと考えています。
それから、本格的な花見バラの栽培のスタートですね。
体感的に、育苗を鉢植えからスタートしていれば、年月もかかるものです。
地植えの方が、勝負が早いように、思います。
といっても、住宅事情栽培環境上の制約もありますから、優劣はつけがたいものです。

ミッチー 2015/05/08(金) 07:24:50
バラ薔薇さん
沢山のリンクありがとうございます!ここの掲示板を見て同じような悩みを持っている方の参考になる事を期待きます!

そして、質問の意図を理解して頂きありがとうございます!そうですね、新苗の基本的な扱いは理解しているのですが、幼苗の扱いについては知識が乏しく、その扱いについては専門書にも載ってないので質問してみました!
バラ薔薇さんが言うように『幼苗育苗なら成長し3枚葉が、生え始めたら、その下の5枚葉1-2枚下で切る』のが一般的だと思います!葉数が少ない幼苗でピンチを繰り返したらどうなるかは今後、幼苗の確保が出来たら自分で試して経過を見てみたいと思います!


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