常緑やまぼうしの葉が小さくて赤く元気がありません

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おおいり 【九州】 2015/05/01(金) 12:52:32
植えて4年目の株立ち、高さ2.5m、常緑やまぼうしの葉が小さくて赤いです。
植え付けた当初はかなり元気で葉も緑できれいでした。
2年目、3年目と段々葉が小さく少なく赤くなり、4年目の今年は葉は少し大きく、多くなりましたが、まだひ弱です。
植え付けた場所は日当たりはいいですが、土壌というか土質はあまりよくなく、根本のスペースも少し小さいと思います。肥料は全くやってません。
元気になるような対処法教えてください。お願いします。

山ガール 2015/05/04(月) 12:19:47
環境と生態をチラっとでも、見ないと解りませんが・・・

一般論としての原因は
>土壌というか土質はあまりよくなく
ここに原因があるように思われます。
根拠として
>当初は元気で葉も緑できれいでした。
>2年目、3年目と段々葉が小さく少なく赤くなり

以下は、良いに越したことがない程度
>日当たりはいいです・・・悪ければ、葉は大きく薄く育つ、日陰植物は相対的にはが大きい。
>根本のスペースも少し小さい・・・鉢植えでも元気な葉は育つ
>肥料は全くやってません。・・・・山の自然生えや街路樹は、人為的に肥料は与えていない

以下は、環境や個体によります。
>葉が小さく少なく赤くなり
多くの植物は、新芽幼葉時期や葉の縁の成長部分・・・太陽による紫外線損傷リスクからの防衛手段


秋の紅葉時期には、・・・葉緑素(緑色)の生産停止により緑色が減少し、潜在していた紅葉黄葉成分が目立つようになる。


そこで対策として、
原因は、苗は小さいものですから、植え付け穴が小さすぎる。
穴は大きく!! 広く深くブラジルまでトンネルを掘る気持ちで・・・
これが、植え付け失敗の原因のほとんどです。

落葉休眠期でない今の時期なら、剪定して、根切根回しして、2-4週間後に植え替えて
土壌改良するのも一つの方法です。

掘り上げた土をよく解し、腐葉土3-4割を混合して良く混ぜ、
水を穴に溜めて、水が引いたら、樹を投げ入れ、水を入れながら、埋め戻す。
腐葉土の代わりに、お花の土や野菜の土で、代用しても良い。
肥料は与えない、多用しない。葉枝が生い茂って、花が咲かないばかりか、脱水して枯れる、傷む。・・・肥料根焼けともいう。

後は、毎年、花後の剪定枝抜き(花がなければ、近所世間やアメリカハナミズキなど参考に)
2-4年間隔で、秋に蕾が確認後、2月末までに、2ケ所程度穴を掘って、腐葉土(無肥料が望ましい)を漉き込む(漉き込みですから、埋めることではなく土と混ぜて埋め戻す。)

このようにすれば、随分と良くなります。

鉢植えなら、2年毎に植え替え。植え替えでは、良く枯れさせる原因です。
苗は、バケツに沈めておく。
混合土(培養土)は、事前処理として、水をかけて、湿っとりと湿らせておくことが、最大の回避処置です。
培養土は、乾燥すると水をはじいて、土が乾燥したまま流れてしまいます。
水遣りは、土を湿らす事ではない!!・・・・お水遊び。
根に水分と酸素を供給することです。・・・液体と気体の相互による置換法による適正な潅水

他にも方法は、沢山ありますが、このようなものが一番簡単な方法と思います。
しんどいです。嫌になります。面倒です。 頑張ってください。

おおいり 2015/05/06(水) 06:32:12
[[解決]]
丁寧に教えて頂きありがとうございます。
そうですよね、植え付けの穴が小さすぎるのは自覚していました。
植え替えたいのですがスペースの関係もあり躊躇してました。
肥料をやってみるか、とも思ってたのですが、実行しなくてよかったです。
まず、地道に土壌の改良をやっていきます。
山ガールさん、ありがとうございました。


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