旭川でのクレマチス・モンタナの育て方
mz
【北海道】
2015/04/22(水) 10:26:18
北海道旭川市からです。
沢山のクレマチスを育てています。地植えも、鉢植えもあります。10年以上咲き続けているものも結構あります。
ですが、モンタナの種類だけはなかなか大きくならず、花が咲いても数年で枯れてしまいます。モンタナの種類は極寒地では無理なのでしょうか?それとも咲かせる秘訣があるのでしょうか?今年は久しぶりに挑戦しようと思っています。
モンチチ
2015/04/28(火) 11:46:56
モンタナであろうと、クレマチスはクレマチスですから、他のクレマチスが育っているのなら、問題なく育つはずですが・・・・
増して、1-2年も、枯れずに生きているのなら、問題ないでしょう。
>花が咲いても数年で枯れてしまいます。
あまりモンタナに、無意識的に、こだわりすぎているのが、原因かもしれません。
立地的条件が合えば、茎が傷まずに(脱水乾燥による蔓枯れしない条件)、藤蔓のように、太くなり巨大な姿になり、沢山の花が咲く。
蔓が太くなればなるほど加速度的に大きくなる。
蔓が太く長くなる事は、根もそれなりに、大きくなっているはずです。
そのことから、鉢植えではなく地植えしないと、つじつまが合わなくなってきます。
そのためには、蔓と根の樹齢を長生きさせないと始まりません。
ここで問題となるのは、地温(根温)と気温(蔓温)が休眠させないような(乾燥脱水)環境を作らなくてはならないと考えます。
ところが、苗の樹齢別、根と茎の最低活動温度が公表されていません。
又、古くより、関東中部関西等太平洋側の、大消費地向けの商品として、成り立っていますから、それ以外の地域は、ローカル的存在です。
売れなくても良いし、売れれば、尚よいという考え。
更に、クレマチスの歴史は、バラの裏番組として、表裏一体の関係で、市場拡大してきました。
簡単に言えば、東海道の中でも、環境が違いますから、その限られた中での、手間暇かけずとも自然に育つ環境の補足事項として、耐寒性耐暑性がアバウトに指導されている程度です。
基準は、日本の中心地が、長年にわたり、東京(江戸)でしたから、テキストも東京基準+-となった。東京は首府ではない、なぜなら江戸から明治に変わる時に、大政奉還はしても、遷都宣言はしていないからです。
なし崩しの惰性で、東京都を首府としている仮住まいです。
北海道在住の方からの回答があればよいのですが、あいにくありません。
従って、栽培者自身で、何回も再挑戦して、先鋒として、開拓しなければはじまりません。
当方は、冬場に凍土凍結しても、1-3日で、溶けてしまいますから、冬場より、夏場に簡単な注意だけで、それなりに育っています。
狭い敷地なので、鉢植えコンパクト管理。
クレマチスの中でも、モンタナは、蔓の成長(株の大きさ)は、低いものです。花径も小さいですが花数は多い。ここに人気があるのかもしれません。
取敢えず、幼苗を長持ちさせ、樹齢を長く維持するようにここがければよいのでは。
そのためには、HTではなく、原種系に近い品種を選び、冬眠させない地温と気温の最低限度を維持して、冬越しさせれば、有利となる。
と考えられます。
越冬温度として、地温気温とも5度もあればよいように思われます。
次のサイトには、原産地が大陸中国の
中国西部からヒマラヤ地方にかけての、
高山帯に自生している原種と、その改良種を称してモンタナと呼びます。
と紹介されています。
改良品種が、原種の母系か父系か又、耐寒耐暑としてどの程度の遺伝子比率なのかは不明ですが、・・・・・
ある程度体験して目安が付けば、それから栽培者の好みに合わせれば良いと考えられます。
旭川って、降雪量が少ない割に、積雪量が多い、つまり根雪が、クレマチスモンタナの根と茎に、及ぼす影響が、私には想像できません。
根雪の10cm毎の氷温温度や雪と土の境目の土の温度も想像できません。
地球温暖化とか海氷が減少しているとかは、報道されても、南極や北極の1m毎の3Dマトリックス氷温は、公開されていません。
厳寒地といっても、生活環境からの相対的なものですから、絶対値が解らないとこれも、想像できません。
なにぶん、冬季としての、私の極限は、北緯40度以南ですから、しかもそれぞれ2週間程度で、夜中に出歩くこともほとんどありませんでしたし。
底冷えが中途半端ではない事と、地吹雪で1m先も見えないこと程度です。他には、やたら大きなスコップがないと生き埋めになることかも。
除雪車も幹線道路にチラホラ通過するので、幹線道路以外で、所要をするときには、命がけで素早く済ます事ていど。
それでも、どこまでが道路で、どこから溝なのか区別が付かずに、溝に落ちて難儀したことがある。本土では、溝の方が凹で、ローカルは凸になっている。ここに錯覚が発生する。
モンタナ系の紹介サイト。
http://www.ofg-web.com/05clematis/clematis01-06-00.html
その他の注視事項。
とくに多花性で見応えがあります。
枝の伸びだし、葉の展開より開花が早いので、花が目立ちます。
ここが曲者なのかもしれません。
モンタナ
【関東】
2015/04/28(火) 15:01:45
旭川という土地柄は分かりませんが
私たち花仲間でもモンタナ系は何故か7,8年でダメになると言うのが定説になっています。
私も何度か育てましたが、ビックリするほどすぐ大きくなり嫌と言うほど花が咲いても翌年突然枯れてしまったり。
他のクレマチスが丈夫で年数を経るほど元気になって行くのに比べ不思議な性質だと思います。
挿し木などで保存するのが良いのかもしれませんが私はモンタナ系はもう敬遠しています。
こちらは気候が全く違う都内ですから旭川とは事情が違うかもしれません。
mz
2015/05/04(月) 05:28:26
[[解決]]
モンチチさん、モンタナさん有り難うございます。鉢植えのクレマチスは、冬は鉢ごと地面に植え寒さから守っています。地植えのものはそのままですが、積雪が少ない年ほど、株は弱ります。雪に覆われているうちは良いのですが、融けた地面が最凍結するのがだめなようです。
一番強いのがビチセラ系、次いでジャックマニー、パテンスは鉢では良いですが、地植えするとだんだん衰えます。
モンタナは、数種試しましたが、鉢植え、地植えとも長く持ちませんでした。
関東でも、7,8年と言うことで旭川ではこれ以上は難しそうですね。
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