クレマチスの植え替え

[園芸相談センター]の過去ログです

クレマチス初心者 2015/04/18(土) 09:44:48
初めまして
クレマチスのシロマンエを初めて育てます
シロマンエを購入したのですが
12センチのポット苗でしたので植え替えようと思い
いろいろと調べました
植え替えは2〜3月とのことですが
GW近くの今の時期に植え替えるは大丈夫でしょうか?
まだ、葉ばかりで咲く気配はありません
1年目は鉢で育てたほうが良いみたいですが
ポット苗で育てるのは不安です

クレマチス初心者 【関東】 2015/04/18(土) 09:46:27
ごめんなさい
間違って送信してしまいました
南向きの鉢植えで育てようと思っています
よろしくお願いいたします

暮れ待てず 2015/04/20(月) 00:43:34
今は、造反暴露の時代です。
従って、
>植え替えは2〜3月とのことですが
は、初心者教本として、第2期古典時代の遺物です。

正しくは、クレマチスの植え付け植え替えは、年中できますが、その時々のクレマチスの状態と気候の状態を把握認識して、その対応が必要です。中でも、厳寒期(凍土凍結期)を除き、落葉休眠期に入る、秋分の日後から、新芽が萌え始め、根も活動しだす春分の日前後までが、失敗することが少ないでしょう。
併せて、このころは、病害虫の活動も緩慢となり、被害も少ないでしょう。
逆に、考えれば、その期間以外の植え替え等なら、植え替え植え付けには、根や枝葉を傷め、その傷口から、病原菌も侵入し、抵抗力や正常な成長も減退する。減退すれば、害虫に対する抵抗力治癒力も落ちる。
更に、根と葉のバランスも崩れ、脱水症状も起こしやすくなる。
このリスクにも、手助けが必要となり、余分な気遣いも必要となってくる。
余分な気遣いに、対応するには、1ランク上(中級の下レベル)の技能が必要です。

>GW近くの今の時期に植え替えるは大丈夫でしょうか?
GWまで、2週間以上あります。今の時期のクレマチスは、蔓茎は、時々刻々と伸長し、栽培地域によっては、1回目の花も終わり、剪定して、本年2回目開花の準備をしなければならない時期です。
1日の遅れは、一旬の遅れに匹敵します。
従って、
GW近くと今の時期との概念は、太陽の大きさと蟻の大きさほどの差があります。

植え替えると決めたのなら、1秒でも早く植え替えるべきです。
迷ったり、躊躇するのなら、現状維持で、待機すべきです。

道に迷った時の選択は、元に戻る(経験があるだけに、一番自信があり安全策です)か、現状待機(考える時間がある反面、日が暮れて夜になる。夜になれば、明かりと暖房が必要になる。)か、前進する(未経験なだけに、見通しがつかないと、益々リスクが増す。)かの3通りしか、選択技はありません。

今回の場合には、後戻りはできませんから、待機するか、前進するかの2通りしかない。

待機する場合には、現状の植木鉢は、流通側の都合による、仮の状態で、栽培者にとっても、クレマチスにとっても、良くありません。
ここで、一番最悪な問題として、根詰まりリスクです。
鉢植えには、常に付きまとう問題ですが、窮屈になる点(高温過湿蒸れによる根腐れや根の成長点の抑圧とそれに伴い蔓茎の抑圧)以外に、根の螺旋化ルーピング現象です。

今の時期に、植え替える場合の問題点は、根と茎葉のアンバランスによる脱水症状と茎折れ骨折です。 時として、絡みつきによる、葉柄の除去等の余分な労力です。
日当たりが、必要な時期に、日陰にて静養させなければならないかもしれない成長阻害、開花遅延も考えられます。

直接地植えにするのなら、日陰管理もできませんから、日よけスダレが、必要になるかもしれません。

鉢植えなら、蔓植物ですから、小さい幼苗であっても、誘因3本支柱も必要ですから、34-36cm(12-13号)が、無難です。 コンテナなら、野菜用の深鉢支柱穴付きも便利です。
この場合には、移動に重くなりますから、半分程度の深さまで、鉢底石(軽石)を利用することも一つの方法です。
乾燥防止の為に、下より1/4は、軽石を単用し残りの1/4には、腐葉土を半々混合する等。 培養土として、赤玉土7と腐葉土3の万能培養土が面白い。
又は、赤玉土とバラ用の軽い土を半々の混合とか

重量負担軽減策を、一番に推奨します。植木鉢だけでも随分と重いものです。

これで、3年程度は、管理の手間暇が省けることでしょう。
残る注意として、蕾から花が終わるまでの期間の、水不足による花系をしおらせない。
真夏には、木陰管理と冬場の、季節風対策。
剪定位置問題やpH肥料等は、無頓着でも良いですよ。
指導書の内容は、間違っていると思っても、過言ではないと割り切っても問題ないです。

植え付けは、現状の根頭(根と茎蔓の分岐点)より、2cm深く植え、毎年2cmの客土を入れる。・・・株元からの新芽蔓の萌芽促進のため。

その他、蔓は、下へ下へと地表まで、落とすように誘因すれば、花数が増える。
芽先蔓先を常に監視し、他の植物に絡まないように、注意する。
風のいたずらで、右を向いて、左を向いているうちに、一寸の油断で絡まっている。

クレマチスの最大の欠陥は、蔓が絡まる(正確には、葉柄が絡む)ことです。
それに付随して、茎が折れる、茎が裂ける、傷バンと綿棒が必要となる。

これが、植え替えの時に、最大の障害となる。
そこで、植え替えの時節は、芽が出たら直ちに植え替えれば、容易となる。その時節が2-3月に当たる。
芽が出ていない節より上(先端)と、絡みついている葉柄はすべて切り捨てると、一本のロープ状になり、シンプルになる。
株元から、生えている根頭(蔓茎)の数により、蔓の分岐点も、どちらか一本にすると、誘因も更に簡単になる。

根の部分も、軽石と軽い土ですから、解しやすくなる。
少なくとも、表土1cmは、取り去りやすくなる。
表土1cmには、雑草の種子や苗が、沢山コボレ、沢山生えやすい。
絡まっているループ根や反転根も解しやすい。

根が根としての働きをするのは、根毛(白根・産毛根・維管束直結根)と先端の成長点です。
少なくとも、人為的管理植物だけは、古い根(太い根、褐色変色根・支柱根)は、必要がありません。

大輪系以外の、モンタナ系などの植木鉢は、花が小さいだけに、8号24cm程度と小さくても良い。植木鉢が小さいだけに、軽石は1/3程度と少なくしたほうが良い。支柱は、植木鉢の外側に取り付ければ、尚よい。

このような、植え付け方もあるという一例です。

春の初期段階の根ならOKですが、それ以後なら、不味いです。
http://livedoor.blogimg.jp/hirata_ezu/imgs/b/a/ba319664.jpg

不満足ながら、許容範囲の根。 理想的には、太い根を、半分程度の長さに短くし、逆に細根を多くしたいものです。
http://blog-imgs-18.fc2.com/t/o/m/tomo1011/20090127200142.jpg

momo 2015/04/20(月) 12:51:19
こんにちは。

ポット苗とおっしゃる事ですと購入時のままと言う事ですよね。
そのままの状態では育つものも育たないです。


クレマチスの鉢から鉢への植え替えは真夏以外はだいじょーぶですよ。

むしろ、花が咲いてしまう前に、
お気に入りの鉢へと早めに植替えてあげてください。

植替えは、あくまでも根を崩さず、触らずで行います。

無事に植替えがすみましたら、
もし可能であれば、
蔓を優しくほどきトレリス、オベリスクなどに誘引してあげればなおいいですよ。

その際、蔓が少々折れかかってしまった場合、
テープでその蔓の個所をぐるぐると止めてあげてください。
この要領で結構復活しますよ。

クレマチス初心者 【関東】 2015/04/20(月) 20:30:13
[[解決]]
暮れ待てずさん、momoさん 回答をありがとうございました
早速、大きめの鉢で植え替えました
すでに 根っこはとぐろのように巻いていて驚きました
今、植え替えて良かったんだなぁと安心しています
これから成長して少しでも花が見られるようにお世話したいと思います


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