水仙とチュウリップ

[園芸相談センター]の過去ログです

さんちゃん 【東北】 2015/04/10(金) 20:07:10
水仙とチュウリップが今年も伸び始めましたが、最近様子が
おかしいのです、葉が一対では無くで一枚が多いのです
昨年も同じでした、葉っぱ片側だけで花がつきません
肥料不足でしょうか?、秋頃に化成肥料をぱらぱら捲いてましたが
どうしたんでしょうか?

ひろし@小南部 2015/04/10(金) 22:05:11
スイセンもチューリップもある程度の日当たりが無ければ球根が太ることができません。日当たりがどの程度の場所なんでしょうか?病気になりやすいチューリップはともかくスイセンなら日当たりさえよければ施肥などしなくてもある程度は咲けるはずなんですが。

それと次の年に花を咲かせるためには球根を太らせなければなりませんが、施肥は葉の元気なうちにしなければなんの効果もありません。秋ごろではチューリップもスイセンも葉は全くない時期ですよね。

ナルト君 2015/04/10(金) 23:09:51
着眼点は2点です
イ)単純に考えて、植え付け状態が、ラッシュアワー状態です。
ロ)今は、年齢の概念が、誕生日の数ではなく、人体の各パーツで、測定するのが、ブームです。
若さ度とも言います。 お肌年齢、血管年齢、筋肉年齢・・・・
それぞれの球根にも、年齢というものがあります。
従って、花を咲かせたかったら、球根年齢により、選別して、開花年齢に達した球根を植えつければ、良かったとなります。
開花年齢は、約5歳です。

花とは、SEX部品ですから、赤ちゃんとHしても妊娠は不可能です。
又閉経後にHしても、不可能です。
更に、先天性(遺伝子の問題)や後天性(病害虫発育障害の問題)による部品の欠落も不可能です。
正常(本来の目的を達する資格)な状態のものを正常に育んでこそ、初めて、正常に開花するのが、自然界の掟です。

今の状態は、おそらく、球根年齢が3歳(アンネ年齢として、小学生入学程度)と考えられます。

開花年齢した球根を、私たちは、買っているのです。
従って、今回買った球根は、後天性障害を除いて、ほぼ100%開花するはずですが、来年に開花するかどうかは、未確定です。
そこで、チュウリップは、一回限りの使い捨てと都市伝説では噂されています。
水仙も、3歳〜5才と混ざっています。そのことから、水仙とアヤメは、3年毎に植え替えると良いと古来より言い伝えられています。
植え替えるとは、同時に選別することにもつながります。

球根年齢を早める裏ワザは、いろいろと公表されていますが、一般性はありません。

従って、
>肥料不足でしょうか?、秋頃に化成肥料をぱらぱら捲いてました
これも、後天性の原因の一つかもしれませんが、ほぼ影響は少ないでしょう。

毎年、植え替えた方が、望ましい。
いつの時期かといえば、蕾が確認できてからですが、チュウリップや水仙の根に、一寸した特徴があり、心情的にもテクニック的にも、難しい面があります。
その前段階の、芽だし直後でも、良いのですが、根の問題と心情と是非の区別に慣れることが必要です。
ということは、テキストの解説同様に、生かす為の安全策として、晩秋に、植え付けることが、一般的となる。
残る手立ては、新たに毎年買うか、選別するかです。

試に、花が終わったら、水仙は直ちに、チュウリップは、葉が枯れたら、掘りだして、球根を切ってみればわかります。
併せて、買った球根も、一個切ってみて比較すると更に良く理解することができます。

関連して、水仙の葉は、枯れるまで残すという都市伝説は、嘘です。
そのように枯れるまで、残しておいた方が、無難ですよ、安全ですよという意味です。

テキスト、参考書の内容は、誰しもこの通りにすれば、失敗することがないという、意味ではなく、失敗率が少なくなります。成功率が高くなるといういみです。
その根拠は、だれもクレームをつけずに、納得しているからです。

今流行の、ウイルスソフトの理由の一つとして、ウイルスが皆無とは、言っていません。このソフト(バージョンアップやアイテムソフトの意味)は「多くの人が利用しています」と表現しています。

又、サイトに、アクセスする場合には、ウエーブウイルスの有無は、別のウイルス事前チェックセキュリティソフトも用意していますとチャッカリト宣伝しています。事前チェックですから、時間がかかります。
従って、もっと高速なOSなり機器と買い替えなさいと表示されることもあります。快適環境を改善しますとかもあります。

対象は違っても、同じ意味のことです。

なぜなら、世の中が、少なくとも、日本では、第二次使い捨ての時代にはいり、本流がそれになっているからです。
修理して使うなどは、死語です。良いものも粗悪品も、早く買って、早く捨てることが、今の本流です。
残して、再利用するなんてことは、時代遅れです。
教育方針も変わっていれば、主過多事件に代表されるように、大学も博士号も、勉強したり研究する場所ではなく、紙切れの販売店です。
だから、卒業証書ももらっても、直ちに、破ったりゴミ箱へ捨てたりすることが、自然の流れです。公務員にとしては、通用しても、民間では通用しない。従ってそのことを、即戦力とかブラックとかに代表されることが真意です。
博士とは、表示されていても、学校名まで表示しない。又、博士論文も公表していない。 しかしその金は、税金です。
ドクターと博士は、日本では、意味が違います。日本では、ハカセとは言いません、ヒロシといいます。
大学へ行った人ならわかると思いますが、休講がいかに多いか、如何に高くて、使いもしない教科書を買わされるか、販売店ですら、致し方ありません。
進学塾とか、講演会討論会などの方が、余程熱心に解りやすく力説しています。
日本も、中学卒業したら、全ての受験資格は、医者も弁護士も、付与する。幼児といえども飛び級も認める。大学院を卒業しようが、教授であろうが、公務員であろうが、受験科目の免除は無しとすれば、よい。
早ければ、5-6才でも、医者になることが可能になるということです。
コンピューターの世界では、このようなことは、当たり前になっています。実力主義即戦力のみしか通用しませんから。
代表的なものが、映画オセロやビットコイン事件です。

園芸の世界も、最先端の時流に乗っかるか、第一回東京オリンピック以前に戻るか、併用しないと、理解することができない事も多い。

歴史も、今の時から、原始時代へ向かって、教えた方が良いのではなかろうか。現実は、役にもたたない原始時代から、戦前までで時間切れです。時として、明治維新までかもしれません。
歴史まで、ネット社会に合わせ等とは言いません。なにぶん、序列がありませんから。開いたところが表ビョウシであり、裏ビョウシでもあり、本文ですから、どこでもドアですから。仮想世界と現実世界が入り乱れていますから、追いついていけないでしょうね。

本日のキーワードは、「選別」と「お手軽ツール」です。

じったん 2015/04/12(日) 23:15:01
水仙もチューリップも、庭に植えてそのままにしておけば、いずれ、花はさかなくなっても不思議ではなく、

そのように、考えて、それなりの管理をすることが、うえっぱなしでさかせるためには必要だと思います。

そのような、一定の、管理をされていて、毎年ある程度咲いていたものが突然、一枚しか葉をださなくなったというのなら、不思議ですけれども。

前のレスでは、秋に化成肥料では、管理としては今一つということですよね。秋にではなく、花が咲いた直後にお礼肥えとして、球根をふとらせるために与えるのは聞いたことがあります。

花が咲く前に、気が急いて肥料をやったら、葉や蕾について、いためてしまったことがありました。花がダメになって悲しかった、、

葉が一枚というのは球根が小さくなったという意味ですよね。

球根を太らせないといずれそうなっていくのですが、

葉が一枚になってしまった球根も、何年か肥培すれば、咲く、ということもありますよね。

自分は庭にどちらもうえてますけれど、5年くらいはいちおうそれなりに咲いてますね。もちろん、最初の年ほどは、だんだんさかなくなっていきますけれど。

家の近所の田舎の道端には、黄色いラッパズイセンかとおもわれる、品種が、すごい、大量に植えてあって、大して世話もしてるようにも見えないけど、毎年見事です。それがどこにうえてあるのも同じ品種のようで、きっと、すごい昔に流行してた品種なんでしょうね。今カタログで見ても、同じものは見当たらない気がします。

これだけきれいなら、毎年植え替えてるのかな?尋ねてみたいです。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/04/13(月) 04:05:10
私も本来与えるべきでない時期に肥料を与えてしまった事がかえって不調を招いていると感じます。それと、ずっと植えっぱなしで球根が小さくなっているのでは?と言うのも納得できます。

更に私の感じる事ですが、そのチューリップや水仙はお住まいの地域でよく見られる物では無く、購入して植えたものではありませんか?チューリップと水仙、品種によっては地域の気候に合わなかったり土質に合いづらい事もありえますよ。

同じ種類の植物でも品種が違うと(正確に言えば系統が違うと)なかなかその土地に定着してくれない物や逆に、じったんさんが書かれておられている様にその地に定着して、ほとんど放置でもどんどん増えて花を咲かせてくれるものもあります。
チューリップだと、特に花色の違いで強弱があり普通の咲き方の物なら黄色や赤の花の品種が特に強く生き残りやすくて植え替えせずとも毎年咲いてくれるのですが(ほぼ野良化してます)、他の咲き方の系統違いや色合いだと弱り易かったり色や模様が薄れて花も年々小さくなり、植え替えしないでいると数年で消えてしまう物も多いですね・・・。
おそらく交配に使われた複数の原種のうち(それぞれの原種が別の国の物だったり生育環境が違ったりします)、品種ごとに違う原種の特徴が強く出てしまったりするのではと思うのです。
時期に合った管理が出来なかった他にも、その品種が地域や土質にいまいち馴染めなかったりで弱っているのかもしれません。もしこの可能性が強いのなら、毎年堀上げ時期に球根を土から掘りだし堆肥入りの新たな土に植え替えてあげていても回復が難しく、徐々に弱っていずれ消えてしまう恐れも・・・。

それでもお住まいが東北とのことですので、環境や土質が合わない場合以外の原因なら、今後の管理次第では弱りっぱなしで消えると言う事は避けられるかも。
できれば球根を大きくするのを優先し、もし蕾を付けても咲かせず摘んでしまうのを2〜3年くらい繰り返し球根の肥培を計ると3〜4年目くらいで花が立派に咲いてくれるかもしれません。

チューリップの球根が太る時期は開花し始めから気温が急に上がり葉が枯れてくるまでの時期。関東から南だとこの時期はとても短く翌年の開花に至るまで太れない事が多いのですが(実質咲き捨ての一年草扱いに近い)、球根の主要生産地である新潟あたりから東北北部(太平洋側東北南部だと気候が違うと思います)や北海道だと開花から気温が高くなるまでの期間が長いので、球根をが大きく育ちやすいのです。

まずは今年の堀上げ時期に球根を掘り上げて球根の大きさを確かめ、新たな土で植え付けてみてあげて下さい。

普通水仙はかなり強い植物に感じますが、実は系統によっては北国では耐寒性が低めだったり土質に敏感な物もあり、新規に購入して植え付けた物でも品種ごとに強さ弱さの違いを感じる事が多いです。酷いと冬を越した翌春にはもう芽が出てきません。
当地北海道オホーツク地方では日本水仙(元々外国渡来のタゼッタ系統)は全滅。ミニ水仙の‘テータテート’は土質が合わなければ開花はしますが株が年々減り、ジョンキル水仙は一応球根が増えはしますが一つ一つが太れず開花条件も揃わないのか購入年以降15年経っても一度も花を咲かせた事がありません。これらは違う質の新たな土に植えて場所を変え、毎年植え替えて球根を肥培すれば花が咲く可能性があるかもしれません。でも、不思議と同じ場所にある‘スィートネス’の方は何の影響もなく毎年球根が殖えて、育てば花を咲かせます・・・。

植え替えもせず肥料もやらずで何年か放置でも大抵大丈夫なのはラッパ水仙。この系統の血を引くと予想できる大型な品種ならこちらでの生育は大抵大丈夫です。
ただ、八重咲きの花弁が広く枚数が多いタイプの品種だと開花時期の雨に弱く花弁の間に水が溜まって花が重くなり花茎ごと倒れ、花弁もすぐ腐るので我が家では観賞価値が無く植えたのを後悔しています。

昔から多くの家にあって野にも野生化していたりするのはとにかく丈夫な品種で何年も植えっぱなしであっても無肥料でも、球根がどんどん増えていきます。こちらではカップ部分がラッパ水仙よりは浅めで開き気味なものと口紅水仙が、山奥にある鉱山の集団住宅跡や離農した農家跡地などにごっそり生えて早春に人知れず咲いています。

土地ごとに流行って生き残っている品種が違うのも興味深いものです。私は転勤族の子なのですが、子供の頃長く暮らしていた市は港町でかなり古くから開けた所で、そこだけで八重咲きの‘フォンシフォン’のウイルス由来劣化個体(ウイルスの感染力は消失しています。昔、花弁の一部が緑色なのが珍しがられた)が多く野生化しており他の水仙の品種は全く見かけませんでした。
その市より出発し内陸へ向かう汽車で開花時期に旅行すると、途中から明らかに違う品種が多くみられるようになります。後に今の土地に来て解りましたが、当地の最寄駅あたりから旭川までの陸路沿いではずっと当地と同じ品種らしい見かけの水仙が線路わきの離農地・家の庭・畑の隅っこなどで見られ面白いなと感じました。おそらくこの品種はその内陸ルートで人に運ばれ、オホーツク海に近い当地の方まで伝わってきたのでしょう。片や子供の頃に住んでいた市は大昔から外国や本州との貿易が盛んだったので、おそらく全く別の海路ルートでフォンシフォンが伝わってきたのだと思います。

さんちゃん 【東北】 2015/04/13(月) 06:39:18
[[解決]]
皆さん、有り難うございました
肥料の与える時期がまずは間違いでした、秋に施せば来春の開花時の
エネルギーになりような気がしてました、
確かに、ラッパ水仙など従来の物は皆、元気に増えますが、指摘の通り
珍しい物を購入した物が数年で消えて行きます、
品種の性格を知るべきでした
お世話様でした。


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