ツツジの育て方について
ツツジ
2015/04/09(木) 11:38:19
今春から職場のお庭に植えているツツジの育成を担当させて頂く事となりました。
斜面にツツジを植えているのですが、日当たりなどの関係で良く育っているツツジとそうでないツツジがあります。
今までに担当した方からお聞きしますと、斜面にツツジを植えている為、水をまいても斜面の下に流れてしまい、うまく栄養を吸収出来ていないのではないか?との事でした。
専門家の方ではないのであくまでも推測だそうです。
会社では予算をだしてもいいので、ツツジを育ててほしいとの事です。
写真を載せさせて頂きたいのですが、写真を投稿できないので、コメントのみで申し訳ございませんが、経験者や専門家の方のアドバイスを頂けましたら有難いです。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
メイちゃん
2015/04/09(木) 15:55:43
頭のいい人程、学歴の高いほど難しく考えるから、解決できずに、悩み迷うことがお好きなようです。
お悩みゲームとして、楽しんでいるように多々見受けられます。
単純に考え簡単に対処しましょう。
ただの職場の小奇麗さだけのものでしょ!! これが全国コンクールで、優勝するというのなら、監督たるその筋の植木屋さんを雇わなければ、難しくなりますが。
フラットであろうが、のりであろうが、断崖絶壁壁面であろうが、同じことです。
ポイントは、2つです。
根が浅い。根の乾燥に大変弱い。
従って、この性質を逆手にとって、自慢するゲームが、サツキ盆栽というものです。
サツキ盆栽の植木鉢が、特殊な形をしているでしょ。
サツキ躑躅の性質として、根が浅く株元への直射日光に弱い。直射日光は、地温の高温化と土の乾燥を招く。土が乾燥すれば、根も乾燥する。喉が渇き脱水症状で傷み枯れる。
同じことですが、サツキは、肥料で育てるものではなく、水で育てるものです。
水といっても、海の水は別格としても、川の水もあれば、池の水もあります。いずれも元は、雨水です。
川の水は、流れているので、腐りにくく新鮮です、少なくとも、酸素は多い。
池や都会の運河の水は、流れていないので、腐っている。少なくとも酸素は少なく、ややもするとメタンが泡吹いています。
従って、雨水や川の水がよいのですが、それに近い水がよい。 水道水でも良い。
根に、酸素と水分を適度に与えて、常に湿らせ、土の水分を常に新鮮な状態にするように心がければよい。
といっても、四六時中常に、監視しているわけにはいきませんから、
専門の監視員守衛を、雇うことになる。
この役目が、今流行の万能ロボットや簡略したセンサーということです。
古い考え方なら、敷石や敷き藁が、その働きをしていました。
言い換えれば、浸透性の煉瓦を敷き詰めるかマルチング資材で、覆えばよいということです。
鹿沼土か軽石か腐葉土か川砂だけでも良いのですが、斜面ですから、
どうしても、下方向へ流れてしまいます。
そこで、流失防止の為に、上下方向を縦方向と見なして、横方向へタルキを渡し、簡単に、L型アンカーを数か所打ち込んでおけばよい。
マルチング資材は、いろいろ混ぜた方が良いので、例えば、下から順に、鹿沼土厚み2cm程度 川砂2cm程度 腐葉土5cm以上。 腐葉土は高価なので、安物のウッドチップ堆肥や敷き藁でも良い。
問題は、鹿沼土や軽石や藁には、雑草の種子が混ざっていないですが、
川砂や腐葉土やウッドチップ堆肥には、雑草の種子が数億単位で、混ざっていることです。
ということは、除草通路が必要です。
このマルチングをすることにより、直射日光によるダメージを防ぎ、根の保湿と根の酸素を確保し、緩衝します。 いうなれば、最新型のハイテクロボットにも劣らない働きをする。
後は、ロボットの働き具合を見て、手抜きするなり、手直しすればよい。 つまり水遣りをするということです。
もっとも、落葉性ツツジを除いて、サツキやツツジには、剪定作業が付きものですから、メンテ通路が確保されているはずです。
メンテ通路が確保されていないと、足の踏み場確保の為に、部分枯れが始まります。
サツキツツジは、株元弱り根弱りが激しい植物といいましたね。
根への直射日光にも弱いとも言いましたね。
根の乾燥に弱いとも言いましたね。
その結果、元気なものほど、 益々元気で瑞々しくなり、 弱りだしたらますます弱って、次第に枯れてしまいます。
枯れる時期は、
花後の大幅剪定の時期・・・・葉がないので、株元に直射日光が当たる。
7-9月の夏場、土が乾燥する。暑さで葉が萎れる 萎れれば、株元に直射日光が当たります。
同様に、夏には、長期間の盆休みがあります。5月にも大型連休があります。
生かすということと、花を豪華絢爛に咲かせるということは、別の問題です。
病害虫も又別の問題です。
中でも、チューレンジ蜂の発生は、汚らしいくなるだけではなく、間接的に枯れさせる事にもつながります。
チュウレンジ蜂自体は、サツキツツジを枯れさせる力はありませんが、
葉がなくなれば、株元に直射日光が当たります。
副作用として、直射日光が株元に当たるということは、風通しも良くなります。風通しが良くなれば、土も根も洗濯物が良く乾く状態になります。
ハイキングに行く機会があれば、自然状態では、野生のツツジがどのようなところに、群生しているかをチラット探せば良く解ります。
このトレーニングを積むことが、松茸狩りの時に役に立ち、収穫一番となり、お土産も多くなるかもしれません。
出世を望むなら、成績や能率も大切ですが、がつがつして疲れます。
ゴミ当番、トイレ掃除の方がはるかに、楽をして、気楽で、最短の出世コースですよ。
サツキ管理も、また違った意味で、それに匹敵する威力があると思います。
サツキを殺すのも生かすのも、あなた次第です。 同様に、会社を生かすも殺すも、あなたのさじ加減で決まります。
社長の権限以上に、サツキには、パワーがあります。
そのパワーを上手くキャッチできるかどうか、 サツキに教えてもらえる資格があるかは、あなた次第です。
私が税務署員なら、銀行マンなら、競争相手なら、泥棒なら、サツキを見れば、会社の全容が解ります。 時として、決算書を見なくも、その内容すら把握することができるかもしれません。 サツキから臭いがプンプンと漂ってきますから。 オーラが感じ取れるかも取れません。
冗談ですよ。
大切にしてあげてください。綺麗に咲きそろえばいいですね。
ツツジ
2015/04/09(木) 17:24:16
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メイちゃんさん有難うございます。
早速、取り掛からせて頂きます。
親切丁寧にお教え頂き有難うございました。
綺麗に咲きます様、お世話させて頂きます。有難う御座いました。
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