シンビジウムの肥料について

[園芸相談センター]の過去ログです

チイちゃん 2015/04/08(水) 10:39:25
シンビジウムは肥料好きとのことなので、4月から7月まで固形肥料と液体肥料は10日に一度やるようにしたいのですが、植え替えて半月程になり5日前に日向に出しました。未だ水をやらずに雨水だけです。肥料は今からやっても良いのでしょうか。

ランちゃん 2015/04/08(水) 13:26:44
>シンビジウムは肥料好きとのことなので
どこで知ったのかわかりませんが、残念ながら、このワードを知ったが最後ですね。

同じ知るのなら、蘭は、黴や苔シダの豪華版と記憶した方が、後々・・・

初めてのシンビジウム栽培なら、鉢が割れるまで肥料も水も自然の雨任せにして、ほっぽり出しておいた方が無難です。
少なくとも、花は見られます。
ネツトや参考書は、その時その時の状態に応じた、メンテをすることができるとしての話です。
あくまでも、レジメです。ガイダンスです。
いうなれば、マナー(上下関係のみを対象とする)と礼儀(水平関係を期待する)の違いのようなものです。

手に入れた時の状態が、3本仕立ての開花大鉢で、簡便寄せ集め植えでなく、直接植えとして。

蘭の種類にもいろいろとあり、同じ品種群でも、いろいろな性質があり、同じものでも環境によりいろいろな個性が表れてきます。
主な蘭として、簡単な方から、シラン ネジバナ ジジババシュンラン セッコク(デンドロ) エビネラン等在来種 ついで 洋ランは環境が異なる為やや面倒。 デンドロ オンジ コチョウラン シンビ カトレアの順です。
あくまでも、得手不得手や環境にもよりますが、生存としてでなく、そこそこ満足できる開花に至るという意味です。

カトレアに次ぐ、難しい部類です。

そういった意味では、中途半端に育てると、思わしく無くなります。
ほったらかしならほったらかし、手入れするならよりきめ細かくするという、両極端な部類です。
取説本の多くは、生存させる。開花したものなら長く咲き続けるように維持することを目的としています。それらをチョイスしたものが、 
ネツト情報です。
私たちは、画像も含めて完成品たる商品からスタートして、(この時点でエンドとスタートをはき違えている。)おり、種子からのスタートではない。種子からのスタートを知らずして、中間の省略形たる、苗に戻り再スタートとすることに一つの問題がある。
画像屋さん、展示屋さん 図鑑屋さん 辞書屋さん 編集メモ屋さん 能書き屋さん等いろいろな人がいろいろな立場でいろいろと公開しています。 ほとんどは、流れとして広告収入目当てのゴミ集め屋さんに傾いている傾向があります。他に営農から販社までいろいろの立場があります。

シンビジウムは、地勢(地性・地生)蘭と紹介されていますが、本来は着生蘭です。長い歴史の中で、やっと樹上から地表に降り立った段階です。
赤ちゃんがやっと、ハイハイする ヨチヨチ歩きをする段階か、もう少し成長した段階です。より成長しても、目を離せない危なっかしい段階です。
ややこしいのは、乳幼児の性質と、中学高校生の性質も兼ね備えています。
いくつになろうと誰しも、大なり小なりその性質は持っていますが・・・・
これをノーベル物理化学者キュリーから転じて、キュリー症候群という。66歳なら長生きした方です。

この辺を頭の片隅にでも、残しておけば、より良い成果が期待できるかもしれません。

シンビジウムの解説としては、この辺が今の時流かと
http://www.kochoransodatekata.com/ranten/222s.htm
やや・・・
http://www.anmitsukan.jp/cymbidium.html

立場重視型一般的なサイト
http://www.sc-engei.co.jp/plant/orchid/cultivate/280.html

肥料一つに関しても、それぞれの時代と立場により、チョツト・・・
調べすぎると迷うし、一つだけだとこんなはずでは? となります。

なぜそれがその期間に必要なのか等プロセスが省略されているからです。又
この程度でよいだろう等が背景にあるからです。

ということで、それで も 良いのでは。

ひろし@小南部 2015/04/08(水) 14:04:17
>植え替えて半月

植え替えはどのようになさいましたか?鉢はどんなものをお使いで、植え込み材料はバーク単用、軽石/バーク混用あるいは他の植え込み材料ですか?
品種名がわかれば教えてください。わからない場合は全体の草丈、花の色とサイズを教えてください。

植え替えの時に根の状態はどうだったのでしょう?根傷みしてませんでしたか?根鉢は崩しましたか?鉢増しだけですか?新芽は出ていますか?出ているとして成長を始めていますか?

朝の最低気温はどの程度で日中はどれくらいまで温度が上がりますか?日照条件はどのような場所ですか?

詳しく細かく面倒を見るとして、とりあえずこのようなことがわからなかれば、とてもコメントできる質問ではないです。

「シンビジウムは肥料好き」というのは他の洋ラン(主に着生蘭)に比べて、という話であって、通常の温帯地生植物と同列には扱えません。

よほど条件が良くて根はほとんど傷んでいなかった、そして新芽がはっきり成長を始めている、という状態であれば薄めの液肥を(N:P:K=6:6:6なら2000倍)程度で与え始めて良いと思いますが、新芽も動いていない状況なら環境によっては水やりさえも制限しなければならないこともありますよ。
肥料は新芽が成長し、バルブができ始めるまでの間必要ですが、それ以外の時期に与えると根傷みを促進するだけです。

ランちゃん 2015/04/08(水) 14:13:04
書き漏れ

どちらかといえば、着生蘭地生蘭や東洋ラン洋ランと区分することが、一般的ですが、実生は難しいので省略して、栄養系から、再スタートしますから、
球根系 茎系 偽球茎系 区分法を長年提案し用いています。
シンビジュームは、偽球茎系です。

チイちゃん 2015/04/10(金) 07:13:20
[[解決]]
ランちゃん・ひろし@小南部様
早速ご指導頂き有難うございます。教えて頂いたサイトを拝見し、12か月の作業がとても判りやすくて参考になります。肥料は新芽が動き出してから、与えていこうと思います。有難うございました。ロ


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター