パキラ斑入り

[園芸相談センター]の過去ログです

きらきらん 【近畿】 2015/04/02(木) 20:05:50
下のパキラの質問を拝見し、そういえば私も質問したいことがあるのだと思い出しました(笑

実は何年か前に、パキラ斑入り実生苗を購入しました。
最初は一本立ちの小さくてひょろりとした樹形だったのですが、最初に購入店で剪定された位置から分枝して、地際から10センチ程度のところで二股に分かれています。
そうですね、下の方の画像のものがそのまま大きくなってしまった?といった雰囲気です。

枝はどちらも均等な太さで、そのまますくすくと上へと伸びています。
あまりにも大きく伸びてきたので、背が高くなりすぎた方を剪定、するとその枝は分枝はせずにそのまま脇芽が一本伸びてまた増長。

現在左右の枝は100均ボールペン程度の太さで、両方ともに150センチの高さまで伸びています(葉を含めた高さです)
根元は親指と中指を輪にした程度に膨らんでいて、地際にいくほど太いです。

さて現在、地際10センチ程度で分枝して、そのまま150センチまでびろ〜んと伸びた樹形なわけですが、はっきりいってとても見苦しいです。
もちろん自立はできませんので、観葉植物なのに添え木が必須。
しかも2本枝がありますので、カッコイイ陶器鉢に無骨な緑色の棒が2本も刺さっています。

分枝を促して美しい樹形に? あるいは片方を切って一本立ちに?
2本をねじって(編むのは木質化しているので無理です)一本のようにするべき?
この鉢植えを見るたびに、今後について悩みつつ、結局手が出せずにいます。

本来のパキラは、どういうふうに樹形を作っていくものでしょうか?
園芸店で見る大きめの鉢は、巨木からの挿し木でしょうし。
実生の行き着く先ってどうなんでしょう。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2015/04/02(木) 22:13:37
よく販売されている斑入りのパキラはとっくり状の実生株の幹に斑入りの枝が接ぎ木されたものですが、お持ちの株はそうではなく実生から生じた斑入りのパキラでしょうか。
前者の場合、よくよく観察すると、接ぎ目があるのがわかります(「斑入りパキラ」で検索してヒットする画像は、大部分が接ぎ木品です)。
後者としたら貴重品ですね。

前者なら斑は安定していますが、後者の場合、私なら樹形よりもまず斑が消えないような管理を心掛けます。
じつは私も実生の斑入りパキラを過去2度だけ入手したことがあります。
ひとつの株の斑は不安定で、生長に従って消えてしまいました。
斑には安定したものと不安定なものがあり、後者の場合、剪定方法を間違えると新しく伸びる枝には斑が入らなくなってしまうこともあります。
またねじり仕立ても無理があるので、やめておいた方が無難でしょう。

以上をふまえた上で・・・
150センチの高さで自立できないとすると、徒長していると考えられます。
パキラは本来、直射日光を好む植物(斑入りのものはやや遮光した方が無難かもしれません)。
しっかりと日光を浴びて育った株なら自立できないことはないと思います。
一年中室内栽培でしょうか。

なお、「園芸店で見る大きめの鉢」というのは、たいていは実生苗です。
台湾などで大量に実生生産が行われています。

接ぎ木品か本当の実生品のいずれか、そして日照条件についてもう少し詳しい情報を教えてください。
もし可能なら「画像掲示板」に写真を投稿していただくと、判断がしやすくなります。

きらきらん 2015/04/04(土) 17:58:18
画像掲示板のほうに貼り付けてみました。
見ただけると幸いです^^
よろしくお願いします。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2015/04/04(土) 22:27:15
写真を拝見しました。
以下、3つの株の写真のご投稿について書いたので、やや長文になってしまいますがご容赦を。

◆18:05ご投稿分について
間違いなく実生の斑入りパキラですね。
みごとな斑入りで驚きましたが、斑入り品種の実生ということで納得です。
剪定されているかどうかは、ここまで時間が経ってしまうと分かりませんね。
剪定されていても、あるいはほかの何らかの原因で生長点が傷付いても、このような形になります。

やはり日照不足で徒長しているように見えます。
同じ場所に置き続けるとしてら、たとえ剪定しても、また同じように徒長してしまいます。
それよりも、日照不足で体力を消耗して弱ってしまう可能性もあるでしょう。

数年前にひどく葉焼けさせてしまったとのことですが・・・
日陰にあったものをいきなり日光に当てたのではないでしょうか。
斑入り個体はやや日光に弱いと言っても、日光に慣れた株なら、ひどい葉焼けを起こすことはないでしょう。
一度葉焼けを起こしたからと言って、日光の当たらない場所で栽培すると、徒長する一方だと思います。
ご心配なら、はじめはレースのカーテン越しくらいの光を当て、1か月くらいかけて強い日光に慣らしてみてはいかがでしょうか。
室内だと窓際に置いても、日照時間は足りないかもしれません。
慣らした上で、可能なら夏の間はベランダなどに置くといいでしょうね。

日光に慣らした上で剪定を行うことは可能でしょう。
ただし、(この種類の斑は安定していると思いますが)斑が消えてしまう可能性もないわけではありません。
幸い2本の枝があるので、取りあえず片方だけ剪定してみてはいかがでしょうか。

◆17:55ご投稿分について
1枚目の写真の編み込みのパキラは偶然発生した斑入りが混ざっていたようですね。
問題がなければ、あるいはこのように仕立てたいというご要望がなければ、そのまま育ててみてはいかがでしょうか。
ただし、この株の斑は不安定のような気がします。
新しく伸びる枝は斑が消えてしまうこともあるかもしれませんが・・・

2枚目のミニ観葉も、斑入りのように見えます。
ただし、クリーム色の葉がありますよね。
これは葉緑体をまったく持たない葉かもしれません。
(ライムポトスのように、葉緑体を持ったライム色の葉という可能性もあります)
緑の葉、斑入りの葉、クリーム色の葉の3種類を出しているので、この斑は不安定だと思います。
今後、この株は斑が消えてしまうか、クリーム色の葉だけになって枯れてしまうか、斑入りのまま生長するかは不明です。
手を加えて調整するのは困難なので、何もせずに成り行きを見守るしかないでしょう。

きらきらん 2015/04/08(水) 23:10:11
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アドバイス、ありがとうございます!

ミニ観葉のほうは、そのまま育てていこうと思います。
そもそもハイドロ栽培なので、あまり大きくならないような気もしています。
素敵にミニミニサイズなので、和室の腰窓のさんにも置けていいです^^

編んであるものは、土植えなのですが、長く室内で栽培しているので網目の上が増長気味です。
時期を見て剪定をしてあげようと思います。
やはり斑入りの枝はひときわ生育が悪いですね。
ほか枝はひゅ〜っと伸びているので、剪定枝を挿し木にまわせそうなほどですが、斑入りの枝はそもそもの剪定も不要なぐらいです。

さて肝心の大物です(笑
アドバイスを頂いてからずっと、どこで切ろうか悩んでいます。
いっそ思い切って、分枝しているところから20センチの高さに切ろう、と一度は鋏を手にしたのですが・・・・びびってしまいました><
片方ずつ、様子を見ながらの剪定予定です。
選定枝を挿し木にするつもりでもいます。
木質化した部分から切ったほうがいいのか、みどりのところから切ったほうがいいのか悩み、いやもう少し上から切ったほうがいいのか悩み・・・・(笑

まだしばらくは悩んでいそうです。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2015/04/09(木) 00:48:26
挿し木の最適期は梅雨のころです。
もうしばらくお待ちください。


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