多肉植物の挿し木について

[園芸相談センター]の過去ログです

多肉 【東北】 2015/02/27(金) 18:27:32
3月に入り、少し暖かくなってきたら(成長期には根が生えている状態にしといたほうがいいのかなと多肉歴1年の初心者の自分の考え)挿し木をしようかと考えています。

そこで、疑問に思ったこと。
挿し木をするときのカットは1回だけなのでしょうか?
2回カットしたとすると、3つに分けられると思うのですが、その3つのうちの中間から根と新芽がでてきますか?

調べたところ、茎が短かったものの方が、根が出やすいと個人の実験で出ている方がいました。
そこで、何cmからでも大丈夫なのかと考え、9cmほどの多肉植物を3cmごとに切ろうかな
と考えています。(ネットで調べても出てくるのは1回のみカットしたものだけでした。)

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/03/01(日) 11:51:26
多肉植物と言っても、この言葉は「植物の全体や一部に蓄水機能がある植物の総称」なので、実はサボテンをも含む多くの科が存在します。そしてそれぞれがいろいろな生育環境(冷涼な環境を好む高山植物的な物から、日本の野にも自生する温帯で育つ物、熱帯に生え荒野・砂漠を好む物まで)、特徴もいろいろです。なのでお持ちのものの具体的な科名や種類名(解れば品種名まで)が書かれていなければ、回答者側には実物が見えませんから適切なアドバイスは得られにくいです・・・。

種類によっては葉一枚からも殖える物がありますが、普通増殖は挿し芽が一般的です。でも、挿し芽などは本来の生育期に行うべきものですからその時期に似た環境が整っていないと根が出にくいので、まず屋外にあるか室内に置いているか、窓際に置いているか、室内なら置き場所の平均的な温度や夜間(特に明け方)の温度など、今時期に挿し芽して根が出るだけの温度があるかの情報をお書きになって下さい。

私の所は北海道ですが、室内24時間暖房つけっぱなしで夜間の最低室温が20度のベランダ近くで人の腰から胸までの高めな所に置いていますが、折れた多肉植物の挿し芽をしてみたところ(折れた所を綺麗に切り直し数日切り口を乾燥させてから挿した)いつもは春遅くから秋の頃ならすぐ根付くものが、今時期ではなかなか根付いてくれません・・・。
種類によっては今時期でも可能なのかもしれませんが、失敗しても惜しくないほど多くの挿し穂が採れるのなら試しに今時期挿し芽を行ってみるのも良いですが、挿し穂があまり数が多く採れないのなら今時期の挿し芽は止めておいた方が良いかと思います。適期以外での挿し芽は失敗率が高いですし、今回初めて行うのなら尚更です・・・。

育つとある程度高さが出る多肉植物の様ですが、種類にもよりますが茎の長さによる発根の違いと言うのは、育てている環境次第と思います。なので、誰かが成功しても自分も成功するとは限りませんから短い挿し穂を使うのは初心者にはお勧めできません。
それに、発根しやすいしにくいは種類によっては長さの違いではないです。花月(別名金の成る木)などなら15〜20センチの枝で増殖するのが当たり前でちゃんと発根しますし(販売されているこのサイズで開花している物は大株の親株から花芽分化後に枝が切られ挿し木増殖された物)、短い枝で挿し芽してもなかなか発根しない物も・・・(こういう物は挿し芽時に発根誘引剤を使います)。
私の場合、誰かからいただいたとかで挿し穂がどうしても少ない場合は10センチくらいの長さで支柱を添えて挿すこともあります。これで発根してくれれば途中から切り、それをまた挿し穂にします。無理に2〜3に切り分けて同時に挿すと短すぎて全滅する場合もあるので、水分が溜められている部分を多くして挿した方が生き残りやすいと感じます。

使う土の種類や温度・湿度の環境によりますが挿し穂が短すぎる物は種類にもよるでしょうが切り口を乾かしてる間に水分が蒸発してしまいやすかったり、発根前に腐ったり萎びてしまったりも多いです。短いと土の中での安定も難しく水遣り時に毎回挿し芽が動いてしまえばなかなか発根しづらくなることも。せめて土に差す部分は2〜3センチは欲しいので、挿し芽一つが3センチは短すぎると感じます。土から出ている部分に葉や芽が出そうな部分が2〜3つは残るようにして切り挿したいところなので9センチの物なら、せめて2本に切り分けるのが無難かと・・・。
もちろん1本を3本に切り分けた時の中間の物も、ある程度長さがあるならちゃんと上下を間違えずに土に挿せば発根してくれます。上の切り口は自然に乾燥し、上から水さえかけなければ菌などの侵入の心配もありません。
私は高さのある多肉植物を挿し芽する時は結構枝分かれしているのを根元から切って使いますが、長さがあれば3つどころか5つくらいに切り分けて差しますが何の問題も無く、かえって低いうちから枝分かれが始まりやすいので木の様に仕立てる種類なら形も整えやすいと感じます。

まずは挿し芽を行いたいものの具体的な種類名と、置き場所とそこの温度をお知らせくださいね。もし種類名が解らなければこちらのサイトの掲示板に画像専用の掲示板があるので、そちらの方に画像を投稿されるのも良いかと思います。

多肉 【東北】 2015/03/01(日) 23:32:10
ばんざいうさぎさん、ありがとうございます
回答を貰ったのでどうするか定まりはしたのですが、状況下を書きます。
【置き場所】一軒家の二階 自分の部屋の窓で網戸にして[東向き(南向きより屋根が長く雨が当たりにくい)あるいは南向きに雨や太陽の位置によって変えてる。確実に大雨の日は窓を閉めてる]
日照時間は4時間以上 家に入れるときは東向きのとこで日が当たらなくなったら南向きのとこに移動させている
【地域環境】気温 外4〜8℃ 室内8〜12℃(窓際の予想であり、部屋自体は14℃)
湿度 45% 天気 水曜から一週間 雨 曇り 雪の予報 15日から春に入っていく
【土】D2で買った刀川平和農園の サボテン培養土
(鹿沼土 桐生砂 軽石
くん炭 かき殻
緩効性肥料
PH 弱酸性)
オルトラン粒剤

【多肉種類】{虹の玉 カクレオン 天狗の舞 不死鳥 ブロンズ姫 見返り美人 なんとか復活したが小さい青鎖龍 }2月中旬に100均で買った巻絹 (全てネットで調べただけで交配種の可能性もあるが) {}内は小さなカット苗から

多肉 【東北】 2015/03/01(日) 23:44:52
多肉植物の掲示板などで、1年で小さいものからすごく増えていた(種類リトルミッシー 2chで)画像を見たのですが、自分の多肉植物はどれもあまり成長してないように思えます。枝分かれもしたことがないです。
使っている培養土に赤玉を混ぜたりしようかと最近考えましたがPH調整もされているらしいしやめておこうかと思ったのですが、成長が遅いのは土が関係してたりしますでしょうか?

冬でカーテン閉めて放置してたのでさらに徒長、見返り美人の葉の茎近くの色素が薄く成りましたが、今現在気温は低いですがどれも成長点から葉が出てきたりしてます。カクレオンは2週間前から茎の色が肌色を薄くしたような色になり急に伸び小さい葉がたくさんつき始めました

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/03/02(月) 02:14:39
やはり温度が低いので今時期の挿し芽は止めておいた方がよいでしょうね・・・。お手持ちの種類が各科各種に渡っていますので全てを同じ時期に挿し芽したりはせずに、種類ごとに生育時期(主に夏型・冬型とあります)を調べ活発に育つ時期に合わせての挿し芽を行うのが失敗も少ないです。冬は室内に入れている物なら無理に今時期に行う事は無いです。

2階の窓辺はガラス窓と網戸を通した光と言う事でしょうか?もしそうなら網戸があると光量が足りないので網戸が取り外せるなら外してください。

お部屋の温度の低さも育ちに関係するでしょうが、科ごと種類ごとに好む土が微妙に違うので全てに同じ土だとやはり生育に影響が出がちですね・・・。でも、その土の調整と言うのも土の性質をちゃんと把握していない事には思い付きでの土資材の追加は失敗を招きやすいですからとりあえず赤玉土の追加はおやめになるのが良いでしょうね。
経験豊富な人は沢山栽培していると各種の土を単体で買って自分でブレンドしますが、鉢数も少なく経験も浅いうちはそれは難しいです。それでも栽培しているうちに「この植物は今の土では乾燥しすぎるかな」とか「この土だとなかなか乾きが良くないな」と感じられてくるようになると思います。
私の場合は、自分の家の栽培環境のせいでちょっと土が合っていないかなと感じた時は多肉植物の調整済みブレンド土(専用土)を2種類と鉢花用培養土を使い、ブレンド土同士のブレンドと言う技を使っていました。
「サボテン・多肉植物専用土」として売られていた鉢底石を小さく砕いたものが主体の有機物が極端に少ない物、「金の成る木・アロエ専用土」と言う、ピートモスやバーミキュライトが混ぜられている少し保水性が高い土、これが多肉用のブレンド土2種類で、普通の鉢花植物を植える、保水性が高く通水性が普通の物。
これらを主に2種類混ぜるわけです。サボテン多肉植物土だと乾きすぎる様に感じたなら次の植え替え時期にサボテン多肉の土に「金の成る木・アロエ専用土」を少し足してみる、「金の成る木・アロエの土」を使って植えてみて湿りすぎると感じれば少し「サボテン多肉の土」を足してみる、「金の成る木・アロエの土」だけで植えると乾燥が早すぎると感じれば少し「鉢花の培養土」を混ぜてみる等・・・。我が家の場合は普通使うべきと書かれている配合のを使うと乾燥気味になる事が多かったので特にこの方法は面倒も無く生育調整がし易かったです。温度が低い環境に置かれていて成長が遅いと言うのはまだ土のせいかどうかが解りませんが、暖かくなってくると解る事もあるかもしれません。それで今使っている土でも水乾きが遅いと感じる事があれば、水遣り頻度を見直す事も重要です。

皆同じタイミングで水遣りしていれば必ずどれかが不調に陥ります。冬の温度の低い時期は水遣り頻度は間隔を広げて与え、科ごと種類ごとに乾き具合を見ながら、まだ完全に乾いていない様なものにはまだ何日か場合によっては翌週に遅らせるのが良いです。多肉植物は元々乾燥から耐える為に蓄水の機能が進化してますので、葉が萎れない限りは土が完全に乾いてしまっても枯れたりしません。温度が暖かくなり水を与えれば段々元気になります。反対に水遣り頻度が多めであれば、すぐ根が傷んで不調になりいずれ根腐れで枯れてしまいます。
多肉植物は冬場は耐寒性を上げる為に極端に水やりを控えて休眠させるものも珍しくありません。極端な例ですが我が家では無加温の玄関先に仕方なく置いたハオルチアの軟葉種(アロエに似た種類)が耐寒性を上げるのに水を与えずに置いたところ春になるまで枯れずに生きていました。驚き、興味が出てきていつまで水を貰わずに生きていけるんだろうと水遣り無しで放置した所(あまり光が入らず夏も暑くならない場所)なんと3年もの間水なしで、萎び気味でしたが徒長もせず枯れずに生きていました・・・。ハオルチアはかなり乾燥に強くて、まるでミイラの様に葉が朱色に変色し萎びている様でも、上手に少し筒与える水の量を増やしていくと2〜3か月でぷりぷりの緑色の姿に戻ったり(それはまるで乾物を水で戻すがごとく)するんです。多肉植物は大事にすると弱りやすく放置気味が育ちやすいですね。

多肉植物の水遣り頻度は室内なら夏でも最短10日おきくらい(科や種類の違いで少しの差あり)、マンションのベランダなどよほど乾燥する場所に置いていれば数日短い間隔でしょうか。冬など寒い時期だと室内でも2週間に一度くらいになるものもありますが、あくまでも日にちを目安にせずに鉢を持って軽さ度合いで判断するのが良いでしょう。
水の与え方も、与える時はたっぷりと鉢底から水が出るほどで、鉢底皿に溜まった水は必ず捨てます。少し筒頻繁に与えていれば不調に繋がりやすいです。

お手持ちの物は割に乾燥に強い物が多いと感じますが育てたことの無い物もありますので種類ごとのアドバイスはできません。でも生育に関し重要なのは水よりも温度です。場合によっては低温を改善するのにガラスケースに入れたり、植物用の暖房用品(下に敷くボード状の加温器などが必要と感じます。私の場合は昔セントポーリアを育てていましたから今の家よりも室温の低かった以前居た家の時には、ガラスの囲い付の花棚(ガラスフレームなどと呼ばれるセントポーリアやランを入れて育てる棚)の中に入れてガラスをほとんど閉じていました。そこまでは無理なら室内で、ビニール製の小型簡易温室を利用する、苗用のフラコンケースを利用するなどで室温よりも数度高い環境を作ってあげるのも有効です。ただ、湿度を高めない様に開け閉めの調節が必要です。

北海道では冬の室温は真夏並みで、天気に恵まれやすい・敷地の広さ・家の構造から室内に日光が入りやすいのでマンションだと日中は暖房を止めても床は階下の暖房熱が登ってきてで暖かくハイビスカスが真冬に咲くほどなので、多肉植物も休眠が必要なくどんどん育ってくれますが(うちは一戸建てですが床暖が付いてます)本州だと家の構造や降雪量の多さなどで日当たりが不足気味などの関係や暖房器具も違うので温度調整も難しいと思います。できれば参考になさるサイトはなるべく同じ東北の県にお住まいの方の物を参考になさってみて、一年間の生育具合を確認なさりながら試行錯誤しながらも少し筒改善を試みていっていって下さいね。

多肉 【東北】 2015/03/02(月) 10:18:41
[[解決]]
親切に御自身の体験を踏まえてくれたりと分かりやすく教えて頂きありがとう御座いました。
虫が多肉植物についたり部屋に入ってくる(ユスリカという羽虫が多い…)のが少し嫌で網戸をしていましたが、できるだけ網戸を使わないようにしたいと思います。
確かに、今網戸をずらしてみたところ、光の量が違いました。

土に関しては、とりあえず様子見をしてみて、その様子に従ってアドバイスを頂いたように試みたいと思います。
また、温度が重要ということなので次の冬までに対策を練って起きたいと思います。
ばんざいうさぎさん、ありがとうございました


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