バラの根元に球根

[園芸相談センター]の過去ログです

はやぶさ 【甲信越】 2015/02/18(水) 12:37:34
バラが好きで幾つか育てています。
去年調子が悪かった地植えのバラ2本の根元を掘り起こしてみたところ、地面から少し下がった根のところに球根がくっついていました。3センチくらい芽が出てきていました。芽が出ていたので癌腫ではないと思います。こんな風になりやすい花ってありますか?今後植えたくないので。
あと球根の根がだいぶ下まで伸びていて取るのが大変だったのですが、このせいでバラの調子が悪かった可能性はあるでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/02/18(水) 18:30:48
バラの根の所にあった球根ですが、それの実物の画像が無い事にはバラの根に影響していたかどうかは判断できかねますね・・・。案外掘り残しなどで残っていた球根が何年も経ってから芽が出てきたと言うのは球根植物だと結構ありますので・・・。過去にその場所や付近に植えていて枯れてしまったとか、バラを植える為に掘り残した球根植物の種類名は解りませんか?

球根植物の生命力の強さには驚かされます。大きな球根は掘り上げて取り除いたとしても、分球し始めの小さなもの(種類によっては小指の先サイズくらいでも)が残れば3〜4年かけて地中で育ち芽を出すものが多いですし、花に種子やムカゴが出来てそれから殖える性質のものだと地中で4年くらい育てば(育つにつれて自分で潜ります)そこそこの大きさになるものもあります。他の植物を植えるのに土が掘り起こされた拍子で、そこにあった球根がとても深く埋もれてしまっても、毎春根性かけて芽が地中を伸びて地上に生えてくる物(チューリップあたりも葉を取るくらいでは絶えずしつこく毎年生えます)もありますし・・・。

球根植物は、球根が地中に存在する限りどんな種類でも生えてきやすいと考えておくのが良いでしょう・・・。地域や環境が合わないのならすぐに絶える物もありますが、問題が無いのならしぶとく生きている物が多いです。

防ぐには、球根植物を掘り取る時には生えていた場所だけでなく念のため範囲も深さも倍くらい余分に掘り返し、そこの土を一度シートなどに広げてほぐしてみて、篩など通して小さな球根も残っていない様に取り除くしかありません。元々植物自体が小型な小球根植物のオキザリスやムスカリあたりだと篩にかけても目が粗ければ微細な物は取り除けないので、一度土をすっかり日干しして球根を乾燥させ死滅させないでおくと、次の年からは余計に蔓延ってしまう事もあるくらいです・・・。

バラの傍には球根植物を植えない、将来バラを植えるかもしれない場所には球根植物を植えないのが一番なのですが、そういう事もなかなか無理なことが多いですよね・・・。

私がよくやる方法は、100均などで買える小物整理に使うプラスチックのいれもの。蓋の無い、横面に沢山穴の開いている四角や円柱型のやらが各サイズありますよね?
それの「底の方にも沢山穴の開いている物」を探し、植えたい球根のサイズが余裕で入るものを何個か揃えで買ってきます。そして植え付けの時はいれものが埋められる大きさの穴を掘り元肥の必要な種類の球根なら穴の底の方にあらかじめ肥料を混ぜた土を入れておき、いれものを穴の中に入れ、いれものの中に土を入れて「いれものと穴との隙間を埋めます」。それから中に土を入れて球根を適切な深さで植え付けます。いれものは完全に土に埋めておくのが良く、あとは目印にラベルか棒でも差して目印にしておくと良いでしょう。
これは特に小球根の種類には重宝し、入れもの一つに一種類づつ小さい球根なら余裕で15個くらい植えられますが、大き目の入れ物ならチューリップやスイセンのサイズも2〜3球植えられます(深さはいれものを埋める深さで調整)。横や底に穴さえ開いていれば水はけなどに問題なく生育に影響はありません。
開花後球根の地上部が枯れ始めたら入れものごと掘り出して、シートなどの上に「入れものの中の土」を広げれば球根を掘り残さず全て回収できます。私は特に小球根の植物が好きで何種類も種子を蒔いて育てたりもするので、まだ開花までにはまだ至らない微小な球根を種類ごとに植え付けたり残さず全て回収できて、分球しやすい物も散らばらせずに植え替えられるのでこの方法をよく行います。入れもののプラスチックも材質次第で3〜5年ほど使いまわせるので(プラスチックは日に晒すと劣化が早いですが地中ではそんなに劣化せず、何年か繰り返し使っていると材質ごとの強度が解ってきます)、それほど費用も掛かりませんし・・・。

残っていた球根の育ちがバラに影響していたかどうかは、球根の実物を見ない事には誰も解らないかと・・・。球根植物の種類の予想は付きませんか?まだ球根の実物があれば画像を追加したり(画像掲示板の方に載せると良いです)無理ならせめて詳しい大きさをお書きになると良いかと思います。
まず球根植物の種類が解らない事には、近くの植物に影響するほど養分を吸収する種類か、何か影響のある成分を放出する種類か、大きさが解らなければどのくらい養分を奪っていたのか如何かが解りません・・・。

バラの株の調子についてはいろんな要因があるので、詳しい情報が書かれていないのなら何が原因かは解らないかと・・・。たとえばいつごろ購入したのか、購入時はどんな大きさだったか、現在何年目で大きさ(丈が何センチで枝がどのくらいの数)か、植えてから何年くらいは大丈夫だったか、品種名、過去の病虫害歴、周りの環境、近くに何が植わっているかなど・・・。

案外気が付かないのが近くに植わっている別種の宿根草や木の性質からの影響です。植物にはアレロパシー成分を持つ物があり、それの影響を受けると植物や品種により弱ったり枯れて絶える事があります。
もし、心当たりのある植物が傍に植わっていたなら、念のために「○○(○○には植物名を入れる) アレロパシー」のキーワードで検索なさってみて下さい。もしアレロパシー成分を持っていればヒットします。もしアレロパシーを持つ植物や木があれば、その植物から遠ざけるなどの対処ができれば調子が戻るかもしれません。
アレロパシーを持つ木の落ち葉が原因であることもあります。特にサクラやイチョウなど。自家製の堆肥などに混ざっていれば可能性が高いですが、バラの近くに木があり毎年落ち葉が飛んできて積もるなどすれば成分が撒き散らされて降ってきていたり、アレロパシー成分が土に蓄積している事も・・・。もし心当たりがあれば早めにご対処ください。

もしバラ自身の不調だった場合は、私はバラには詳しくないため他のバラに詳しい方からの返信をお待ちくださいね。

じったん 2015/02/18(水) 23:48:42
その球根が、なにだったのかわからないとアレロパシーなのかどうか、わからないですよね。

バラのそばに球根を植えないかどうかですけど、

バラのそばに、チューリップやアリウム類や水仙類、彼岸花類をうえると、虫がきらってよりつかなくなり、むしろ良いことがあるっていう話もありますね。

ほんとうなのか?とも思いますけど。笑

質問者さんの情報には、なぜバラが元気がなくなったのかということに関する分析情報と、その球根がなになのか、という情報が足りません。

球根が何なのかは、庭を管理してるのは、質問者さんでしょうから、もう、わかっていてもよいことですけど、きっと質問者さんはわからないのですよね。

自分のところでは、チューリップやチオノドクサ、クロッカス、アマリリスなどはバラの近くに植えています。良い影響があるかはわかりませんけど。

オギザリスも植えています。宿根草も植えてます。繁茂する植物はそばに植えるとバラのパワーを落としますよね。

でも、質問者さんのバラがそうならば、その元気がないバラの根もとに、昨シーズンにその球根植物が花を咲かせていたのでは。

どんなにすごく、球根から出た、根が、バラの根にからんでいたかは想像がつきませんですけど、

すぐに球根のせいにするまえに、考えることがありそうですね。


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