バラを鉢植えから地植えに

[園芸相談センター]の過去ログです

あっちゃん 【関東】 2014/12/20(土) 23:50:57
鉢植えのバラを1週間前と今日(12月20日)地植えにしました。
少し早いかと思ったのですが1〜2月は忙しいので思い切って実行しました。
根鉢は崩さず鉢から抜いてそのまま植えてあります。
水遣りはしました。

教えていただきたいのはこの時期だと枝の剪定は早いと思うのですが葉をおとしておいたほうがよいのでしょうか?
根鉢を崩してないのでそのままでもよいと思うのですが。
バラはHTと小型のシュラブです。

バラ薔薇 2014/12/22(月) 11:06:42
基本的には、どちらでもよく、好みです。それと株の状態とご当地の気
温にもよります。

葉を落とす派は、越冬病害虫の忌避防除と剪定前に茎芽を寒さで引き締
める。
葉を落とさない派は、休眠直前の暖かさ?微妙な寒暖変化を錯覚して新芽
が活動し始めて、新芽が萌えて次に来る寒波で花芽細胞が潰れる・新芽
が伸びなくなる(新芽が伸びないので、蕾が生産されなくなる)リスクを
恐れる。
蔓バラの場合には、蔓の誘因し直しがありますから葉は、取り除きます
が、四季咲花バラは、剪定時に取り除くので、今はそこまでする必要は
ないでしょう。

そこまで神経質になることは、更に1日単位で、植え替えタイミングや葉
もぎタイミング更に、夏冬の剪定位置と時期を思案しなければならなく
なる。
ついては、今の時期に何をすべきかは、花数・花色・花径・開花日時や
配置まで、逆算しなければならなくなる。

確かに、一日のズレや1度の温度変化や1時間の日照時間の変動で、微妙
に変化することは事実ですが、そこまで予測できないものです。

一番は、骨組み(基本的な幹蔓)がしっかりとできているかです。
それと並行して、病害虫の防除の2つは、おろそかにできないものです。

理想的にベースシュートが、生えてくれないし、といって、芽接ぎする
のも難儀なものです。
更に、地表10cmの位置で、剪定し一から仕立て直すのにも、勇気もいる
し、年月も必要になる。

一般的にサイトで紹介されている月々の基本的なお手入れでいいのでは
ないでしょうか。

そもそも、販売されているバラ苗木には、剪定されていますし、年中葉
はありません。
それでも、クレームを言う人はいない。又それなりに開花するもので
す。

一般的な年間管理のポイントの例
http://www.rakuten.ne.jp/gold/hana-online/bara_sodatekata01.htm#go

私は、思いついた時が手入れ時期ですから、どうせ植え替えるのなら、
土も崩して、根の検査をして、根も切り、葉もむしっておきます。
夏場と違って、冬場の事ですから、葉を残しても枯れる傷むことはな
い。
ただ今の時期なら、芽がいつ動き出すか、それが今後どう影響するかだ
けです。
思いついた時に、しなければ、月日が経つのは早いもので、開花タイミ
ングを外すばかりか、すぐに一年は過ぎさってしまいます。

私の場合には、明日に日延べすることは、来年になるか10年後になるか
気分次第ですから、細かい事には構っておれません。
趣味の花壇派の99%は、埋めただけで気が済む派。
そのようなものではないでしょうか。
それらの方々でも、日々満足して楽しんでいます。

momo 【東海】 2014/12/22(月) 20:46:01
こんにちは。
バラ栽培歴3年半です。

私もバラ薔薇さんと同じ、基本的には好みだと思います派です。

1週間ほど前に鉢植えつるバラの土替えを2本しましたが、
同時に葉はすべて落とし誘引し、根も洗いました。
害虫の点検もし、コガネ虫幼虫 わんさかでした(笑)


ちなみに地植えのHTは昨日から葉をすべて取り、面倒なのでついでに仮剪定も行いました。
シュラブも葉をむしり取りました。
が、こちらは仮剪定は特別しなくてもいいと思います。

どちらにしろ、葉を取るかどうかについては、暖かい季節ではないのでそれほど神経質にならなくても、
バラは結構丈夫ですし、今時期に葉を取っても特別問題はないですよ。

あっちゃん 【関東】 2014/12/22(月) 22:34:11
バラ薔薇さんありがとうございます。はやりそうですよね。
ただ、この時期に地植えにして葉を残せば樹に負担がかかるし、葉を落とせば芽が出てしまうかもしれない、夏の鉢増しを考えれば葉を落とす必要はないということにします。
それにしても、忙しくても1月になってからすればよかったと反省しています。

あっちゃん 【関東】 2014/12/22(月) 22:47:09
[[解決]]
momoさんありがとうございます。
確かにバラは丈夫ですね、でも、私は1年に3%くらいの割合で枯らしてしまっています。すべて原因不明の突然死です。なのでどうしても神経質になってしまいます。
このくらいは歩留まりと考えればよいのでしょうが、お気に入りのERの時はがっかりします。
特に今回の相談対象は完全四季咲きのER3本なので絶対失敗したくないのです。

バラ薔薇 2014/12/24(水) 22:05:43

完全に失敗しない方法(新たに同品種を再調達撲滅の方法)
は、ただ一つです。
それは、何でもダメモトでも良いですから、捨てるであろう剪定屑を
挿し木して、予備苗を持つことですよ。
挿し木する場所も挿し木用土もなければ、花壇の隅か植木鉢のあいてい
る場所に、出鱈目に挿しておけばよい。
真夏であろうが、カチカチの真冬であろうが、とりあえず挿しておく。
剪定したら、すぐに割り箸を刺すように 茎をつき刺し ておく
予備苗ですから、テキストどおりに几帳面にする必要はない。
挿し木に失敗しても、チャンスは年に何回もある。
花が咲いたら、その花を見て、好みなら残しておき、少し違和感があれ
ば処分すればよい。
挿し穂により、同じ親から採取しても、多少親と異なる場合がある。
・・・枝替わりの性質。特に青系・紫系・色変化咲や2色咲等。

それと、気になることは
<私は1年に3%くらいの割合で枯らしてしまっています。
一度植えたもので、半年生きていれば、まず枯れることはない。

枯れるとしたら、
先ず植え付け失敗。・・・・植え付ける土を最初に湿らしておくことで
す。
乾いた土は、水をはじき根の周りは、いくら後で、水を与えても、根まで浸み込み行き届きません。
結果的に、根が乾燥して死滅してしまいます。
慎重に植え付けるならば、
地植えなら、大きく広く深く掘り上げ、良く土を解す。
その穴に水を貯める。水が引いたら、植え付ける。
この時に、1/3埋めたら水を貯め引いたら、又埋めるの繰り返し。

鉢植えなら、土を最初に湿らす。その後、バケツに水を張って(ビニール袋でもよい)その中に、植木鉢を30分程度沈めておく。

次に枯れさす原因は、過保護又は、ほったらかしにし過ぎ。
過保護の例は、水のやり過ぎによる過湿根腐り(主に真夏とその前後で24時間土が湯になっている。根の煮物状態)と肥料のやりすぎによる根負け(逆浸透による脱水ミイラ。)。・・・毎日水をやりすぎると、根の成長が弱い。
なぜなら、十分に水がありますから、根を成長させる必要がない。
ここで土を乾燥させてしまうと、クターっとならざる負えない。
必要な根は、先端の細い根とその周りの白い産毛根です。
黒く太い根は、バラを支える倒壊防止根で、どちらかといえば、必要ないものです。
従って、植え替えるときには、根を切ると解説されています。
大樹庭木なら、根鉢つくり、根まわし等の事前準備と解説されています。

稀に、茎枯れ病キンカーといって、株が相当傷み治りにくい病気があり
ますが、それでも、ひ弱ながら生き続けます。

機会があれば、販売されているバラの苗木の根がどのようになっている
か見ることも必要かと、特に裸根で売られているもの。
細く短い根の一本でもあれば、それだけで十分です。
少なくとも、挿し木するより有利なはずです。

このような観点から、チェックすることも有かも。

バラは、樹ではないと思い込むことです。
従って、根も茎も一年草のように、新しく瑞々しいものがよい。
新芽の数が花の数
バラの植え付け間隔(置き場所は)は、隣株の葉と葉の間隔は50cm以上離す事。広い方が良い。 狭い敷地の場合には、バラとバラ間に、バラ以外の植木を入れて、隔離することです。


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