おたふく南天の紅葉

[園芸相談センター]の過去ログです

koko3 【関東】 2014/11/19(水) 19:28:04
こんばんわ
おたふく南天がきれいな赤に紅葉しません。
何かコツがありましたら教えて下さい。
南西の軒下の花壇の手前側に地植えしています。
紅葉はしていますが真っ赤にはなりません。
宜しくお願い致します。

紅葉 2014/11/20(木) 13:54:24

紅葉黄葉化現象は、気温低下による防衛本能つまり、冬支度の為の一つです。
霜焼け反応によることが一番手軽ですが、そのようなわけにもいきません。

紅葉とは、寒さにより葉の寿命を短命化し、緑色の葉緑素が消滅して、今まで発現していなかった、紅色又は黄色色素が相対的に発色発言することでい。緑色色素と紅色又は黄色色素は、別の色素体です。

概ね、紅葉の条件は、
越冬態勢に入る植物で、幼葉でなく、完成葉であること。
大気湿度が十分にある事(夜に夜露が降りるほどよい。)
冷涼な環境下で、寒暖差が大きい事。・・・最初高温続きで、徐々に低温となり、最後に急速に昼間温度がやや高く日没につれ急速に冷え込む環境。
つまり、都会ではその温度が変化が鈍く鮮やかさに劣り(恒温化・定温化)、田舎の谷合では、敏感に反応して鮮やかになります。
その年の気温変動や地域温暖化によっても、都会は鈍い傾向にあります。田舎でも住宅密集地でもやや鈍い。
更に、北国厳寒地でも、寒さが急におと連れその厳寒温度が長引くと紅葉無くして、葉が枯れ落ちてしまうこともあります。
霜焼けが凍傷になる。
この急変を緩和しているのも、田舎の谷合です。

ということは、可能性として、日没前の夕方に葉だけ十分に濡れさせるのも一つの方法かもしれません。

最近は、人の生活環境の快適化のために、冬には見られた超長い霜柱はおろか、真夏の夜露すら見れなくなってきましたから、昔の面影は、徐々に薄れてきました。
今年の傾向としては、北極低温度帯の形が、多角形(概ね三角形)なので、全国的にばらつきがあるように思える。寒暖の差と時間が急激に変化する。周期が短い。更に、北極低温帯の形も、正円になったり、長方形になったり、多角形になったりと安定性がない。
通常の紅葉前線は、北から南へ上から下へと移動するものですが、今年は、まだら模様?飛び地現象が引き起こるかもしれません。
極端に言えば、厳寒地の黄葉は無いか、短い場合も想定される。
したがって、NEWSを待ってからではなく、各地の個人放送のリアルタイムライブ映像を監視しながら、直ちに出向いた方が望ましいかもしれません。

紅葉 2014/11/20(木) 14:49:46

紅葉の仕組み

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E8%91%89

koko3 2014/11/20(木) 16:18:58
紅葉様、長文の御回答ありがとうございました。

ご近所を散歩していると、真っ赤で綺麗に紅葉したものが結構ありますので、植木屋さんが植えたものは赤くなるのかと思ってました。
自宅のはスーパーで4年前位に買ったものなので・・

HCにあったのも綺麗に真っ赤になっていて聞いたら、夏になったら
肥料を控えると言われてました。しかし、近くに肥料や水を欲しがる
ものを植えていたり、植木鉢のお花に肥料をあげたりするので完全に
夏から肥料を控えることは今まで不可能でした。

>可能性として、日没前の夕方に葉だけ十分に濡れさせるのも
一つの方法かもしれません。
何か可哀想な気もしますが試してみます。

koko3 2014/12/07(日) 08:35:41
[[解決]]
解決済みとさせて頂きます。


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