菊について

[園芸相談センター]の過去ログです

tomoko 【東海】 2014/11/06(木) 17:31:57
小さな菊ですが葉が下の方が何時も枯れて花が咲きます。
下の方の葉も緑の葉を付け咲かせる方法をご指導下さい。

お菊ちゃん 2014/11/06(木) 19:02:47

菊の下葉枯れは、いろいろなマイナス要素が複合的に作用しあった結果ですから、もっとも難儀な課題です。
逆に考えれば、来年用の菊を今の内から、日夜寝ないで保護管理して栽培し続けなければ、解決しない問題です。
簡単に言えば、菊栽培のポイントは、根の育ち方次第で、良くもなり悪くもなる。
従って、地域地域により、地域独特の配合土が考えられています。
配合度以外には、仕立て方にもよりますが、根を切るタイミングなどもその一つです。
誰しも、根の状態に、神経質になっています。
苗の育ち方を見れば根の状態が解るとまで、ささやかれています。

サイトの解説では、夏越しの失敗や夏疲れとか、葉の寿命老化とか、水遣りの適否とか、肥料栄養素の過不足とか紹介されていますが、単一的な原因ではありません。
従って、できるだけの事をしたのなら、菊の宿命や自然現象とあきらめないと仕方がありません。
地植えのほったらかしなら、その傾向が強くなり、後は運不運です。
自家採取挿し木の鉢植えの場合には、目が行き届く分比較的少ない。
鉢植えを買った場合なら、過保護の傾向があります。

私の場合には、管理が面倒なので、人より遅く夏前真夏に挿し木しています。
地植えの場合には、夏前まで、暇があれば、苗が一寸伸びれば、刈り込んで刈り込んで、新芽更新をしています。
菊は、秋にしか咲かないので、それまでは邪魔になるとの立場です。
多少はコンパクトになり開花も遅くなったりしますが、それなりに遜色ない花が咲きます。
一番のメリットは、切り捨ててしまいますから病害虫の心配がない。小さいですから水やりも適当でよい。苗が若いですから葉が少し萎びれてからでもよく葉枯れの心配がない。草丈が低い分支柱が要りません。等横着できる方法です。
もっとも、花の一つでも咲けばよい程度の位置づけです。
後は、刈り込めば自然と、茎数が増え、全体として華やかさが出ます。
後は、短日性開花ですから、常夜灯防犯灯の影響だけです。開花時期が遅くなる。開花期間が長いので、遅くなれば、霜の心配が増す。

細かい年間栽培スケジュールのサイトが見つけられないので、ご紹介できません。概略サイトや部分的な説明サイトは、沢山あります。

一番簡単なのは、お近くの市町村やボランティア的な菊愛好会の
菊栽培講習会に参加するのも一つの方法です。
月一回参加で、無料が多いです。いずれにしても、毎月の事ですから面倒さや交通費や弁当代を除けば微々たる金額です。
問題は、定員があるので、個人個人の予定を考えて、早い目に申し込むことです。 尚申し込んだら、毎月いかないと、相手にされないことにもなります。定員漏れになった人もいることですから。
お住まいの市町村になければ、近隣の隣町等を探す。
市町村のホームページに載っています。
ここのメリットは、親しくなれば、いろいろな種類の菊の挿し穂がもらえるかもしれないということです。

一鉢しか育てていないとなれば、汚くなった葉を取り除かないと仕方がありません。
菊と百合だけは、葉がなくても、蕾があれば、花は咲き続けます。
花の方が葉より強い性質も持ち合わせています。

tomoko 2014/11/09(日) 15:53:24
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お菊ちゃん、回答有難うございます。
来年もう一度挑戦してみます。


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