挿し木のナエマの花

[園芸相談センター]の過去ログです

彩花 【関東】 2014/11/05(水) 11:02:03

春にさし木したナエマが1mほどになり、一度花芽を切り詰めたのですが今又花が咲き花が2つとつぼみが2つ有ります。
鉢は6号なのでかなり水やりが大変です。
植え替えまでと10号の土の入った鉢の上に置いて支柱を立てています。

ひとつの花はかなり膨らんでもう少しで咲ききるというところまでいったのですが周りが薄茶色になり萎びた感じになって咲ききるも前に切ってしまいました。
もうひとつの花も最初の花よりは開いて中が見えるのですが今一つ元気がありません。
2つの赤いつぼみは膨らんできています。

挿し木でここまで育った苗はあるいは初年度は咲かせない方がよかったのかなとも思いますが、冬に向かって今どのように管理したらよいでしょうか?

よろしくお願いいたします。

バラ薔薇 2014/11/05(水) 13:06:23

個人個人の趣による好みです。
私なら、そのまま見守ります。
急に冷え込んできましたから、花の色づいた蕾は萎びれ、開花途中で、花びらが傷みます。
結果的に、綺麗な花に咲かないことが多いです。
切り花にして、飾る方法もあります。
しかし、室内が暖房で、乾燥し、開かない時もあります。
15-18度前後の涼しく明るい場所なら、綺麗に咲く場合もあります。

陽のあたる軒下やベランダなら、冷たい寒気も緩和されますから、長く楽しめます。

>初年度は咲かせない方がよかったのか
この良し悪しも、個人の好みで、賛否両論あります。
アーチ・スタンドとして、早く大きく長く太くしたいのか、鉢植えなのでコンパクトに纏めたいのか等。

>冬に向かって今どのように管理したらよいでしょうか?
将来において希望する姿の方向性に沿った、仕立て方をすればよいかも。
一般的なネットで紹介されている積極的な人的バラの保護管理、又は、邪魔にならない程度に、手入れする消極的な保護管理があります。

バラは、消毒に始まり、消毒に終わるといいますから、年間を通じての病害虫の防除と、景観や開花の性質を見据えての仕立て方で、主に剪定する時期と切る位置次第で、来春の花が、綺麗に咲きそろうかどうか決まってきます。
どのように実施するかは、個人個人の考え方で、意見が分かれるところです。

コンパクトにしたければ、木立性の四季バラの年間管理を参考に。
概ね、それに合う品種を選んだ方がたやすくなります。
スタンダードや垂れ仕立ては、ある程度の小道具が必要になります。
高枝接ぎすれば簡単かも。
アーチ、壁面、フエンス、藤棚風系は、大きく育った時に絡まった蔓ほどきが面倒です。
概ね、冬に仕立て直す。これが面倒です。

仕立て方の種類
http://www.joyfulhonda.com/garden/flowers12/rose.html
スタカダード垂れ仕立ての小道具
http://blog.goo.ne.jp/tom33aa/e/d8858337dcba5fcb9c30b18bb0d4e5b5

いずれにして、長尺ものの鉢植えは、いずれはしなくてはならない植え替えに難儀したりします。
豪華になればなるほど、いろいろと難儀する傾向にあります。

バラ薔薇 2014/11/05(水) 15:42:16

>鉢は6号なのでかなり水やりが大変です。
>植え替えまでと10号の土の入った鉢の上に置いて支柱を立てています。

多分2重鉢にしているものと思われますが、できるかぎり、やめた方がよい。
植え付けてある鉢の大きさに比べバラが大きすぎての便宜的な計らいとは思いますが。
一時的なものとはいえ、月日の経つのは早いものです。
予定というものは、気持ちの上では確定していても、余程せっぱ詰まってこないと、体が動かないものです。
すぐに春が来て、そのうちに、1年が経ち、気が付いた時には、3-4年どころかあっという間に、10年も過ぎ去るものです。

その結果、根が上置きの鉢底から飛び出して、下の植木鉢の中で、根が繁茂してしまいます。
ややもすると、上の植木鉢には、必要な根が萎えてなくなり、下の植木鉢にだけ、植え替え時に必要な根が生えている状態となるかもしれません。
まだそれだけなら、それなりの対応の仕方がありますが、上の鉢底鉢の底穴より、太い根が下の鉢に、生えてしまえば、益々困難になります。
それでも、上の植木鉢が、陶器やビニポットなら割れったり切ったりすれば済みますが、プラ鉢なら、どうしようもなくなります。 割るに割れない切るに切れない、又根を切っても取り外せないことになります。

更に、一般的に、必要な根は、上鉢より下鉢の方により健全な根が育つ傾向にあります。

2重鉢にするのなら、鉢底石の軽石を半分程度入れ嵩上げするなどして、
月一回程度、上鉢を持ち上げて、鉢底を確認した方がよい。
それでなくとも、植木鉢から植木鉢に植え替えるにしろ、植木鉢から地植えにするにしろ、長く伸びた根は、邪魔になる。
又、バラの根は必要な細く細かい根が生えにくく、邪魔になる太い根が育ちやすいものです。
バラの植え替え適期は、一般的に、休眠期ですから、必要な細く細かい根は自然消滅している状態ですから、なおさら不安になったりします。

一般的には、1月植え替え2月剪定といわれています。
植え替え時には、同時にすることが多いです。植え替えない場合の剪定は、芽吹き1ケ月前がよいようです。早いと新芽が大きくなり寒波で傷む。遅いと2番花が晩春初夏の暑さで汚くなる。
更に、1月は、寒いし冷たい時期ですから、嫌な時期です。

ここが、新規植え付けと生育環境の改善植え替えの違いです。

一寸気になったので。

スタカ は 
スタンですね。

gardenfan 2014/11/05(水) 23:19:28
ナエマは香りも良くてデルバールの一押しのバラですが、シュラブ仕立てにするのと強剪定でHTなみにするので全く違う花になります。
私は三芽残しの強剪定で咲く花形が好きなので、ツルバラ仕立てにはしていません。

彩花 2014/11/06(木) 07:06:52

バラ薔薇さん、gardenfan さんありがとうございます。

薔薇はアンジェラやピエール.ド.ロンサール、カクテルを育てていて5年目になります。
通りに面していて塀の上からよく見えるようにつるバラを選んでいました。

ナエマは台を高くして強剪定でHTなみに育てるつもりですので挿し木して最初のつぼみは剪定しておいたのですが、他の枝からつぼみがついたので花が見たくて咲かせました。

鉢は勿論このままのつもりはなく冬に植え替える予定です。

gardenfanさんのように『三芽残しの強剪定』で育てていきたいと思います。

軒下の我が家では一番暖かい場所に置いていますのでこのまま見守ろうと思います。
ただ、咲かせると根や枝の充実があまり期待できないかなと不安になり質問させていただきました。

ご丁寧なアドバイス感謝です。

gardenfan 2014/11/06(木) 21:56:19
ナエマは四季咲き性が強いので今蕾があるのであれば、開花させて楽しんで下さい。この時期に蕾を削除しても咲かしても枝の充実に影響はありません。

デルバールの欠点といいますが、秋に咲かない品種が多いです。昔からHTのアンペラトリス・ファラーやラ・マルセイエーズなども盆前に剪定しないと秋に咲かない品種が多いです。シュラブのコンテスドセギュールなどもシュートが1.5mほど伸びますが結局冬まで伸びますが咲かないバラが多いです。

gardenfan 2014/11/06(木) 22:02:11
ナエマは強剪定していますので、鉢植えで管理される方が楽ですよ。

香りを楽しむだけなら地植えして接ぎ木部分は必ず埋めて下さい。花数を稼げます。
我が家のナエマは埋め方が浅くてカミキリムシにやられて枯れてしまいました。その時に枝を剪定したものを挿し木にしてなんとか残っています。

彩花 2014/11/07(金) 18:05:29
[[解決]]
gardenfanさんありがとうございました。
大変参考になりました。


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