八重咲きカロライナジャスミン

[園芸相談センター]の過去ログです

リラ 2014/10/26(日) 11:08:22
鉢植えで、夏の間はほとんどベランダに出していましたが、寒くなってきたので10月に入ってからは室内で管理しています。
今年は蕾がどんどんついて、今ちょうど咲きだしているのですが全体に元気がなくなってきました。
夏の間コンスタントに週一で液肥(ハイポネックス)をやってきましたが、室内に入れてからは少し控えめにしています。
植え付けている用土は市販の花と野菜用の土です。
置き肥をした方が良いのか今とても迷っています。
どうか詳しい方ご指導ください。
葉はポロポロと落ちやすくなり、先も枯れているものが出てきています。
なんとか綺麗に咲かせたいという一心でメールさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
ちなみに、夏の終り頃に一度植え替えをしていますので根詰まりはないと思うのですが・・。

カルロス 2014/10/26(日) 16:03:58

過保護に管理しすぎなのかもしれません。
つまり、水の与え過ぎにによる、根腐れ・根の衰弱。

これから寒くなってきますから、多くの方が室内管理へと移動されることでしょう。
ここで、問題となってくるのが、保湿管理です。
女性に例えれば、夏場の日焼けか冬場の乾燥肌荒れかに相当します。

室内管理(室内環境)と草花への影響。
冬場の室内の環境としての問題は、主に2つあります。

1)温度の気配り

寒暖差(寒暖差率)が、寒暖計の置く位置と時間と人の行動で、激しく変動する。この寒暖差に敏感な植物も多い。・・・感情の激しい人より平常な人の方が親しみやすい。

窓際なら、昼間は太陽が当たっていれば、暖かくなり、夜は冷たく寒くなる。・・・夜は窓際より50cm〜1m前後離す。
床下は寒く、天井は暑い。・・・床より1m上へあげる。
サッシの隙間風が底冷えする。空調のon off・ドアや窓の開閉で、冷気が流れ込む。・・・・気配りがいる。

カロライナジャスミンは、霜・凍結・冷気乾燥の季節風さえ少しだけ気配りすれば、冬場の屋外でもよく、比較的抵抗力がある。
陽だまりの軒下やベランダでよいのでは。

2)保湿管理の気配り。
これにも主に2つあります。

2-1) 地上部の乾燥(大気湿度) 植物により、霧吹きで対応したりします。目的は異なりますが、冬場の大気湿度は、気象ニュースでも、冬場には、特別に発表されています。(空気が乾燥していますから注意してくださいなど)
毎日見ていることですから、気が付きそうで、あまり意識しないことです。

2-2) 一番厄介な問題として、見えない事から、土の中の根の保湿問題が簡単には解らない。
良く「表土が乾いてから・・・・」という便利な園芸専門の言葉があります。これは、方便まやかし・プロ用語であって、初心者にはブリッ子的な言葉です。
必要な保湿は、根の保湿であって、土の保湿ではない。
根にとって、多からず少なからずの水分。

水分が多いと水虫やふやけて感染症を引き起こして皮膚ただれを引き起こしたり腐ったり(おむつかぶれ)、又酸欠で窒息する。

夏場なら、高温蒸れを防ぐために、土を冷たくすればよい。涼しく保護する。又、高温乾燥に対する気配りをする。(水遣り回数が増える)
冬場には、屋外なら凍結乾燥・季節風乾燥がある。

室内は、冬場ですから気温も低く大気蒸発も少なく、成長も緩慢で草花からの、水分消費もきわめて少ない。
それ以上の影響は、室内は微弱な上下対流風しかない。又は空調やドアの開閉や人の動きによる部分的な微風しかない。
もっとも効率的で必要な横風がない。
これは、地上部には影響が大きく、土の表面に少しだけ作用しても、根には、全く影響しない・乾かない。
反面、栽培者は、惰性で水を与える。しかも、夏場と違って、土砂を洗うようにドボドボとは与えない。これでは、台所の洗わない布巾のようなものです。(雑菌ウヨウヨの湿りっぱなし状態 夏場なら洗濯機で洗っても干さなくて洗濯機のなかにほりっぱなしとか、室内での物干しのイメージ)

土の中、根の保湿がどうなっているかを確認して、適切に水やりをする必要がある。・・・湿度計代わりに、木の割り箸を刺しこむとか、表土を少しほじくるとか、表土や地上部の微妙な変化を見極めるとか
肥料や栄養剤などどうでも良い。 根の保湿(草花の的確な水分要求度)が気温の低い冬場の室内管理として、休眠期停滞期の一番大切な管理です。

その他として、保湿管理と裏表になりますが、土の中(根)に新鮮な酸素をいかにして、供給するかということにもつながります。
水遣りは、水分補給の目的と、土の中の空気の換気という役目も併せて持っています。
何でも、淀む滞れば、腐る。陳腐化する。衣装なら黄ばみ色褪せや虫食い流行おくれ。経済なら景気が悪くなる。金属なら錆びる。電気製品なら故障するし、携帯なら電池が壊れる・電池切れする。
鉢植えなら、根が腐る・黴が生える・雑菌や不快虫が繁殖する・悪臭がする。人なら循環しなければ、死ぬ・細胞壊疽を引き起こす。
程よく循環する・させることが必要です。

地球も回っている、太陽も宇宙も回っている。回すことが自然な摂理です。更に回すことにも程度がある。ほどほど・適切等。
この「ほどほど」ほど難しいものはない。 大阪では、この絶対条件を一言で、「間(ま)をとる」といっています。これが成否を決める一つとも言われています。

ごんた 2014/10/26(日) 16:08:10
日光不足でしょうね。少なくとも半日は日のあたる所が望ましい位日照を好みます。
室内に取込んだことで環境が替わったためである可能性が大きいかと。水やりや肥料も、戸外に置いていた時、暖かい時と同じだと根が傷む可能性があります。水やりも多すぎる(または少なすぎる)のかもしれません。
つまり、室内では戸外と同じようには育たないということです。
寒さには強い方なので、寒冷地でなければ、寒風や霜に当てなければ戸外で越冬も可能です。

リラ 【北海道】 2014/10/26(日) 19:14:25
カルロス様
 
人への喩え、とてもわかりやすいご説明でした。
また、置き場所や風通しの大切さも良く理解できました。
「ほどほど」ほど難しいものはないとのお言葉を頭に、もっと植物全体をよく観察しながら手入れをしていこうと思います。
いろいろとご親切な御助言、本当にありがとうございました。

リラ 【北海道】 2014/10/26(日) 19:19:11
ごんた 様

初めは私も日照不足かと思いましたが、一応窓のそばで半日くらいは日が当たっています。
ただ、外との環境の差と言うことでは大いに思い当たる節があります。
北海道なので、このまま室内で注意深く見守ろうと思います。
ご親切なアドバイスをありがとうございました。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2014/10/27(月) 11:23:03
リラさんと同じ北海道在住です。
同じ道民として感じたことは、元々熱帯自生の植物を室内に取り入れるには今年の10月では遅すぎたのではと感じます。それで屋外と室内の気温差が大きくあきすぎて結構体力を消耗してしまったのでは・・・。

北海道で冬越し出来ない植物の室内の取り入れ期は普通の宿婚草なら10月でも間に合うと思うのですが、熱帯植物を屋外で栽培していた場合はまだ屋外と室内との気温差の少ないかなり早めのうちから取り込んだ方が良かったと感じます。私の場合はその体力消耗をなるべく少なく抑えるためにも9月のはじめくらいの「夏が終わったな」と感じた頃に熱帯植物は早々に室内に取り込んでしまいます。今年は屋外に出した熱帯植物はなかったのですが、今年はお盆が過ぎたら早々に涼しくなってきてしまったのでもし屋外に出していた物があればいつもより2週間くらい早く取り入れていたと思います。

私の家には毎年の今時期の寒さの違いを感じるのに目安にしている宿根草があります。
この植物は特定の品種だけが北海道のこの辺りでは実が熟すのがギリギリで(同じ種でも別品種なら早めに実が熟します)、晩秋が暖かい年だと実が完全に成熟し黒くて固い種子が沢山採れるのに、早くから寒くなると実が熟さず中の種子が白くて柔らかくほとんど採れずに終わります。今年はその実が熟さずにいつまでも種子が白いままなので、今年はいつもの年よりも早くから寒くなっていると思います。

どんな植物でも急な環境変化に対しては弱いものですが熱帯植物だと北海道では温度差というのがかなりダメージになります。その植物の耐寒性の度合いと、北海道のお住まいの地域の夏の気温によっては屋外に出しての栽培は難しく、私の住んでいるところだとその日の予想気温によって屋外に出したり入れたりの物も。完全室内栽培する家も多いです。道南や札幌あたりだと人が暑いと感じる期間が長めなので熱帯植物の出しっぱなしができるのでしょうね。真夏でも暑く感じる日の極端に少ない寒い地域(釧路・根室地方あたりは真夏でも霧が出ればストーブを炊き厚着するそう)だと熱帯植物は完全室内栽培だと思います。

あと、熱帯植物の場合は室内でも昼夜の置き場所はできるだけ変えて下さい。ずっと置きっぱなしにできるものは多肉植物などくらいであまりありません。
なるべく日差しをあてるためにおそらく窓辺やベランダ傍などに置かれていらっしゃると思いますが、昼間は良くても夜のその場所は結構寒いくガラスが冷気を伝えてしまい易いんです。耐寒性のある植物なら厚手のカーテンを使えば別に問題ないのですが熱帯性の物だと冷えて植物の柔らかい部分の細胞レベルから痛むものも多いです。
夕方〜朝までの夜間は窓辺から部屋の暖かいところに毎日移動させてあげて下さい。直接床に置くと床から冷気が伝わる事もあるので床から一メートル近く高さのある場所が安心なのでテーブルの様な物の上が良いと思います。二階のあるお住まいなら二階に置いて管理するとかなり楽です。

あと、北海道の冬の室内はかなり乾燥しがちなので、植物の傍に温・湿度計を人の目線高さくらいに設置し湿度が低いときには植物のために調整してあげて下さい。加湿器が近くにあれば良いですが(ミストを植物に直接当てないこと)一日に数回霧吹きを全体にかけてあげたり、近くに厚手のバスタオルを濡らしたものを吊るしておく工夫でも湿度補給ができます。

まずはカロライナジャスミンが好む環境を調べてみて、冬の室内がそれに近い環境に保てるようにしてみてください。体力が戻ってくれば新たに脇芽など出てきて持ち直してくれると思います。北海道の冬の室内は本州の室内よりも暖かいので日差しと湿度さえ足りれば熱帯植物には最適な環境で、私の実家では真冬にハイビスカスが盛んに咲いていました。もしかすると元気な株ならカロライナジャスミンも真冬に咲いてくれるのかもしれません。

毎日のお世話が大変かもしれませんが、まだ持ち直せそうと思いますので温度・湿度に気を付けてあげてみてください。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2014/10/27(月) 11:53:23
追記
大事な事を書き忘れました。
熱帯植物を室内栽培の場合、暖房は夜間も入れっぱなしにして下さい。マンションの3階以上のお住まいなら階下の暖房熱が床に伝わるので必要ないですが、一戸建てや2階までの高さだと夜間の冷え込み(特に明け方にかなり温度が下がる)が熱帯植物に良くありません。
もし、夜間に暖房入れっぱなしが無理なら、植物用ヒーター使用や植物用育成ケース(セントポーリアやランに使うガラスで囲われた花用の棚)の使用などが必要です。

ストーブなら火の勢いは微小で、床暖房でも最低レベルで入れっぱなしが良いです。地域によっては夜は火を焚かなくてもある程度の温度は保てるかもしれませんが、耐寒性ギリギリの温度で保っていると思いのほか冷え込んだ一晩が一度あっただけで熱帯植物が「シバレ枯れ(植物に透明感が出て柔らかくなり、それが元に戻らず枯死する)」することも。
私の体験では急な出来事で真冬に一泊二日ストーブを切って留守にしたところ室内の植物が全滅してしまいました。昼間は日差しがよく入りストーブを切っても大丈夫なくらいなので夜間の寒さが原因だった様です。それからは冬は一泊以上の留守はしたことがありませんし(今はペットもいますし)、留守でも暖房は微小でつけっぱなしです。
一冬分の燃料代がかさむので、この辺では真冬でも夜間は暖房を消す習慣のあるお宅だと(早朝に火が付くタイマー使用)冬に充分な温度が必要な熱帯植物はあえて避けているという事も珍しくないです・・・。

カルロス 2014/10/27(月) 13:09:23

ついでに、太陽の恵みと冬場の室内管理について
冬場の太陽の恵みは少ない。
地球が傾いている関係で、四季があるのですが、これが冬場には禍する。

1) 青空が見渡すような晴天の日が少ない。太陽全体が見えるか見えないうちに、すぐに、かくれんぼ遊びをする。もちろん曇りや雪雨の日も多くなる。・・・日数の問題

2) 昼間の時間が短い・・・時間の問題

3) 太陽の角度の問題として、太陽が低い位置で移動する。
  室内なら、最近の窓(開口部)は、少なく小さい。・・・採光部が狭い暗い。(表向きには、耐震化対策と断熱効率対策と建物構造の流行、裏話として、コスト削減と消費拡大の経済効果狙い。)
  更に、入射角が低い位置に有る。従って単位面積当たりの光の束が少ない。(影が長い・影の明暗が薄い)
  更々に、光の移動時間が早く、同じ位置で最も明るい光がとどまってくれない。 一つの固定した植木鉢に対して、日陰時間が長く短時間日が当たれば、すぐに日陰になる。従って、日の当たるように、植木鉢を常に移動しなければ、日が当たらなくなる。 植木鉢に日が当たるようにしたければ、5分毎に、太陽を追って植木鉢を移動しなければならなくなる。

と誰しも初歩的な常識として、解っていても、理解しにくい・無視されている要因です。
 知識と実務の乖離現象と、私は言っています。

ここに、良くぶち切れる ことが多発する原因です。
昔は、アドレナリンが高まるとか、頭に血が上るとか、頭にくるといわれていました。 この時点なら、なだめ沈めて未然に防げることもできた。
今は、瞬間的に、ぶち切れるんだから、防ぐことはできない。
更に、脱法ハーブや痴呆徘徊のように、自覚がなく本人であって本人でないのだから、防ぐことはできない。

昔は、世間体が悪いとして、蔵や座敷牢に閉じ込めたものですが(正当防衛・自己防衛・他人への危害防止)、今は人権無視として、犯罪行為とされている。司法当局も医療現場も混乱している? ある目的で混乱させている!!  。

簡単な知識でも、一度振り替えて、知恵として、利用できるようにした方が望ましい。
日常体験している、身の回りのことに、置き換えるとか。
私も、複雑に表現していますが、 何でも単純方程式に置き換えれば、理解しやすいかも。 
私は、ややこしく複雑なことは、何でも、2+3=5 2*3=6と簡単なものに、置き換え考えています。我々は3.5次元の中で生存していますから、
少なくとも、3方向から見れば良い。3つの要素さえわかれば、何事も解決するものと信じ切っています。
3つ以上の事は私には、理解できないからです。かろうじて4次元までなら理解できても、5次元以上の世界なんて、想像すらできません。
唯一例外として、理解できる最大の多次元でも、第六感の存在までは、体験や体感としてある。・・・・見えない感じない筈の気配として、壁の向こう側が見えるときがある。見えない真後ろからの攻撃が見えるときがある。暗闇で草ぼうぼうで足元が見えないのに、この先にトラップがあるとか。確認すれば、やはりトラップを発見したとか。
その反面、足の小指を打撲したり、頭を強打したり、クモの巣が顔にまとわりつくなどもある。

常に観察して、シンプルに考えて、一つ一つ解決していかない事には、次へ進まない。
と思い込んでいます。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2014/10/27(月) 21:01:57
カルロスさん、冬場は日が短く日照量が不足することは確かにそうなんですが、それが結構足りることも北海道や東北では地域や事情によりあり得るんですよ・・・。

北海道や東北は雪が降り積もり冬中溶けません。そこへ晴れて太陽が出てくれば日光は雪で乱反射し、下方向からまでも照らされることに。このおかげで宅地の密集していない所の一戸建てやマンションの低層だと光が全方向から窓やベランダを通し室内に沢山入ってきます。
屋外のその光の量たるや晴天の昼間に屋外に数時間いれば雪目(目の角膜の熱傷)になってしまうほど。もし肌を出していれば日焼け(雪焼け)もしますよ。このおかげで真冬に窓際にある多肉植物がこんがりと茶色く葉焼けしてしまうんです。

北海道の庭は冬場は除雪した雪の仮置き場になります。なので邪魔になる大きな木を植えず、ツツジなど低木の雪囲いをしっかりするところも多いです(除雪した雪は重いので雪解け時に徐々に沈み木の枝を下に引っ張り折ります)道路に面していれば道路際に集めれば除雪業者に頼んで運んで行って貰えますが、庭に置く家は頼まず溶けるまで積みっぱなしに。この庭に積み上げた雪の存在というのも、積もる以上にその庭の家に日中に充分すぎる日射量を届けてくれる理由。狭い住宅街でない限り大抵南側に庭を作る家が多く、ベランダや各部屋の窓を南側に大きく設ける家が多いのも(窓はサッシで2重窓。ガラス自体が2重ガラスのところも)更に好条件となります。

あと、北海道は面積がとても広く(他県が2つ分はあります)三方を海流が違う海に囲まれているので地域ごとに年間の気候などが違います。寒さの度合いもかなり違いますが特に極端なのが降雪量の違い。大雪山を挟んで西側は降雪量が多く大量の雨や雪が降り積もります。そのおかげで麓は北海道で一番の稲作地帯。近年コシヒカリに負けない味の米も沢山採れています。
大雪連山のあまりの高さと範囲で雨雲や雪雲は容易に山を越せずに山で大方が降ってしまい、そのおかげで雨雲・雪雲は減って大雪山以東の地域では年間積水量が少なく、冬は大吹雪でもない限りは平均積雪量は1メートル少しのところも。
山から東に離れれば離れるほど降水量は減るので、それに伴い晴れる日が多い。オホーツクブルーと呼ばれるほどの晴天が長く続くので前は北見市の大学でソーラーカーの研究が盛んでしたし、昔から一般住宅で屋根にソーラパネルを設置しているところも多く、近年では酪農家や農家も大型のパネルを建てて作業や畜舎に活用しています。ここ数年ではソーラー発電の企業が進出してきて田舎の土地の広い場所に沢山巨大採光パネルを林立させています。
リラさんのお住まいが北海道のどの地域かまではわかりませんが、冬に雪が長期間降り積もる事のない関東から西のあたりよりは、北海道は極端に多いのでは無いにしても積雪からの乱反射のおかげで室内への日照量が多めなんですよ。

北海道の建物の構造が日が低い方が室内に日光が入り易くなっている構造なのか真夏だと昼間窓辺から少し離れて座っていると太陽が見えませんが冬場は昼ごろに室内に居て太陽が見えてまぶしく感じることも。そういう事情も、冬に温度さえ充分あれば熱帯植物が育ちやすい事に関係してるのかもしれませんね。

こちらでは春植えの玉ねぎの種まき時期は厳冬期の2月。ビニールハウス支柱の周囲と中を除雪し分厚いビニールを張れば土はすぐ乾き、中に二重の支柱のトンネルを設置して苗床を作れば(ビニールを二重張りして保温を図る)、2月の日の短い時期でも夜間の保温の作業にだけ気を付ければすぐに芽が出て緑濃くスクスク育ち、3月に入れば外は雪が積もって寒くても支柱を刺してある根元でタンポポが咲きます。冬でも中は日中汗をかくほど暖かなので、冬季ゲートボール場にとビニールハウスを利用することも。

私は本州に住んだことが無いので、本州に住んでいる人だと常識な事が分りません。おそらく住んでみると意外と思う事が結構多い事でしょう。案外、実際にそこに長期間住んでみないことには定説にあてはまらないことへの理由はわからないものですよね・・・。

リラ 【北海道】 2014/10/28(火) 12:03:13
[[解決]]
ばんざいうさぎ様、カルロス様
とても熱いメッセージをありがとうございます!
お二方の仰る通り、ひとつひとつ何故この植物はこうなったのかと自分で考えながら、よく観察しながら育てなければ思うように成長してはくれないものなのですね。
基本的なことでしょうが、無頓着すぎたこと・・反省しきりです。

ばんざいうさぎ様は同じ北海道にお住まいとのことですが、まさに室内の日当たりはご指摘の通りです。
夏は窓辺でも当たらない日光が冬にはずいぶん部屋の奥まで届くので日照時間は思いのほかたっぷりあります。
これからは湿度の方にも気を配って管理したいと思います。

こちらにご相談して、皆様からこんなにご親切なアドバイスをいただき本当に嬉しいです。
あらためて感謝申し上げます。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター