ドドナエアが育ちません

[園芸相談センター]の過去ログです

しーちゃん 【近畿】 2014/10/20(月) 20:29:45
西側の庭に地植えでドドナエアを育てています。隣は、コニファーですが、間隔は1メートルあります。現在は80センチぐらいの高さで、2年半になります。こん回で3度目になりますが、毎回3年ほどしかもちません。葉がしわしわに縮かんできてだんだんと落ちていきます。今回もいつものように葉が落ちてきました。根に原因があるのか、病気なのかわかりません。何か対処法があれば教えてほしいです。

都々萎遠吾 2014/10/21(火) 00:24:26

草花というものは、何でも生きて子孫を残す本能があります。(生存本能)
反面、目的半ばで、途絶えることも多い。
つまり、育つときはほったらかしでも育つし、育たないものは、どのような手立てをしても、育たないものです。
しかし、何とかしたいという、人間の欲望もあります。
途絶えるものは、延命させたい・復活させたいと思うし、良いものは、更により良くさせたいものです。

趣味の園芸としては、育て方や増やし方には、興味があります。
更に、時として、病害虫の防除にも興味が湧きます。紹介サイトも星の数ほど豊富です。
しかし、枯れた弱った時の、現況観察や顛末には、興味がないようです。
諦めがよいというか、気前がよい。
大阪には、浪速商人として、転んでもただでは起きない 下りがあります。
植え替えにしても、枯れたにしても、根を観察すればよかったかも。
地上部は、それとなく日々観察していますが、地下部はよほどのことがないと解りません。

さて、本論に戻って
いろいろな原因もあるでしょうが、興味半分でネットサーフしたところ、次の点に着目しました。
地植えであっても、寄せ植え風より、単独植え管理が良いように思われます。どちらかといえば、鉢植え単独栽培に向いている。
1)根の住み分けに弱い。競合性に弱いように、推測されます。
2)特に、保湿面? 土壌の排水性
3)苗木の生産者環境では、よくても、環境変化に弱い(数年後に弱い面がでる。順応化の危弱性)・・・・自己挿し木や実生なら、馴染む草花も多い。

その根拠・理由づけサイト
目的は、暇なので、植え替えたというブログですが、相当排水の良い土に植えている。(本来の趣旨は、根つまり・根が回りすぎていることを紹介している。)
http://cozylifegarden.blog.fc2.com/blog-entry-52.html

環境設定の解説図
耐塩性(つまり海辺は砂地なので、排水がよい) と 水はけがよい土(補足説明として、こだわらなくてもよいとある。)に、こだわった方がよいと推測しました。
http://www.mindomo.com/mindmap/mind-map-71c48923bc454ecd98e64099dd5b1f9f

私は、オーストラリア原産の文字には、トラウマです。
又、次のサイトを紹介するには、抵抗がありますが、ほかに見つけられなかったので、仕方がないですね。(海外サイト)
くれぐれも誤解のないように、慎重に理解し、更に詳しい根拠を確認してください。(特に食用部分と薬効部分に関する解説。できれば、この部分は、読まない方がよい。知らない方が良い。)
自然伝播 遠き島より流れ寄る 椰子の実一つ・・・・
この部分のみにしておいた方がよいかと。http://www.prota4u.org/protav8.asp?g=pe&p=Dodonaea+viscosa+Jacq.

中ほど以下 Other botanical informationから・・・

ということで、植え付ける場所? 穴は、地下水脈・雨水の排水・滞水性を確認の上、その部分だけ、大きく広く深く排水の良い砂地に改良した方が良いかもしれませんね。
話は変わって、先日のTVで、土壌環境が安納芋(サツマイモの品種)の甘さ(吹き出すような蜜濃度の豊富さ・追熟)を支える・・と放映さていました。
このように、敏感な性質があるのかもしれませんね。

ついでに、つい最近も、花友に依頼されて、花壇に穴を掘ったところ、20cmも掘れば、水が湧きだしてきました。付近を見れば、廃土の山があり、其処から、雨水が流れ込んでいるようです。
仕方がないので、山高状に客土して花壇にするか、鉢植えにしたらと助言しました。(地下水脈)

しーちゃん 2014/10/21(火) 23:04:57
都々萎遠吾さんへ
「地植えであっても、寄せ植え風より、単独植え管理が良いように思われます。どちらかといえば、鉢植え単独栽培に向いている。
1)根の住み分けに弱い。競合性に弱いように、推測されます。
2)特に、保湿面? 土壌の排水性
3)苗木の生産者環境では、よくても、環境変化に弱い(数年後に弱い面がでる。順応化の危弱性)・・・・自己挿し木や実生なら、馴染む草花も多い。」
とても参考になりました。
前回に枯れた時も根はあまりはっていなかったです。
今度は鉢植えで育ててみます。ありがとうございました。


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