ロータスブリムストーンが枯れ始めた原因が知りたいです。
うちだ
【関東】
2014/10/17(金) 13:13:01
今年の4月ごろに苗で購入し、元気に育っていたロータスブリムストーンが、
9月末ごろから元気がなくなり枯れ始めてしまいました。
原因を知りたく、状況をまとめますのでご指導いただけますでしょうか。
・購入は今年の4月。3株購入しました。
・マンションの庭で、3株横一列に並べて地植えしています。
日当たりの良いマンションの壁際です。
・買った頃は20cmだった背丈も、すくすく大きくなり、
1mほどまで大きくなっていました。
・初めに3株のうち左端の1株が元気がなくなり枯れました。
・丁度、ゲリラ豪雨が降り続いた時期だったので根腐れしてしまったのかと思い、
その後、鉢に植え替えて様子をみましたが枯れ切ってしまいました。
・同時に真ん中の株の左側(枯れた株のある側)がところどころ枯れているのが気になっていました。
・右端の株は以前と変わらず元気でした。
・しばらくして真ん中の株も枯れ始めました。
・真ん中の株の根を確認しようと掘り起こすと、赤紫色に変色しているように思いました。
正常なロータスブリムストーンの根の色がわからなかったので、
あくまで根の色が気になった程度なのですが。
以上がこれまでの処置です。
左の株から順に枯れているので、虫か細菌の病気を懸念しています。
植え替え時に昆虫がいるか調べたところ、
それは見当たりませんでした。
心当たりがある方、ご指導いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
たちつ
【近畿】
2014/10/17(金) 19:28:30
・
育てたことはないですが、検索方法が悪いのか、ロータスブリムストーン
で調べたら、情報が少なく原産地も名前もバラバラです。
とにかく、この植物に関しては、「枯れた」ということが多いようです。
原因の多くは、夏場の高温多湿による根腐れ。他に花後の疲れによる枯れ。などが見受けられます。
対策の多くは、気が生い茂ったら・買ったら・・・・挿し木して予備苗を確保するが多いようです。
中には、廃版植物として、一時中止したうえで(多分枯れることのクレーム系や相談が大方のか)、改めて、買い注文や問い合わせがあり、販売再開したというショップもありました。
もしオーストラリア系の原産地植物なら、私は管理が苦手です。
マメ科植物の中には、気難しい植物も多いです。
根系が特殊な構造になっているのかもしれません。
以前に、オーストラリア産のロータスという草花があったので、その新種?なのかと一瞬思って、どのような花か調べてみましたが、全く花姿が異なっていました。
調べついでに、気の向くままに、返信しました。
何でも、最初の植物は、種子繁殖とか、挿し木して、予備苗を確保しておいた方が、何か突発的な事故があっても、気が休まりますよ。
予備苗ですから、1-2本あればよいし、沢山増えれば、好きな時に、引き抜くなりして、生態観察ようにすればよいと考えます。
・
ばんざいうさぎ
【北海道】
2014/10/17(金) 23:35:09
私も地域的な気候から栽培は無理で実物は見ていませんが、ご相談内容を読んで、この植物の性質と照らしてみてちょっと気になった点がありますので書かせていただきますね。
ロータスブリムストーンとは、学名がロツス・ヒルスツスと言う植物の「斑入り葉品種‘ブリムストーン’」の事ですね。最近はロツスの呼びにくさからロータスの読みの方が流通名になっている様です。元々は地中海やポルトガルが原産国の物です。
この種は半常緑性多年草で外国ではグラウンドカバーに使われる事が多いそうですから普通そういう種類なら生育が旺盛でよく殖えてくれるはず・・・。でも日本では上手に育てられない事が多いのは、その植物の本来の性質を知らずに自分の好みの栽培形態で育ててしまう事と、日本の土質や気候、住環境がいまいちこの植物には向かない事があるのかもしれません。
日本では大抵鉢植えや限られた広さに植えることが多いことが枯れる誘因になっているのかもと感じられます。グラウンドカバーに向く外国の植物というのは、「とにかく広い範囲で水はけ良く、温度が適温な事」を望み、それが揃わなければ徐々に弱って消えていきます。
例えばシバザクラ。この植物も限られた範囲に植えられるのが苦手で鉢植えや、側に壁など高めに遮るもののある限られた範囲での場所と言うのは苦手です。運よく花壇の縁が低いのであれば枝茎が横に伸びて這って行って逃げ、もっと良い環境に生えようとします。
おそらく壁際に植えられたことで枝茎や根が伸びたい範囲が手前側に限られてしまい、一株中の根が平均に存分に伸びられなかったのが影響しているのでは・・・。それと土質も最適とまではいかなかったのかもしれません。クローバーなどマメ科で横に這って殖えて行く性質のものは案外痩せた土が大好きです。マメ科は空気中の窒素を取り入れられる物が多くて土にもともとある養分はほとんど必要としません。空気中の窒素は根に貯蔵されたりするので土に養分が元々や途中から多くては、かえって良くない様なのです。
痩せた土地にクローバーを蒔いて育て緑肥にする作業はこの作用を都合良く利用しています。横に這って行くと言うのは、ある意味「自分で土を肥やしてしまい、居心地が悪くなって元親だけの根ではやっていけなくなったので新しい枝茎や根をどんどん伸ばし別の場所に広がっている」のだともいえます。同じマメ科の這い性の種類なら元々肥えた有機物の多い土や、良かれと思い肥料を与えていた環境などだと本当は早く平均に広がって新しい茎や根が伸ばしたいのに元の株自体が早めに弱ってしまい広がれない可能性があるのではと思います。
主な原因ではないかもしれませんが、日本の気候も影響してるかも。確かに大雨や長雨などで土中に水分が含まれる時間が長すぎれば、地中海やポルトガルの気候とはあまりに違いあまり好まないでしょうし、おそらく日本の秋の、屋外の夜の温度は寒いのではと感じます。
それでも日本で育てられるとして売られているからには、おそらく周囲に何もない水はけのよい場所にあればそれほど影響は受けない事もあるのかと思いますが、今回は壁際に植えてますよね・・・。
壁というのは24時間の温度の差が結構激しいんです。朝晩は冷たいのに、昼間は日当たりが良ければ結構あったかくなる。春先に壁際だけ早くから雑草が生えてくるのはこの働きが日本の春に芽吹く植物には良い条件となっているのですが、外国産で日本の秋の気候を少し寒がる植物であれば気温の変動差が体力を余計消耗させてしまいます。
まだ残暑のある初秋くらいになら不調に気がついた時点で壁際から掘り上げすぐ傍には遮るものがない土があまり肥えていない広めの日当たり良い場所に移植すれば持ち直したかもと私は感じます。でも外国の植物なのと私は別地区に住み実物は育てていないのでそれが最適な事かは解りません・・・。
正直これからの気温を考えれば今の株の生存は難しいと感じます。もしまた購入して植えたいのでしたら、今度は日当たりがよく土が痩せている広めの場所でグラウンドカバー目的で植えてみてください。もし庭が掘り起こしたりが可能であればマサ土などが多めの土を一部入れ替えたりの工夫が必要かも。育て方に関してはシバザクラやクローバーの栽培などが参考になるかもしれません。マンションの庭ではそういう場所の確保が難しいのなら、都合によっては育てるのは難しい植物なのかもしれません・・・。
うちだ
【関東】
2014/10/20(月) 01:42:05
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丁寧にご回答いただき、
どうもありがとうございます。
勉強になりました。
枯れる原因を突き止めるのは大変なことなのですね。
みなさまのアドバイスからいくつかの候補はあがりましたが、
やはり解決策はみつからず、、、
日に日に弱まっているので、挿し木ができそうな枝を確保しようと思います。
この度はどうもありがとうございました。
ガーデニング一年生なので失敗しながら勉強していこうと思います。
華
【関東】
2014/10/22(水) 22:30:04
長い間育てています。
植物が弱る原因はいろいろあるので、見てもいないのに特定は出来ませんが。
経験上、日当たりが良すぎると難しいのだと思います。
ずっと残っていて、毎年ベルガモットに良く似た白い花を咲かせるのは半日蔭に植えている株です。
株分けも容易ですし、そんなに難しい品種だとは思えません。
けれど、今年は日当たりの良い場所の株も夏越しして大きくなっています。
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