2度咲のキンモクセイ

[園芸相談センター]の過去ログです

とも 【近畿】 2014/10/08(水) 18:09:24
10年くらい前からキンモクセイを地植えしています。
今年は9月の頭からキンモクセイが咲きました。
なぜか全く香りがしませんでした。
今日キンモクセイを見たら枝にぎっしり花芽が付いていました。
今まで2度咲いたことはありません。
毎年11月に咲くのが普通です。
3本ある内の1本だけそうなっています。
他の2本は別に異常は見当たらないので
天候のせいでは無いと思います。
何が原因なのでしょうか?

キンモクセイ金木犀 2014/10/09(木) 18:32:56
天候環境と生育状況が原因です。
花の付いた位置をよく観察すれば、理解できると思います。

一般的には、新旧ほぼ同時に開花してしまい、明確には2度3度咲いても
気が付きません。
一週間間隔(初花が散った後で2番花が咲き、その後3番花が咲くなど)で、咲くとかになれば、気が付きますが、2-3日のずれでは、気が付きにくいものです。


大阪での明確な2度咲は、去年が、多かったように思います。
今年は、区別しにくかった。
当家では、9月17日に1回目が咲き出して、そのまま満開になり、満開直前に2回目が咲き出しました。
香りの強弱で、気が付いた。
今年は、去年より香りが強かった。 香る時かおらない時が明確でした。

年により先に咲く花の位置と日にちは変わりますが、 葉のある枝に咲くのが本来の咲く位置でもっともよく咲く。その下(枝又下)の葉のない部分に咲くのが、去年咲かなかって、今年に咲いた部分。
3度目は、天候次第で、今年(最初に咲かなかった)咲かなかった葉のある枝に咲く場合が稀にある。

金木犀の欠陥は、樹冠下・中の薄暗い部分の小枝が枯れこむことです。
育たない。 従って、花後すぐに剪定して、翌春に生えてくる新芽に、サンサンと太陽を当てることです。
この新芽が育つと秋に花が咲く。

とも 【近畿】 2014/10/10(金) 05:46:06
回答有り難う御座います。

去年はこんな事ありませんでした。
貴方が言うように連続で2度咲いたかも知れません。

今年の場合は、明らかに1度目が終わって10日くらい
経ってから現在の花芽が見えるようになりました。
今回はぎっしりと花芽が付いているので
9月に咲いた場所が何処か分かりません。

3本中1本だけが2度咲きとはびっくりです。
ただ、他の2本はまだ花芽が付いていません。
去年までは10月25日くらいに全てのキンモクセイに
花芽が付いていたので1本だけ狂い咲きしたのでしょうね。

病気で無ければいいので、もうすぐ咲く2度目の花を
楽しみたいと思います。

有り難う御座いました。

キンモクセイ金木犀 2014/10/10(金) 10:32:27
本日確認したところ、3回目の蕾が数枝確認できました。
蕾が白くなっているので、15日が開花予定か というところです。
蕾の位置は、枝の先端の葉から数枚の間です。一斉満開になった葉枝は長く、3回目は、葉枝が短い(成長遅れ)

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キンモクセイ金木犀 2014/10/15(水) 22:22:16
台風前の12日と台風後の15日に、大阪市内他の金木犀を観察してきました。
約150本を見てきましたが、今年はほぼ100%度咲きしていました。
2度目は今満開です。 台風の雨風により1度目の花カスが洗い落され、
ひときわ鮮やかに見えます。又大気湿度が高いので、香りも開花場所により強く感じられます。
金木犀・銀モクセイ・薄黄(緑かがったクリーム色)花咲モクセイも2度咲していました。
ということで、今年は開花期間がずれて、一度目が咲き終わってから、2度目開花とその期間が長かった事と台風で、綺麗に掃除されたことで、
開花度数の区別が明確な年でした。

ここで新たな疑問が湧いてきました。

必ずしも、

開花しなかった枝(新梢)に、2度目(私流には3度目)が開花するのではなく、1度目に咲いた花カス付近に(ほぼ同じ場所)に、新しく蕾が芽生え咲いているということです。
建築に例えれば、増築や移設ではなく、旧家屋を取り壊し、同じ場所に新築するイメージ。

この現象は、ほかの花(植物)には見られない珍現象といえるでしょう。

とも 【近畿】 2014/10/25(土) 08:20:43
[[解決]]
有り難う御座いました。
近所(数カ所)のキンモクセイは
普通に1度咲きだったので
私の家のキンモクセイだけが変だと
思っていました。
ちなみに私の家の金木犀の花は終わりましたが
近所のキンモクセイは今が満開です。

キンモクセイ金木犀 2014/10/25(土) 21:10:38
相性がよいというか、タイミングが良いというか
本日タマタマ暇だったので、追跡調査してきたところ、開花枝数と花粒は少ないですが、満開です。
開花回数の数え方基準にもよりますが、今大阪の開花しているのは、3回目と四回目だと考えます。

私自身も、明確に定義付けしていないのと、桜の開花基準の樹ように、基準として指定した指標木を毎開花別に追っていないので、レボートとして、正確さに欠いています。
1) 開花(満開と認識できる程度)を数える目安として、一回目と2回目の間隔が少なくとも1週間以上あける離し、明らかに、一回目の花が終わった状態の期間が確認され、その後新たな蕾が生えて2回目の満開になる。
更に、
2) 花の咲く位置の生理生態が、明らかに違うと思われた時に、N回目と加算する。

多くの場合には、2)のときに同時に開花するので(人の感受性として自然に受け取る)1回目2回目と数えずに、1回目と数える。
ここに人それぞれの感受性がある。

ここ数年は、1回目と2回目の間隔が1週間以上と長く。最近は、キンモクセイって、2回咲くと感じる人も増えてきました。
今回、私が4回目というのは、又は、3回目と4回目が同時に咲いていると感じたのは、
4回目の花の位置が、2回目と異なり、前回満開になった枝(枝先に咲く)
のハナガラ(咲き終わった花のカス)の直近下に、新たに蕾を作って咲いた。
この現象は、キンモクセイ以外に見たことがない。

通常花というものは、グラジオラスのように最初で来た蕾(株元に近い方の下の方から先端の上の方に向かって付き次々と咲いていく)の上に次の蕾ができる。
又は、バラのように、新芽が生えて、その先端に咲く。新芽が必要。

ところが、金木犀の4回目は、同じ枝先の前回咲いた跡の下に、新たな蕾集団を作る。つまり春に伸びた新芽の先端一枝に、先に先端に蕾を作り開花して花が終わり、その後その同じ枝の下に次の蕾をつくる。

整理すると
1回目は、去年咲かなかった前年枝の先端に咲く、1年遅れで咲く。
2回目は、今年に生えた新芽に咲く。
3回目は、今年に生えた新芽が遅れて咲く。成長遅れ。
4回目は、今年に生えた新芽で、前回咲いた小枝の開花済のハナカスの下に新たな蕾集団を作り花が咲く。

1回目と2回目は、ほぼ同時に咲くので、この時にキンモクセイの満開と一般の人は、感じる。
3回目と4回目は、又1回目は、咲く場合と咲かない場合があるので、通常無意識、無視される 従って金木犀は1回咲きとなる。
今年は、1回目(多花)と2回目(多花)と3回目(3回目と4回目が同時混在の少ない塊開花)が、明確に区別認識された。
3回目4回目は、今同時に咲いています。


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