あじさいの胚軸?茎?を折ってしまいました

[園芸相談センター]の過去ログです

【近畿】 2014/09/21(日) 08:47:24
先日、画像掲示板であじさいのクロロシスについて教えていただいた者です。

今回は、折ってしまった紫陽花についてお伺いします。
件の紫陽花の節間が狭く、葉が萎縮や変形するので、ぶつかりを軽減すべく、葉の様子をみていたのですが、

その際、根元の双手に分かれた部分を折ってしまいました。
双方、根元にはついている(根を含めY型で左側を折った)ため、お互いにくっついたまま自立はしているのですが、真ん中で割れています。
痛々しいです…。

この場合、折った部分を固定するか、切り取ってしまうか、どちらが適切でしょうか。
今はマスキングテープで固定しています。
また、切り取る場合は切った部分に処置は必要ですか。

よろしくお願いいたします。

アジサイ 2014/09/23(火) 22:10:11
どちらでも好きなようにすればよい。
アジサイは、大変丈夫な植物ですから。

アジサイは別にして、今後の事故処理の方法として、次の習慣(癖)をつけた方がよい。
1法) 幹が裂けた場合には、裂け目が渇かないうちに、素早くキブス処置をする。
乾いた場合には、切り傷を丁寧に削って、合わせ目がぴったりと合うようにし、木材部と樹皮の間の 形成層(細胞分裂組織) を合わせて、テープでしっかりと結わえ、その後添え木を付けて更に結わえる。

2法) 裂け目がきわめて低い位置の場合には、簡単に結わえて、其処まで
土を寄せて、埋め込むと根が生えてくるので、取り木繁殖する。

3法) 針葉樹以外なら、そこの位置で、カットし、切り口に、園芸用ボンド癒合剤を塗って、乾燥腐敗から守る。すると、新芽が生えてくる。
捨てる枝クズは、とりあえず挿し木して、挿し木の練習教材として利用する。

株分け・採り木(高枝採り木・低枝土伏せ)・挿し木・接ぎ木(切り継ぎ・寄せ接ぎ合わせ接ぎ・芽接ぎ)等の図解入りの解説サイトを暇を見つけて、散策しておいた方がよいでしょう。
ついでに、樹木系に関しては、剪定時期と花芽分化時期の関係なども。
花芽分化に関しては、時期と花の付く位置関係もあります。

草花に関しては、切り戻し(花後の再開花増進)とピンチ(花の咲く前の多花増進)など

これだけ理解し、自由に使えていれば、セミプロです。

後は、増えすぎるので、捨てる勇気があるか、譲る相手に苦労しないかですよ。

くうが 【関東】 2014/09/24(水) 05:58:01
折ったというよりも裂けたという感じでしょうか?
主軸から分岐した枝と主軸の境目が裂けたというような。
真ん中で割れているということは、割れた部分の面積はどちらも同じくらいと考えていいですね?

裂けてからどのくらい時間が経ったのかも知りたいところです。
それから地面からどのくらいの高さがあるところで裂けたのか、裂けた部分の長さ(傷口の大きさ)はどのくらいか。

今回の場合では方法は大きく分けて3つあると思います。
1 粘着性のあるテープや、接ぎ木テープで固定する。
2 主軸と思われる方の枝を残し、もう一方の枝は切り取り、挿し木する。
3 何もしない。

どれがベストかは上記した質問の答えの内容等により変わってくると思われます。

2014/09/28(日) 10:32:18
>アジサイさん
おっしゃる通り、紫陽花はピンピンしてます。
解説サイトは必要になるごとに適宜みていますが、一度しっかりみてみます。
3のボンドについては初耳です!
ありがとうございました。

>くうがさん
裂けたと表現するのですね。主軸からV型に分かれた2つの軸?を真ん中を主軸まで裂きました。
裂けてから7日、
地面との距離は…裂けた長さが2cmなので、
地面間近から2cmが裂けました。面積も同じです。

挿し木にしようにも、下まで裂けたので、お互いに主軸から根まで半分こになりそうなのです。
挿し木にしろ、固定にせよ、土に内面を晒すのは、ばい菌が入って枯れてしまわないか不安だったのですが、ボンドの存在をお聞きしたので、取り越し苦労だったのかもしれません。
紫陽花はぴんぴんしてます。

くうが 【関東】 2014/09/28(日) 17:52:26
>折った部分を固定するか、切り取ってしまうか、どちらが適切でしょうか。今はマスキングテープで固定しています。

私の提案した3つの方法ですが、1はもう行っている状態ですね。
2の挿し木は、これから行っても充分な発根は望めない場合もあり、そうなると挿し木の方を冬の間に枯らしてしまうこともあります。
3は、現在処置をしてあるので問題外ですね。

3つの方法はどれも間違いではないと思いますが、今回の場合は現在の植物の状態や季節等から、このままテープ固定でいいと思います。
ただし、来年になって裂けた部分より上部で生長が始まると、自重によってせっかくくっついた部分が再度裂けてしまうことも考えられますから添え木などで支えてあげないとならなくなるかもしれません。よく観察して適期に添え木をしてあげてください。
そしてアジサイは同じ枝に何年も花を咲かせていると、花房が小さくなったり咲きにくくなるので、定期的に枝の更新をすることになると思います。(ヤマアジサイの場合はこの限りではありません)
数年して枝の更新を行うときに、この裂けてしまった枝については根元より切り取ってしまうことを考えてはいかがでしょうか。

私も同じような状態にしてしまったアジサイを育てましたが、私の場合はそのままにしておきました。覆土し、発根させることも考えましたが、鉢が小さく、覆土が十分な量にならないためあきらめました。
裂けた部分は2cmほど髄が完全に見えており、外側の組織だけで2本の枝がつながっていました。1本はしっかりと立ち上がり、もう1本は完全に横になった状態です。しかし、どちらも生長し、次の年、そのままの状態で2本の枝とも花を付けました。

アジサイはかくも丈夫な植物です。
あまり気にせず、裂けた場所、季節等で固定するか切り取るか決めていいものと思います。

2014/09/29(月) 18:15:27
[[解決]]
>くうがさま
大変参考になりました。ありがとうございます。
添え木はすでにしていますが、様子を見てみます。
近くに新芽が複数あり、土で覆えませんので
来年、挿し木にするつもりで育てます。

ありがとうございました。


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